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東京奇譚集 (新潮文庫)

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著者 : 村上春樹
  • 新潮社 (2007年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001562

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村上 春樹
村上 春樹
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東京奇譚集 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 直接的に視覚に訴える文章は少ないものの、情景が思い浮かびやすい文章だと思う。この短編集は、非常にすっきりとして後味が良く読みやすい。品川猿というタイトルは初め疑問に思っていたが、途中からなるほどなって思える愉快な短編だった。

  • 久々に短編小説を読みました。ちょっと不思議なお話に惹かれて。どこか自分の人生にかすっている感じが物語の中に引き込まれる要因かな。
    ①偶然の旅人ーこの話を読みながらチャーリー・パーカーのJAZZを聴きたくなった。
    ②ハナレイ・ベイー母親目線で見ると息子の突然の死が切ない気持ちと、息子とそれほど親密な親子関係ではなかった主人公の心の動きに共感してみたり。知り合った頼りない男二人組とのやり取りが軽快で楽しかったり。この話が一番印象的だった。
    ③どこであれそれが見つかりそうな場所でー謎の失踪のオチがイマイチだったかな。どうしても人は原因や動機を知りたくなるものだから。
    ④日々移動する腎臓のかたちをした石ー主人公とかかわった2番目の女性、書き進める小説に登場する腎臓のかたちをした石とは何だったのか? それは主人公が失った女性の象徴だったのかな・・・。
    ⑤品川猿ー名前を奪う猿と自殺した松中優子、自分の名を奪われてしまった主人公みずき。なぜ松中優子が自分の名札を親しくもないみずきに託したのか、何故松中は自殺しなければならなかったのか、言葉をしゃべる猿、その存在を突き止めたカウンセラー、何者? 謎だらけで話は終わる。ふと思ったのが某アニメで記憶を食う猿というのが有って、読みながらアニメの作者はこの作品からインスピレーションを受けたのかなって思ってみたり。気になって読み進めたけど、結局分からず終い。
    どの作品も読み進めたくなるストーリーで、楽しめたけれど、腑に落ちないところもたくさんあった。ぐいぐい引き込まれる感覚は嫌いじゃない。

  • 偶然の所作、或いは神様の悪戯に翻弄、または起こったこととして正面から受け止める人々の奇譚集。

    やはり「偶然の旅人」が最も印象的だったかな。

    唯一、品川猿のオチは意味不明

  • 品川猿読んで化物語思い出した

  • ハナレイベイが良かった。他の作品より視覚的文章が少なく、会話中心。

  • 不思議な体験をすることは人生に一度はあるもの。著者が出会った人から語られた奇譚を、ライトな感覚で味付けした読み応えのある短篇集。奇譚といってもオカルト的ではなく都会的なセンスの良い物語に仕上げている。特に『ハナレイ・ベイ』はハワイの夕景に浮かび上がるサーファーの姿が美しくも哀しみを誘って秀逸である。

  • 村上先生作品で一番好きです。

  • 個人的に、村上春樹さんはもう、短編かエッセイがいいのではないかと思います。
    これは、まあ好きです。

  • 現実世界と仮想世界がうまく混じりあっている。
    品川猿は面白かった。

  • わけが分からなくても、この感じが好き!このもやっとした読後感は癖になる。

  • それぞれの不思議な話。
    全体的にホワンとした感じで終わる。
    一番面白かったのは「品川猿」タイトルも何かなと好奇心を抱かせるし、読んでみて納得がいった。

  • 今までに読んだ何冊かの村上春樹作品の中では一番面白かったかもしれない。
    たぶん、始めに「不思議な話をしますよ」と宣言してくれているのが大きいのだと思う。
    婉曲の度合いや曖昧さを少し抑え目にして書かれたのではないか

  • 短編集、それぞれの物語に言いたいことみたいなのがあるのか、でもそれを正解みたいに導き出すこと自体のぞまない?(ここの言葉がわからない)行為なのか。でも読みながらいろんなことを考えることができた。

  • 初・村上春樹。
    思ったより読みやすかったけど、全体的にぼんやりしていて、読み終わったらすぐ内容を忘れてしまうような本だった。実際もう忘れかけている。

  • 初・村上春樹作品。

    《偶然の旅人》調律師と融点。
    《ハナレイ・ベイ》砂浜に固定された視点。
    《どこであれそれが見つかりそうな場所で》強がり。
    《日々移動する腎臓のかたちをした石》プロフェッショナル。
    《品川猿》かつて一人の少女だった女性と融点。


    どの物語も1mmたりとも誤解されたくない!感を出しているのに、時々「さぁ、どうかな?」なんてそぶりをする。

    「品川猿」は、ちょっとだけやさしい。

  • 久しぶりの村上春樹。
    村上春樹の小説を読むと現実と非現実の境がわからなくなる。でもそれが癖になる。
    短編集なのでさらりと読めます。

  • そのときはまた二人で、何かをひっ捕まえましょう

  • 偶然の旅人が特に好きです。


    どの話も、登場人物の言い回しが、とても好きです。

  • 短編でも村上春樹は村上春樹だった。
    プロローグは面白く、これから始まる物語に期待がもてたのだが、内容は「はぁ、やっぱりこういう感じか」という感想しかなかった。この人の文章はスマートだし、登場する人物、物、風景、音楽などなどがお洒落だし、ストーリーもユニークで突拍子もないから、確かに独特な世界観を持つ作者・作風だとは思うが。「村上春樹が好きな自分」が好きな人も沢山いるはずと思われ。

  • 内容はあっさりしているが、今この時代に本当にあるような不思議な話がさらりと美しい文章で書かれているので、お話のような実話のようななんとも言えない読みごこちでした。村上春樹、やっぱり文章上手いな。

  • 借り物です。
    村上春樹は苦手だけど、これは普通に面白かった。

  • 2009/07/18 購入
    2009/07/19 読了 ★★★★
    2016/11/25 読了

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東京奇譚集 (新潮文庫)の作品紹介

肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却…。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。

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