雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001395

感想・レビュー・書評

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  • かなり評価が高いようですが、私は今まで読んだ村上作品の中では一番つまらなかった。この旅行に行った必然性がわからない。好きで行った国であるなら、ネガティブな中にも楽しみは見出せるものだと私は思う。この紀行文の中で村上春樹が持つ感覚は私が自分の意思とは裏腹に住んでいたある海外で持った感情にすごく似ているのです。きっとすごく行きたかった国では
    なかったと思うし、文字にする必要性が感じられない。
    村上エッセイは大好きなだけにとても残念。

  • 気楽に読めます。初めて読んだ旅行記。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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