村上朝日堂はいほー! (新潮文庫)

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著者 : 村上春樹
  • 新潮社 (1992年5月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001401

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村上 春樹
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村上朝日堂はいほー! (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • エッセイは、電車に乗り移動の時、短時間でかるく読めるのがうれしい。
    「『スペースシップ』号の光と影」
    「貧乏はどこに行ったのか?」
    年月が過ぎ、社会も自分も変わって、昔は感じたことが感じられなくなる、ノスタルジックな雰囲気が気に入りました。

  • 彼のエッセイが私は好きです。

  • はじめて村上 春樹 さんのエッセイを読む。
    作品とはちがって作者を身近に感じる。

    エッセイを読むと自分が勝手に作った作者イメージとズレることが多いのだが、村上さんは大丈夫だった。

    あらためて「ノルウェーの森」が30代後半の作品だと思うと凄いよね。環境が人間を作るのか。人間が環境を作るのか。

  • くだらないけど面白い。春樹さんの頭のなかを少しのぞいた気分。

  • タイトルがふざけてるので、シリーズでは最後の砦だったけれど、読んだら大好きだった。お正月秋田(実家)に帰って、電車の時間がくるまでの時間を過ごすため。今まで取っておいてよかった。

  • 34–39歳頃のエッセイ。タイトルに反して、テーマは矛盾をついたり世に不満を言ったりと、結構暗い。興味深いのは、村上作品に出てくるモチーフ(特に「双子」のエピソード)について、フィクションを通さずに言及していること。春樹さん自身と作品とのリンクを教えてくれている。

  • たぶんこの1冊で未読の村上朝日堂がなくなってしまった。さみしいのでとても大事に読んだ。なんといってもうさぎ亭の話がお気に入り。こんなに食欲をそそられる描写ははじめて読んだかもしれない。おいしそうなコロッケをはじめとする料理の数々に思わずよだれがたれそうになった。そしてうさぎ堂そのものとその主人にもぐいぐい興味がそそられた。この話が入ってるというだけで大好きな1冊になった。村上春樹のエッセイを読むときは心のこりがほぐされるので、日常で苦しくなってるときに知らず知らずの内に手にとってしまうってことに気づいた。

  • 15/08/22、ブックオフで購入。

  • やる気の無いときの方法

  • ポツポツと思うことを書き連ねる。

    村上さんの本で読んでない本もほとんどなくなってきたな。

  • いい文章ですね。
    まるいけれど、比較的とがっていた頃。
    十分まるいけど。

  • チャンドラー方式。

  • この辺が一番好きかなあ。脱力感がいい感じなのは、時期と媒体とがどちらもよかったからなのかの。ハイファッションなる雑誌はまったく知らないけども。

  • はいほー文庫本版。
    なので絵が安西水丸さんの絵です(新書サイズのは違う方の絵です)。
    色んなとこから引っ張り出したエッセイも混じってるせいか、ページが統一してない文章があります。

  • 「狭い日本・明るい家庭」での、「口に出すべきこと、出すべきでないことをきちんと識別する能力は重要。何でも包み隠さず話すのが善という発想は強引すぎる」という主張に共感。
    ビーフ・ステーキ、ビーフ・ステーキ は、食欲を刺激されすぎて辛かった。

  • ジム・モリソンのための「ソウル・キッチン」は素晴らしかった。

    ー1971年には1983年なんていう年が本当に僕の身にまわってくるとは想像することもできなかった。それでも1983年は実際に、何の感動もなく僕の上に降りかかってきて、僕は今でもジム・モリソンとザ・ドアーズのレコードを聴き続けている。僕は34歳で、まだ夜に火をつけることができない。

    また、「狭い日本・明るい家庭」の家族に対する認識も彼らしいものだと思った。

    ー家庭というのはあくまで暫定的な制度である。それは絶対的なものでもないし、確定的なものでもない。はっきり言えば、それは通りすぎていくものである。

  • 寝る前に読むのに丁度いい。

  • チャンドラー方式が印象に残っております。

    あとうさぎさんの定食。食べてみたくなりました。

  • 「僕の中の何かが失われ、損なわれてしまったのだ。」これに似た表現ちょくちょくでてきますが、あまり好きではありません。この本から得た教訓「たぶん天秤座だからかも。」

  • 「ハイファッション」という雑誌で連載されていた春樹氏のエッセイ。小説も大好きだけど、彼の本はエッセイも好き。お馴染み、安西水丸氏のゆる〜いイラストが絶妙の31編。
    中でも、山羊座のやり切れなさを語った「わりくう山羊座」、東京と千葉のタクシー運ちゃんの違いを説く「千葉県タクシー・ドライヴァー」、レイモンド・チャンドラーが小説を書くコツについて持論を語る「チャンドラー方式」、一人旅の若い女の子と電車で相席になったときの戸惑う心境を語る「ひとり旅」、春樹氏御用達のコロッケ定食がとても美味しいお店の話「うさぎ亭」の5編が好みかな。

    千葉県のタクシー運ちゃんは、東京に比べるとよく客に話しかけ、また顔つきが「明治のカール」風だという。春樹氏はあまり他人と会話をするのが得意ではないそうだが、タクシー運ちゃんは例外らしい。またその描写が面白い。私はあまりタクシーの運ちゃんとは話さない主義だが、千葉のタクシーにはいずれ乗ってみようかなと思った。

    「ひとり旅」はクスッと笑えるいかにも春樹氏らしい話だ。ひとり旅をいていて困るのは、ひとり旅をしている女の子と会うことだ、という。それも二人きりで同席の場合。話しかけた方がいいのか、話しかけたら良いのかがよくわからない、と。そして話しかけた場合のデメリット、話しかけなかった場合のデメリットの春樹氏の妄想劇場が続く。何かこれだけでも短編の小説になりそうだ。

    村上朝日堂、とつく彼のエッセイシリーズは、1984年から始まり、全部で6冊あるらしい。そして本著は3冊目。マズい、途中から読んでしまった。ってことで、最初から読みます!これ、面白いです。

  • 『はいほー!』だなんて、エッセイ集のタイトルとしては、これ以上はないくらいな軽さだ。肩の力を抜いて、気楽に書きましょう、っていうスタンスか。村上春樹のエッセイは、「作家としての村上春樹」と「個人としての村上春樹」のちょうど中間くらいに位置している。だから、我々読者の側も小説とはまた違った春樹を楽しめる。『ラ・ボエーム』のように貧乏だった青年期を回想したり、あるいは南部のチャールストンに想いを馳せたり、はたまた時にはちょっと理屈っぽく考えてみたり、ついでにハイファッションの編集部をからかってみたり。

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