世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

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著者 : 村上春樹
  • 新潮社 (1988年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001340

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 詳細な感想は下巻の方に。
    しかし村上春樹はそんなに好きではなかったけれど、この作品は面白かった。
    歳をとることで、自分の趣味的な部分が、村上春樹の描く主人公に近づいてきた、ということなんですかね。

  • 16.7/20
    世界観がすごくすき

  • レビューは下巻

  • 途中に挟まるよくわからないほどに回りくどい文章に疲れ果てて何度も挫折しつつ、上巻読了。

  • 再読。
    以前読んだのがいつだったのか思い出せないくらい。

    村上作品の中で一番好きな世界観だったこと。
    いつか読み返すと思っていたこと。

    から今回の再読に至る。

    ページを開いて最初に思ったことは
    「字、小っさ!」
    文庫本ってこんなに字が小さいっけ?
    と持っている本を比べても、字が細いからか、
    ずいぶん細かくびっしり詰まっているように見える。
    (新装板になる前の赤い表紙のやつ)

    最初は、こんな細かいの読めない。。。
    と思ったけど、読み始めたらスイスイ進んで行く。

    話の感想については下巻を読み終えてから書こうと思う。
    けど、衝撃的だと思ったのが、
    私がいまちょうど考えていた、口の開きと音の響きについての研究を博士がしていたこと。
    また、ノイズキャンセリングの技術(音抜き)を、この昭和の終りの時代に実行していること。(というか、論理自体は当時からあったの?それにしたってそれを知っている村上さんって何者って思った)

    あと、シャフリングシステムって、あれよね。
    いったんCSVでデータを吐き出して、また別のソフトで吸い上げて意味のある数字にするみたいな感じだよね。
    そんなことをまだOSだってろくにない時代に考えてたのってすごいんじゃないのって純粋に感動したのであった。

  • 村上春樹作品を読んで、初めて心から良いと思ったかもしれない。出てくる書籍、レコード、お酒、料理、映画などの小道具、気の利いた比喩。良いなぁ。これはたしかに唯一無二だなぁ。あと、なんでかわからないけど、図書館の女の子は足立梨花ちゃんのイメージだと思った。

  • これは冬になると読みたくなる。やっぱり面白かった。
    博士の話す言葉が好きだ。大佐もかっこいい。それぞれの世界に登場する人物が重なっているみたいなのが楽しい。
    心とは何なのだろう。意識とは違うし単なる性格でもない。その人を形成する中心核(強い意思?)のようなものだろうけど、考えば考えるほどわからなくなってくる。
    (下巻に続く)

  • 村上春樹の本だからってだけで全ての言葉とかストーリーに意味があるんだろうって思ってしまう。他の作家さんが書く本と何が違うんだ。
    これもエンターテイメントだって片付けてしまってはいけないのか?

  • 最後に読んだのは、2年以上前だった気がする。4回目かな?
    職業としての小説家を読んで久しぶりに村上作品を読み直したいなと思って一番好きな作品を読むことにした。
    最近めっきり本を読まなくなり集中力が続かず3週間くらいかけてやっとこ上巻が終わった。ほぼ以前から持っていた印象と変わらない。

    世界の終わりパートのあまり動かない淀んだ世界がだんだんワンダーランドパートにしみこんでいくような感覚が何度読んでもたまらない。
    全体に流れる「どうせ俺なんて感覚」が自分の生活とシンクロする感じも変わらない。これから起きることがすべてわかっていてもなお楽しめる。
    やっぱり好きな作品。
    (2015.12.30読了)

  • 千駄ヶ谷に住みはじめた、と友人に言ったら、むかし村上春樹が住んでいたんだよと教えてくれた。
    この本が千駄ヶ谷界隈を舞台にしていると聞いたので、13〜4年ぶりに本棚から引っ張り出して上下巻ともに読み返してみました。・・・こんなに救いようのない話だったっけ?

    千駄ヶ谷は明治神宮と新宿御苑と国立競技場・神宮球場に囲まれた、都会のエアポケットのような不思議な街です。街の真ん中あたりには小さくていい感じの鳩森八幡神社があります。
    この街から、世界の終わり・・・壁に囲まれた完全な街、という発想が生まれたのかなぁなどと、思いを巡らせてみたり。

  • 所在:紀三井寺館1F 請求記号:Browsing
    和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=82824

    影と引き剥がされた「僕」の暮らす、壁に囲まれた街<世界の終り>
    科学者に脳を改造された「私」の住む<ハードボイルド・ワンダーランド>
    二つの世界で交互に進んで行く物語 その結末に待っているのは―?

