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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
高校の時以来触れることがなかったこの本を久しぶりに読み返しました。この作品は「心」というものを大きなテーマにして進行していきます。我々が生きる現実の世界、その他に心のない世界が描かれます。そして主人公はその二つの世界の選択を迫られます。読み進めながらどうしても自分ならどうするだろうということを考えてしまいますね。喜びもあるけど苦痛で満ちたこの世界か、誰も傷つかないしなんでも手に入る、しかし心を持てない世界。どちらが幸せなのだろう。どちらを選ぶだろう。あーっ‼て。そんな風に主人公と共に葛藤することで心の大切さを遠回しに感じました。やっぱり自分は心と共に生きたい!どんなに辛くても。そう思えました。とても面白い小説です。
村上春樹作品の中で唯一気に入っており2回読みました。
他の作品はどうも・・・
難しいのか肌に合わないのか・・・。
インターネットの解説を読んで、気がついたことが多かった。
中身は深いんだろうけど、自分の感性というか読書力というか・・・では想像しきれません。
図書館のおんなのこがすてきすぎて、
たくさん食べられる女子になりたい!と願っています。
ピンクの娘も「冷凍するわ」なんてすてき!
女の子がとりわけ魅力的な作品です。
結末が好きじゃない。救いがあるのは良いコトだけど、それでも好みではない。
途中までは面白かったのだけど、あまりにも「私」が流れに身を任せすぎているのが腑に落ちない。「私」の思考が殺伐としていて変わっているから、もし側にこんな人がいたら凄く気になるだろうけど好きにはならないな、きっと。この人エゴイストのくせに無力だから。対して「僕」は、「私」より進化している感じ。だから救いがある。「僕」がポンコツのままじゃなくて良かった。
村上作品の中でも好きなもの。百科事典棒の考え方と、それを肉体と思念の関係に応用する発想が面白かった。
僕の自我がもう一つの世界へフェイドインしていく様子もヤドカリが自分の家を変えてるみたいで面白かった。どうなるかなとワクワクしながら見てたけど、完全に移行した後の主人公の様子がそれまでと変わりない自然な感じなのが何より面白かった。
あとは、世界の終りで最終的に主人公がする決心が好き。大事な決心は周りをよく見て、考えて、自分でするものだなと思った。
あまりの面白さに一気に読んでしまいました。ハードボイルドワンダーランドの39の文章などあまりの美しさに数回読み返してしまった。
こんなふうにそのときを迎えてみたいと心から思いました。
生き様、死に様、いずれについても自分で責任を持って行きたい。
それにしてもこの構成力・スケール・・・大変なものですね。
あと一歩で理解できそうでできなかった。展開は面白かったけどオチですべて見失った感。何故か世界の終りの影が一番男前と思って読んでた。イメージ。
楽器。唄。発電所。手風琴。完全な世界。私の心をみつけて。影との脱出。南のたまり。
穴。蛭。水。円筒。ダムの壁の影。祭壇。博士。やみくろの巣。地下鉄。コインランドリー。洋服にとって一番良いことは過度な運動と過度な飲食を避けることです。レンタカー。気の利いた女の子というのは三百種類くらいの返事のしかたを知っているのだ。イタリア料理。三回の性交。太った娘との電話。
上巻途中から一気に読破。なんていうか、はちゃめちゃだな。でも、心ってそういうもん?「世界」イコール「私を包むもの」でもあるけど、「私自身」でもある。 p.12 「獣たちはまるで進んで苦痛や死を求めているように聞こえますね」と僕は言った。 「ある意味ではたしかにそうかもしれん。しかし、彼等にとっちゃそれが自然なんだ。寒さや来るしさがな。彼らにとってはあるいはそれが救済なのかもしれん」 ●読... 続きを読む »
あれ、「せら」って結局なんだったんだろう?
もしかして僕がゆるゆる読み進めている間に公表されたのだろうか。
とても面白かった、一気に読み切ってしまった。
これを読んだあと、まだ村上春樹の文章から離れられなくて『辺境・近境』を読んでいる。
世界の終りもハードボイルドワンダーランドもどちらも世界観が素敵でよかった。ラストが若干気になる終わり方だったけど、そのほうがよかったのかも。
前に読んだのは10年以上前で、読み進めていくごとに思い出しながら新鮮な気持ちで読んだ。今読むと、博士ひどすなー。この作品を村上春樹の中で一番好き、と答える人は多いと思うけれど、そしてそういう人はたいてい最近の作品をあまり評価しないように思うけれど、読み返してみてそりゃ当然か、と思った。俗にいう「デタッチメントからコミットメントへ」という流れの中で見るとやはりこの作品はデタッチメントの到達点なのだろうなーと。だからこそ、ピンクのスーツの太った娘の存在が前に読んだ時より興味深く感じた。コミットメントへの流れは、もうちゃんとあったのだな、と。
上巻と同じく、二つの世界が交互に進んで行きます。
二つの世界のつながりが見えて来ると同時に、主人公の心身に様々な急激な変化が起き、それが(上巻と違って)読者にも理解できるようになっていきます。
何がどうなっているの?と読み進めた上巻に対し、下巻は、この先どうなってしまうの?と先を急ぎたくなるような展開です。
最後の選択が「世界の終わり」の主人公らしいもので、一応の結末ではあるものの、その先二つの世界で起きるであろうことや、二人(?)の主人公の更なる心身の変化が気になる終わり方でした。
村上春樹作品で1番好き。
やっぱり内容の「理解」は出来ないけど、ストーリーそのものはとても面白いし、「こうなってこうなってこうなりました」っていう物語より断然いい。
エッセイ以外では初めて村上春樹作品を読んだ。
なんというかすごく独特。比喩表現が特徴的で、全体的に抽象的な表現が多くて、なかなか頭の中に文章が入ってこなかった。著者と自分自身の嗜好がかけ離れていたのも影響していたと思う。洋楽とかに興味があったならば、もっと親しみをもてただろうし、感じ方も違ったのだろう。そんな私でも自分にない世界を体験できてちょっと背伸びした気分を味わえたので、この世界観に心酔する人がいるのは理解できる。
ハードボイルドのほうは登場人物にはまれなかったが、世界の終りのほうはその美しい世界観に魅了された。歌を奏でる部分が幻想的で一番印象に残っている。
著者が何かすごいことを語りかけてきていることはわかったけれど、今の私にそのうちのどれぐらいが汲み取れたのかはわからない。ラストは意外に感じたけれど、結局自分の人生はこれしかないってことなのかな。
「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」で繰り広げられる私の頭の中をめぐるお話。
村上春樹さんの物事の形容のしかたってほんとにおもしろいなあと思います。いっけんよく分からない不思議な言葉の並びなのだけど、場面の雰囲気がくっきりイメージできる。
「ノルウェイの森」にも出てきた形容詞?が出てきて、(「春の熊」など)村上春樹ワールドを実感。
分かったような分からないような読了感だったので、また何年かしたら読み返したいなと思いました。
「どうして図書館につとめたの?」
「図書館が好きだったからよ」「静かで、本がいっぱいあって、知識が詰まってるわ。」
(297p)
〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。残された時間はわずか。〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か?そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか?同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか?

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