村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた (新潮文庫)

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著者 : 村上春樹
  • 新潮社 (1999年3月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001463

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村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 平易な文章…つまり、話を聞くように読めるエッセイで、「村上さん」と、呼んでいいような気がした
    村上さん、これからもがんばってください(笑

  • "「うずまき猫」はうまくみつかりましたでしょうか?”
    あとがきの最後の一文を読んだとき、それまでおもしろいおもしろいと読んでいたのが一気にはっとさせられた。夢中になって読みふけっていたその時は、うずまき猫はうまく見えなかった。
    少したって考えると、日頃の出来事や思い考えていることの「うずまき」のなかで「小確幸」を探しみつけることなのかなと思った。それがこの話を一層おもしろくしているのだなぁ。

  • 結局ケチなんじゃないかと言われそうだけど、決してそういうのではない。生活の中に個人的な「小確幸」(小さいけれども、確かな幸福)を見出すためには、多かれ少なかれ自己規制みたいなものが必要とされる。たとえば我慢して激しく運動した後に飲むきりきりに冷えたビールみたいなもので、「うーん、そうだ、これだ」と一人で目を閉じて思わずつぶやいてしまうような感興、それがなんといっても「小確幸」の醍醐味である。そしてそういった「小確幸」のない人生なんて、かすかすの砂漠のようなものにすぎないと僕は思うのだけれど。

    *・*・*・*・

    福岡からの帰りで読む。村上さんてエッセイほんと面白い!
    こういう海外暮らししてみたいよねぇー

  • アメリカ滞在時のお気楽エッセイ。楽しい。各ページに載せられた奥様の写真もかわいい。猫好きな人には特にオススメ。

  • アメリカ人は色んな人が声をかけてくるとのこと、ほんの少しの旅先での話ですがヨーロッパの人も結構話しかけてくる。というかおどおどした極東の人間があまりに気の毒なのかもしれないが。
    まぁそれはさておき人生1回はマラソンを経験しないといけないのかな?そして猫はやっぱり勘弁してほしい、他人の猫の糞害に苦しめられる民として声を大にして訴えたい次第。

  • 2017.01 本棚整理のため10年弱ぶり再読。評価変更☆4→☆3

    ボストン時代のエッセイ。短いので外出時等に○。
    最後の、三鷹時代に飼っていた猫のピーターのエピソードがすき。

  • 村上春樹さんの小説はかなりいろいろなところで評価されているが、実際いまいち私には響かなかった。でも、エッセイはとても面白くて、やはり文を書くプロなのだと思った。もう1度小説も読んでみようかな。

  • 村上朝日堂のシリーズで唯一未読だったもの。春樹がアメリカに居住していたときにかかれたものでタイトルどおり猫がたくさん出てくる。水丸さんのゆるいイラストに加え今回は奥さんが撮った写真が多数掲載されている。水丸さんが亡くなってしまったので永遠に村上朝日堂の新作は出ないんだな……と少ししんみりする。

  • 村上春樹かっこいい

  •  ときどきふと「一人生きていくというのは、「どうせ負けるための過程にすぎないのではないか」と思うこともある。でも、それでもやはり僕らは「いやはや疲れるなあ」と思いながらも、孤軍奮闘していかなくてはならない。何故なら、個人が個人として生きていくこと、そしてその存在基盤を世界に指し示すこと、それが小説を書くことの意味だと僕は思っているからだ。そしてそのような姿勢を貫くためには人間はなるべくなら身体を健康に強く保持しておいたほうがいい(おかないよりはずっといい)、と僕は思っている。もちろんこれはあくまでひとつの限定された考え方にすぎないわけですが。(pp.71-4)

     文章を書くときでもそうだけれど、人間いつもいつも調子がいいとは限らないものである。長くやっていれば、山もあれば谷もある。調子の悪いときは悪いなりに、自分のペースを冷静に的確につかんで、その範囲でなんとかベストを尽くしてやっていくというのも、大事な能力才能のひとつであろうと思う。そんなに無理をしないで、首をすくめてこつこつとしのいでやっていれば、そのうちにまた少しずつ調子は戻ってくるのだから。(p.196)

  • 頭使いたくないときとか、食後のまったりしたい時間とかにゆるゆると読む系の本です。

  • 海外滞在エッセイ。うずまき猫(寝てる猫がうずまきっぽいからかな?)についても書かれています。ほのぼの。

  • 「やがて哀しき外国語」よりも、より日常寄りのエッセイ。色々考察している「やがて哀しき~」の方が読み応えがあったかな。

  • とある方が仰ってた「小確幸」(小さいけれども、確かな幸福)の元ネタが知りたくて頑張って探した本。
    発見!

    世界的に有名で大人気の大先生に対して申し訳ないのですが、高校生で読んだ時から苦手で…。
    歳取ったし!エッセイだし!ということで頑張った。
    結論から言えば。
    面白くないことはなかった。
    ただ。
    なんか、すごい、インテリ臭がする、ッていうか…。
    なんだろう、アホの僻みかもしれないけど。
    でも思ったよりアレルギーなかったので、他の作品にもチャレンジできるかもしれない。

  • アメリカ後期。結構テイストは変わってきてて、ホームページ開設の影響が強い。インターネット初期に、しかも手間のかかる直接のやりとりをやったのはすごいとは思うけど、あのノリは個人的にはちょっと残念。

  • 読んでてなんとなく幸せな気持ちになるただの日常エッセイ。
    こういう自然体で幸福感のある文章は、村上春樹のエッセイが一番だなと思う。最近は村上春樹だと小説よりエッセイの方が好き。

  • 最近は間の息抜きにさらっと使えるエッセイばかり。読み終わって何も学んでないし、何も残っていないけど、それがいいとこ。だって息抜きですから。妙に教訓的だったりすると、エッセイじゃないもんね。アメリカ滞在中の話が中心なのだけど、肩の力を抜きに抜いているので、中身の詰まり具合としてはやがて哀しき外国語の方が面白かった。

  • 海外で暮らしたくなる本です。

  • 村上春樹のなんでもない日常を描いたエッセイ。
    小説を読んでいるとものすごく文学的な人のようなイメージを受けるが、意外と庶民的で普通の人だということが分かった。
    時々載っているアメリカの人々や土地の描写や写真により、アメリカに対する自分のイメージを修正させられたり、共感させられたりで面白い。

  • はるきさんの日常(2010)

  • イージーでよかったなあ。ビーターと最後の対談がナイス。

  • 村上春樹のケンブリッジ滞在記。プリンストンでの『やがて哀しき外国語』の続編。あとがきにも書かれているが、前者が真面目にアメリカに取り組んでいたのに対して、こちらは随分と肩の力が抜けている。それだけアメリカ滞在にも慣れてきたということか。軽妙洒脱な村上節が楽しめる。彼の言う「小確幸」があちこちに散見され、きっと楽しいアメリカ生活だったのだなと思わせる。もっとも、車を盗まれたりしているから、それなりに波乱万丈ではあったのだろうが。また全体的に平穏な生活を反映して、猫の話題も多い。絵は安西水丸、写真は陽子夫人。

  • それなりにハルキストなわたしですが
    村上さんはわけわかんない小説よりも
    エッセイがなんと言っても好き。

    悪口の翻訳のところなんか
    にやにやしながら読んじゃった。

    チャーミングで物知り(おたく?)な
    おじさまとお酒を飲んでる気分になれる。

    そんな夜の帰り道は
    どんなにうまくいかないことがあったって
    きっとお月様がまんまるで
    スキップなんかしながらご機嫌で帰れる。

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