    組織(システム) シャフリング やみくろ 一角獣 夢読み…

    村上春樹節全開! でも他の作品よりエンタメとして読みやすい!

    ・ハルキを読んでみたい
    ・ノルウェイの森で挫折した
    ・サブカル大好き!

    そんなあなたに読んでほしい一冊

  • ああ、こんなお話だったなあ、と、思いだしながら読み返している。
    人はいろんなことに巻き込まれて、押し流されていくね。
    まあ、こんな目には遭いたくないけれど。

  • これは面白いですね。会話文を中心にテンポ良く進む、いつもの展開とはちょっと違うのもポイントかも。世界の終わりの地図まで付いていて、情景描写が緻密なこともあり、この世界観への移入が比較的容易ってところもお気に入り。まだ謎は深まっていくばかりで、これからどういう結末に向かっていくのか、期待大です。

  • 2つの視点から送られる不思議な世界のお話。
    一々、文章が何処か、オシャレなとこが村上春樹っぽい。

  • 長い題名ですね。
    内容を見ると、『世界の終わり』と『ハードボイルド・ワンダーランド』なんですね。
    一角獣が暮らす不思議な世界と、設定は"東京"なんだけど、これまたどこか不思議な世界のお話。

    博士を捜して、やみくろの支配する真っ暗な地下世界を進む博士の孫娘と私。
    何かか起こりつつある緊迫した状況で、上巻終了。
    こんな所で終わったら、続きが気になってしょうがないよ!(笑)

  • 1年前に上巻を読んで、下巻は読まずに丸々1年経ってしまった。それで久しぶりに下巻を読もうと思ったけど、全然話の流れがつかめなくなっていたので、もう一度上巻から読みます。

  • 『ハードボイルド・ワンダーランド』
    『世界の終り』
    全く雰囲気の異なる世界で展開される各ストーリーが、どのように交わっていくのか。
    ワクワクしながら読める作品です。

    村上春樹は読者の日常とはかけ離れた存在を伝えるのが上手い作家だと個人的には思っており、
    例えば本作で言うと「記号士」「やみくろ」など、現実には存在しない職業や生物?が違和感なく描写されています。

    村上春樹作品といえば主人公がいとも簡単に女と寝てしまうことで有名ですが笑、
    本作ではそこもうまくいかなかったりと意外な展開?もあります。

  • 何作目かのハルキ作品。
    ハルキ作品はどんな作品も文体ゆえかどこかファンタジーちっくに私は感じるんだけどこの作品は王道にファンタジーだと思う。
    地下のやみくろの世界、一角獣、計算士、シャフリング。組織(システム)といった存在。現実に存在するように緻密な描写でそれらのものが描かれる。
    「世界の終わり」というキーワードが何度もいろんな形で登場するのが良い。冒頭の引用もスキータ・デイヴィスの「end of the world」だし。「世界の終わり」って言葉にはどこか陶酔的というかうっとりする響きがある。終末感を感じさせるものって何故か魅力的に感じる。
    ハルキ作品にはいつも完全な闇が登場する。現代の普段の生活では体感することのなくなった完全な闇。闇の中で主人公が自分と向き合う時間があるのが印象的。自分の中に深く潜る行為をしたくなったときにハルキ作品を読みたくなるのかなとおもう。
    性的な描写が多いけど、この作品読んでて主人公が危機を迎えて(巻き込まれて)暗闇で勃起するときに目覚めの象徴なのかなとも思った。男性的、人間的、本能的な力を取り戻したことの象徴。
    続きが気になるので以降下巻にて。

  • 何方かの「初めて世界に足を踏み入れた日本の小説」なる旨の発言を目にし、再読。★評価は読了後に。
    しかしまぁ忘却とまでは言いませんが、記憶が相当薄い。毎度のことながら読書に関しては極めて都合の良いことこの上なし。
    それはともかく、初めてかどうか、世界を向いているかどうかは判断できないが、少なくとも日本において様々な分野で影響を及ぼしたことが容易に見て取れる。それこそ小説であれば、似た設定をよく見かけるし。そして大方元祖を超えていない。
    ただこの小説が最終的に何を語ろうとしているのか、まだ上巻では見えてこない。ミステリアスさが上手く機能していると思うし、とにかく楽しみに下巻に進みます。

  • サンドイッチ食べるとこが好き。作って食べたくなる。

  • 再読。
    7年ぶりくらいに読んだらおもしろかった。
    内容もすっかり忘れてて続きが楽しみ。
    やっぱり村上春樹は長編がすきー

  • 展示中 2014.9~

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