- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101001555
感想・レビュー・書評
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時間は止まることなく過ぎていくし、自分が思うところに辿り着いている。
不思議だと思う。
ありがたいことに周りには人がいてくれる。
自分は一体何者なんだろう。
これまで読んだ長編の中で一番心惹かれた。
身も心もリセットして、空っぽになって、また一から歩き出したくなった。 -
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はじめまして♪コメント失礼します^ ^
同感です!!全てに答え合わせを出さずに、読み手に色々と残してくれる。それぞれに答えを探させて感じさ...はじめまして♪コメント失礼します^ ^
同感です!!全てに答え合わせを出さずに、読み手に色々と残してくれる。それぞれに答えを探させて感じさせてくれる。これが本物だって私も思います。
だから村上春樹さんは好きです。訳がわからなくていい。自分なりに解釈して、自分の中の経験や感情と結びつけて、色々な事を考えさせられる。これが楽しいです♪(むしろ嫌いな人はそういうところが嫌いなんだと思いますが笑)
と同じような事を思っていたので思わずコメント失礼しました!汗2024/01/22
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上巻から一ヶ月以上経ってやっと読了。
村上春樹節全開で、わからないこともかなり多かったけど、それでも「愛する人が死んでしまっても、その記憶は自分の中に残り続ける」というメッセージは伝わった。村上春樹は色んなわかりにくいメタファーを持ち出してきて、読者(私)を混乱させてくるけど、結局一番書きたいことは「愛する人の死」っていう単純なことなんだろうなぁとどの著作を読んでも思う。
基本的に私は村上春樹が出してくるよくわからないキャラクターのことは、あまり考えすぎず「世界観世界観〜」って感じで流しちゃうんだけど、まじでジョニー・ウォーカーは誰なのか問題と、カフカとナカタさんの関係は結局何だったのかが気になりすぎる。
そこに意味を求めるのは野暮かもしれないけど。 -
私にとって初めての村上作品です。
県外で本屋にて引き寄せられるように手にとった本。本を開いたらあっという間に読み切った思い出が…そのあと村上作品を急いで買いあさったな〜
また読みたくなりました。
ぜひ〜 -
後半の物語の方が好き。 ナカタさんとホシノさんのストーリーがたまらなくいい。 二人の会話もそうだが、二人の信頼関係というか、友情がとてもいい。最後にホシノさんがナカタさんの為にしてあげた事、中々出来ないよね。この物語はカフカ中心の話なんだろうけど、ナカタさん、ホシノさんが素晴らしい脇役を演じていると思う。
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うーん、、、正直下巻は更に難しかった。
沢山の疑問がはっきり答えが分からないまま終わってしまった感じ。
何回も読めばもう少し理解出来るのかもしれない。
でもこれだけはいえる。
彼は一番タフな15歳の少年だと。 -
不思議な話だった…というのが読後まず抱いた感想です。下巻で上巻の伏線が回収されていく展開になるのかと思いきや、、そうでもない感じ笑
なんだかよく分からず、最後もここで終わりか…!という感じでしたが、読後にモヤモヤするのかといったらそうでもない不思議さ笑
主人公の少年が物語の終盤で「本当の答えというのはことばにできないものだから」と言う場面が出て来ますが、この小説の本質はこの一文にあるのかなと漠然と感じています。
また何年か後に再読したら違う印象を受ける予感のする物語だったなと。
以前に比べ読書量も減り、それに伴い読むスピードも落ち、なんとなく文学から遠ざかるようになっていたため、久しぶりに読んだ文学作品でした。
読んでみるとかなり時間はかかりましたが、、文学はやはり良いものだなと思いました!
また村上春樹作品読もうと思います。 -
文体が独特。ジャズ聴きながら読むのが好きです。
シューベルト聴きたくなってYouTube飛んだらコメント欄に同じ人がいてほっこりしました^_^
性描写に、はじめは嫌悪感を抱いたのですが、ファンタジーだと思い込むことで回避できました。
エディプスコンプレックスをひしと感じさせる作品でした。
文体を楽しむってこういうことか〜と思いましたが、
きちんとした考察も聞いてみたいです。