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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
安西水丸さんのイラストとの合作本。
書体や文字の大きさ、文章の長さ、イラストの内容等全てがばらばらで、ここに書かれているものは、書きたいから書いているという類いのものなのかなあと思った。
最後に2人の対談が収録されていたけど、エッセイというような立ち位置でスタートしたものだったのかね。
村上春樹が好きであろう人や物のお話、そして好きであろう、実体のない人や物のお話が、そう、お話が入った本だった。
聴きたくなる音楽、読みたくなる本、行きたくなる場所
読んだ後のそういったメモ書きが増えた。
『ジョン・アプダイクを読むための最良の場所』
『スパゲティー工場の秘密』
『マイ・スニーカー・ストーリー』
が特に好きだった。
象を作っている男の前に小人が現れてダンスする話がほかの短編集に収められていたね。
水丸さんのイラストが素敵です。遠近法もなにもめちゃくちゃなのになぜこんなに素敵なんだろう?今回は春樹さんが後ろに控えめという感じですが、でもやはり短文もうまいですね。やはりここにも普遍の登場人物たちが顔を出して楽しい。表題作で「40~50代のおばさん」という言葉に衝撃。確かにそうなんだけど、村上春樹に言われたくない・・・と苦笑してしまった。巻末の対談もまた楽しいですね。
この本は、はたして超短編小説なのか?エッセイなのか?それとも詩なのか?絵本なのか?
おそらく、そのどれでもなく、そのどれでもあるのだろう。
安西水丸の鮮やかなイラストの世界と、村上春樹のユーモア溢れる物語の世界がマッチングして、新たな世界観を生み出している。
『1973年のピンボール』にも登場する208と209の双子の姉妹や、『羊をめぐる冒険』『羊男のメリークリスマス』などでお馴染みの羊男など、村上ワールドの住人たちも登場し、不思議な安心感に包まれていく。
小説というかエッセイというか。
短編エッセイという感じ。
これも一日で読めるような量なので、読書苦手の方にお勧めです。
村上春樹・文×安西水丸・絵のコラボがとってもいい。どちらがメインというわけではなく、どちらも影響し、引き立て合っている。
気に入ったのは、春樹さんが引用した「時には人生はカップ一杯のコーヒーがもたらす暖かさの問題」という言葉。私もこういう場面に幾度となく出会ってきました。
また、引用で「人間というものはね、背骨のひとつひとつでものを考え、字を書くんだよ」という言葉。右半身が麻痺状態に陥って、私はこの言葉を悔しさや悲しみと共に深く噛みしめています。
2011.06.13 開始
2011.06.15 読了
水丸氏の絵のタッチが好きだ。
それぞればらばらに書かれた村上春樹の文章と安西水丸の絵をまとめたちょっと不思議な絵本
文章も絵も適度に力が抜けた感じなのがよかった
短くて軽い文章が多く、絵も多いため、気軽にペラペラ読めた
正直春樹さんの文章より水丸さんの絵のほうが好き。
カラー的にきれいで新鮮な絵がいっぱい入っていてうれしい。
開いて立てて飾っています。
■書名
書名:象工場のハッピーエンド
著者:村上春樹
■概要
短い短編が13篇ほど収録されている超短編集。
■感想
一般的には間違いなく読まれない超短編集です。
村上さん、もしくは絵を描いている安西さんのどちらか
に興味が無ければ全く意味を成さない本です。
ちなみに、私は安西さんの絵は好きではないですが
村上さんの文章が好きなので、読みました。
まあ、特に書くことはないですが、これを読むぐらいな
ら、他の本を読むのをお勧めします。
個人的には、"スパゲティ工場の秘密"、"鏡の中の夕焼け"
が好きです。
■気になった点
特になし
やっぱり村上春樹氏の作品が好きです。
ーーー
春がくるとジョン•アプダイクを思い出す。
ジョン•アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。
我々の頭の中には幾つかそのような連鎖が存在する。
ほんのちょっとしたことなのだけど、
我々の人生や世界観はそのような
「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする。
ーーー
○単行本:1983年12月
○文庫本:1986年12月
○分類:「素敵な絵と文書」の本
○私の偏見的感想
・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。
・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、誰かと一緒だったら、相乗りだったらと思って出来上がった、引っ込み思案なお二人だからこその作品。
・安西さんのイラストは、雑な様で実は緻密で、相変わらず良い味出てますよね。(うふふ)
・村上さんの文書はエッセイと言うより、小品集という感じでまとまっています。(ご本人は否定するでしょうが、個人的には非常に朗読向きな文書なので、敢えて詩集と呼びたい所です)
○おまけ
実は今回の文庫本、古本屋で手に入れたのですが、なんと安西さんの自筆サイン入りでした。
村上春樹作品(文章や表現)をこよなく愛する人にはうってつけの本。
癒される。安西水丸さんの挿絵も絶妙なタッチで描かれている。村上春樹ワールドと安西水丸氏の挿絵が絶妙に絡み合って美味しいパスタに♪何度読み返しても癒されます。
「時々、どんな人がスニーカーを発明したんだろうな、と考える。いろいろと考えた末に前述したような嘘を思いついた。ぜんぶ嘘です。ごめんなさい。」
再読!ホントは、単行本で読んだのだけど、過去に読んでいたことが判明・・・
途中から、あら、これはどこかで読んだことあるような〜〜と思ったけれど、そうでした。
やっぱり双子や羊男が出てきてくれるので、ニヤリとしてしまう。
そして、不思議な世界に一瞬片足を突っ込んだ気になれるのもまた酔狂なのでござる。
【4/21読了・初読・市立図書館】

春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、我々の人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているん...





