世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 (新潮文庫 む 5-4)
- 新潮社 (1988年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101001340
感想・レビュー・書評
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正直、感想というほどの感想を抱けなかったので、とりあえず春樹にまつわる個人的な思い出を。
好きな人が好きな本を自分も読んでみたくなる、と云う甘酸っぱく且つ微妙にキモい乙女系中2病を長いこと患っており、たまたま付き合った相手が世に謂う「ハルキスト」だったため、それじゃあっつって手を出したのが『風の歌を聴け』。
薄い本だったのですぐに読み終わったものの、本当にただ「読んだ」だけ、字面を目で追っただけで、びっくりするほど引っかかる所がなかった。もう1周しようにも主人公が好きになれない。いや、むしろ嫌いでその気が起きない。
だから私は正直に言ったね。
「読んだ後、なんにも残らない小説だったわ」
そしたら彼はこう言うのさ。
「僕は学生の頃から春樹作品を愛好してきたけれど、その魅力を端的に表す言葉を見つけられずにいた。けれどあなたと話していてそれが何なのかやっとわかったよ。つまり、『何も残らない』ということ。だから僕は春樹の書く小説が好きなんだ」
【こんな調子で下巻のレビューに続く】詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
序盤はオシャレな電話帳を読んでいる気分だったが,慣れれば割とサクサク読める。
後半に続く。 -
独特の世界観。とにかく女性がガンガン攻めてくるのは村上さんの世界、とくに多いけど、このお話は特になんだか…… 物語が動くのは後半からなので序盤の私を抱かない?みたいな女に耐えられれば読めると思いますね。
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(~2004大学時代の本@202012棚卸)
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いつもより激しめ
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下巻へ続く
世界観やストーリーが謎だけどどこか引き込まれます。 -
意味がよくわからないけど、最後まで読めば合点行くのかな?