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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「やれやれ」と言って私は冷蔵庫から缶ビールを出して飲んだ。そして小男と二人で、大男が私の小ぢんまりとした趣味の良い2LDKを破壊しつくしていく様を眺めていた。
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エレベーターはきわめて緩慢な速度で上昇をつづけていた。おそらくエレベーターは上昇していたのだろうと私は思う。しかし正確なところはわからない。(中略)
ただ前後の状況を考え合わせてみて、エレベーターは上昇しているはずだと私が便宜的に決めただけの話である。ただの推測だ。根拠というほどのものはひとかけらもない。十二階昇って三階下り、地球を一周して戻ってきたのかもしれない。それはわからない。
― 11ページ -
太陽はなぜ今も輝き続けるのか
鳥たちはなぜ唄いつづけるのか
彼らは知らないのだろうか
世界がもう終わってしまったことを
“THE END OF THE WORLD”
― 10ページ
みんなの感想・レビュー・書評
不思議な雰囲気が上巻のほうが創造的で好きだけど、
ついページ進めちゃうのが下巻の展開と構成。
文の羅列を追いながら、それを早く食べたくて
つい読む速度をあげてしまうような、
けどもったいないので
なるべくよく噛んで味わいたい、そんな本でした。
下巻は特に好きな言葉がたくさんあって、共感なんかもしました。
ジャズの楽曲は小説に出てくるカナだけで
どんなメロディーかなんてわからないのだけど
それにピンとくるようになったらまた楽しいんだろうなと思うので
少し追ってみたいと思いました。
読書感がある小説で、好きです。
20年前にはまった村上作品。
こういう2つの世界が徐々に1つになる手法が大好きです。
世界の終わりの部分が特に好きなので、映画にしてくれないかな~と思います。
高校生のときに読んだ。
読書嫌いから、読書好きになった。
この本に出会わなければ、今も読書嫌いだったと思います。
世界観の設定が素晴らしかった。
初めて読んでから十年経過して、
すこしずつ「世界の終り」ってなんなのか、
わかってきた気がする。
やみくろは、カリオストロの伯爵の部下のイメージです。
地下鉄のるたび思い出しちゃう!
そしてなぜ「終わり」じゃなくて「終り」なんだろうか。
村上作品で一番好きなもの。
’壁’で囲まれた世界と、現実世界の比喩的な関係
すべてに暗喩的な意味がありそうで、とても考えながら読んでしまう。
チャンドラーによるマーロウの妄想癖を(良い意味で)もっと酷くした感じwwさすがチャンドラーファン。
この本は、ある人物の頭の中をそっと覗き見しているような、不思議な感覚に陥る。不思議なんだけど、話の進め方がご都合主義ではないので、すっと入り込める。
村上春樹は初めて読んだけど、強烈なほど文章が上手くて驚く。人気のある理由が少し分かった気がする。
下巻が楽しみ。
村上作品の中でも特に好きなもの。獣と獣がいる風景の静謐さに安らぎを感じる。
本作中に出てきた年老いた悪魔と農夫の話の続きが何気に気になる。芥川龍之介の作品にそんな話があったような、なかったような・・・
不思議な世界観だったけどとても好きな雰囲気でした。
二つに話が交互に展開して行きます。
二つの話のつながりが最初は全然わからないけど、最後ほうにになるとじょじょになるほどと納得できました。
話が自分的には深く感じられて、一度では理解できないところもあったのでも一度読んでみようかな。
今まで読んだ村上春樹さんの作品では一番好きだったかも!
めちゃくちゃ面白い!今日まで好きな作品、すごい作品たくさんであったけどこれまで見たこともないという感じ。主に情緒的に共感できるものに感動してきたけれど、この作品は存在そのものに感動。下巻が楽しみ。
エレベーター。太った娘。ピンクのスーツ。せら。滝。音抜き。やみくろ。組織と工場。計算士と記号士。シャフリング。一角獣の頭骨。図書館の女。でこぼこ二人組。お腹の傷。
壁。影。門番。夢読み。古い夢。図書館の女。金色の毛の一角獣。冬。
初・村上春樹本。後半、やっと二つの世界がリンクしてきた。壁、頭骨、心、一角獣、光と、影。ところどころに散りばめられている、形の無いものに対する作者の強い言葉に引き込まれる。このまま下巻に突入。 p.106 「疲れを心の中に入れちゃだめよ」と彼女は言った。「いつもお母さんが言っていたわ。疲れは体を支配するかもしれないけれど、心は自分のものにしておきなさいってね」 ●そう、少なくとも、心は本来... 続きを読む »
爆笑問題の太田さんが自身のラジオで、物語の結末について否定的な意見を言っていたけど、自分はあの終わり方でよかったんじゃないかと思う。
なんとなく、作品のイメージがBUMP OF CHICKENの「メーデー」とつながります。
「いいかね,ここは完全な町なのだ。完全というのは何もかもがあるということだ。しかしそれを有効に理解できなければ,そこには何もない。完全な無だ。そのことをよく覚えておきなさい。他人から与えられたことはそこで終わってしまうが,自分の手で学び取ったものは君の身につく。そして君を助ける。目を開き,耳を澄まし,頭を働かせ,待ちの提示するものの意味を読み取るんだよ。心があるのなら,心があるうちにそれを働かせなさい」
「ハードボイルドワンダーランド」と「世界の終わり」が少しずつ交互に進みます。
はじめは何もかもわからないことだらけで、二つの世界とそれぞれの主人公にどのような関係があるのか、そもそも片方の世界で起きることすらも理解できないんですが、その不可解さによって、どんどんと読み進めることができました。
途中から少しずつ頭が整理できるようになってくると、下巻への期待も膨らみ始めます。
村上春樹作品で1番好き。
やっぱり内容の「理解」は出来ないけど、ストーリーそのものはとても面白いし、「こうなってこうなってこうなりました」っていう物語より断然いい。
村上春樹の作品って、
また読み返したいって思わされるから不思議。
この作品、かなりの高評価やけど
そこまでかなー、、
でも、また読み返したい。

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