ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001425

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずよくわからん。昔読んだ「24人のビリー・ミリガン」という本を思い出した。最終巻で回収されるのかなあ…?

  • 井戸の中で考えごとしたくなる

  • 村上春樹ワールド。不思議な世界観に包まれている。クミコが抱えていた闇とは何なのか。
    それにしても「あるいは」の使い方が独特。

  • ようやく最後に糸口が見えた。

  • ※1〜3部の感想をまとめて記載

    最近ちょっと読んでいた村上春樹。

    第1部から2部の途中までは、世界観にどっぷりハマって読めたのだが、それ以降が失速して読み終えるまでがかなりツラかった。

    前半に色々と出現する謎、キャラクターも含めた作品の雰囲気は凄く良かったんだけれど…
    ここまで引っ張ると少々中だるみ感があった。

    「ハルキスト」にはなれそうも無いかな…

    <印象に残った言葉>
    ・ ひとりの人間が、他のひとりの人間について十分に理解するというのは果して可能なことだろうか。つまり、誰かのことを知ろうと長い時間をかけて、真剣に努力をかさねて、その結果我々はその相手にどの程度まで近づくことができるのだろうか。我々は我々がよく知っていると思い込んでいる相手について、本当に何か大事なことを知っているのだろうか。(1部 P53 僕)

    ・でもだからといって、何をやりたいかっていうと、何もやりたいことなないんだ。やれと言われれだ大抵のことはできそうな気もする。でもこれをやりたいっていうイメージがないんだよ。それが今の僕にとっての問題なんだ。イメージがもてないんだ。(1部 P269 僕)

  • 村上春樹さんの作品は好きではありませんが、必要性があって読んでいます。

    おそらく最後まで到達した時に、物語の始まりと終わりに一本のスジが通って、この物語を受け入れられるんだと思います。

    ですが、問題はそこまでのプロセスです。
    奇想天外な物語は好きですが、村上さんのえがく世界は私の奇想天外のイメージとは違うんです。
    バラバラに分裂した、意識の欠片みたい。

    物語は非現実ですが、この小説では主人公の経験が主人公にとっても現実的でなく、現実なのか非現実なのか分かっていない。

    この、バラバラに切り刻まれたような世界観が苦手です。

    でも、最終的には村上さんの主張に賛成してしまう気がします。
    もちろん、プロセスを抜いた結論の部分だけですが。

  • 戦争部分は全部飛ばした

  • 生々しい表現が使われている場面が数カ所、ちょっとだけ読み進めるのが苦痛だったかも。でももう少し時間を置いて再読してみることにする。2巻だけブクログの表紙写真が違うのは何でだろう?

  • なんだろう
    この「僕」が根本的に私と相容れないだけだと思うが
    読めば読むだけ苛々する。
    御託ならべてヒマ潰してるだけなのをごたいそうな言い方で言い訳し続けてるだけの男。
    なにがねじまき鳥だ。

    作者自身が作風に飲まれているというか
    村上春樹感を出そうとしている気がする。
    昔の作品みたいに、自然にアタマおかしい感じゃなく
    敢えて「世の中の人とはちょっと違う次元にいます」を
    過剰演出しているというか。

  • すらすら読めるんだけど、説明するのは難しい。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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