- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101001470
感想・レビュー・書評
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村上春樹と安西水丸のゆるい(基本的には)エッセイ連載をまとめたもの。
ゆるいのだけど時々ハッとするような一文に出会えてとても好きです。長寿猫さんのエピソードが神秘的で好みでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
村上エッセイではいちばん面白い。生活に潜む哲学をふんだんに吸い込むのだ
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相変わらずのエッセイのおもしろさ。
村上春樹苦手〜って人多いけど、エッセイはまじでしょーもなくて最高だから(褒めてます)、1回読んでみてーーー。
けど、個人的にはこの本じゃなくてもいい!なぜならこの本はちょっと小言みたいなのが多いから、村上春樹のエッセイ初心者が読むと、またよくない印象を植え付けてしまう気がするので。
内容に関して、間違った日本語への不信感、めっちゃ同意! -
あとがきにあるが、このエッセイは、筆者にとって「精神バランスを維持するための息抜き」とあるように読者にとっても息抜きとなり、精神衛生に寄与している気がする。何かを求めて読むのではなく、自分の肩の荷を下ろすために読むような。そんな幸せの再確認かもしれない。
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大好物の村上春樹さんのエッセー。
物書きだったらこういう発言は控えたりするんだろうなぁ、ということもサラッとコミカルに表現するところはさすが・・。
村上さんに「この本が・・」と紹介されると、私の読みたいリストもどんどん増える(≧_≦)!
それにしても、全裸で家事をしている人のお話は・・・(^^;)。ビックリでしたw。-
nyancomaruさん。
絵本も詳しいんですね!
そのコラボも魅惑ですね~w。
絵本は割と作家さんが絵も描いちゃうパターンも多いですよね。...nyancomaruさん。
絵本も詳しいんですね!
そのコラボも魅惑ですね~w。
絵本は割と作家さんが絵も描いちゃうパターンも多いですよね。荒井良二さんとかどいかやさんの絵、好きだったな。
最近絵本から遠ざかってるので読みたくなってきました。。(*´∀`*)2013/04/10 -
「荒井良二さんとかどいかやさんの絵」
お二方とも、色遣いが素敵ですね。。。フォローはしていませんが荒井良二はブクログに。。。
荒井良二くんの...「荒井良二さんとかどいかやさんの絵」
お二方とも、色遣いが素敵ですね。。。フォローはしていませんが荒井良二はブクログに。。。
荒井良二くんの本棚
http://booklog.jp/users/arairyoji
私の場合は、元々絵が好きだから、絵本も好きって感じです。。。2013/04/11 -
nyancomaruさん。
また私が喜ぶ情報を・・(≧▽≦)!!
早速本棚チェックしてきます♪
nyancomaruさん。
また私が喜ぶ情報を・・(≧▽≦)!!
早速本棚チェックしてきます♪
2013/04/12
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読むと、すごくほっとする。思わずにやりとしたり、そうそう、本当にそうなんだよと頷いたりできて、癒される。ところどころに出てくる表現にはっとして、さすがだなぁと思う。水丸さんの絵がまたたまらないです。お気に入りの話は、猫のミューズ関係と、ホテルやマンションの名前についての話。村上さんの、○○的なんちゃらという表現がすごく好きです。
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「さすがだなぁと思う。」
サラっと軽そうで、とっても重い(時がある)。
あっそうだったんだ!と気付かせて貰ったコトは、心の底に残るので、必要...「さすがだなぁと思う。」
サラっと軽そうで、とっても重い(時がある)。
あっそうだったんだ!と気付かせて貰ったコトは、心の底に残るので、必要な時に思い出して役に立つような気がしてます。。。2013/08/27
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何年かに一度本棚から引っ張り出してくる一冊。水丸さんとの楽しいお話や不思議猫ミューズの話がすき。
でもこの度読んで一番印象的だったのは「ウォークマンを悪くいうわけじゃないですが」の項。エネルギー問題に触れている。このエッセイが発表されたのは1996年。原発事故が起こるまで、この問題に触れることはタブーだったはず。でもこの人はきちんと自分の考えを活字にして世に出してる。新聞の問題、教育、差別問題しかり。
作家にとって筆は剣だ。
誤れば自分の命をも落としかねない。覚悟を持って剣を持つこの姿勢に私は出会った時から惚れ続けている。 -
「フェア」かどうか、が村上春樹の行動規範のようである。本エッセイになかに何度もそのキーワードがでてくる。基本的には肩肘はらないゆるいエッセイだけど、村上春樹の主張は伝わってくる。通勤電車での読書にうってつけ。
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古いエッセイだけれど、それなりに楽しめた。