1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001623

感想・レビュー・書評

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  • お父さん‥‥

  • 2冊目、3冊目よりも物語のテンポが
    落ち着いた気がする。
    再読すれば物語の深みとかわかるがまずは
    全部読み切りたい。

    かなり先が気になります。
    学生の頃に読みたかった。

  • 全部で6冊あるうちの4冊目。
    308ページ。先が気になる度★4。

    謎がどんどん解明されていく。









    以下ネタバレ!!!
























    ふかえりの小説「空気さなぎ」の詳細がようやく出てきた。
    宗教団体の生活の話。
    少女は山羊を死なせてしまい罰を受けた。
    死んだ山羊と一緒に閉じ込められて三日目の夜に、ヤギの口から謎の小人が現れた。
    小人は空気の中から糸を取り出してサナギを作った。
    サナギから生まれたのは少女の分身だった。
    分身は少女の心の影的存在で、分身が目覚めると月が2つになるらしい。
    少女は怖くなり父親の友人の家へ逃げた。
    中学の時トオルと仲良くなったが小人達の仕業で離れ離れになってしまった。
    小人達は少女に直接手を出すことができないが、まわりの弱い人間には害を及ぼし滅ぼすことができるらしい。
    小人達は分身の近くに戻れと少女に警告する。
    少女は分身の謎やトオルの救い方を知るために小人達の場所に行くことを決心し、その場所に行く通路を作るために空気さなぎを作成する。

    分身が生まれて月が2つになって、1984年が消えて1Q84年になったらしい。


    【登場人物のメモ】
    つばさ
    ふかえりの分身。

    【内容メモ】
    青豆と天吾視点。

    青豆は宗教団体のリーダーから、1Q84年はパラレルワールドではないこと、天吾と両想いだということ、どちらかが死ぬ運命であることを聞く。
    青豆は天吾を生かす道を選ぶ。
    マンションのベランダから天吾を見つけ、急いでその場所に行ったがもういなかった。

    天吾は金縛りみたいな感覚の中ふかえりと寝た。
    公園で月が2つあることに気づく。
    青豆を探すことを決意する。






    次へ続く!!!

  • ここまで読んで面白かった。1番面白いと思うのは全てが全部繋がっている感じと、孤独な人の願いと希望。ストーリーの設定に無駄なく伝えたいことが絡み合って一つの作品としてできてる感じがする。

  • 空気サナギからドウタがでてくるとしたら、あそこから出てきた10歳の青豆は今の青豆の心の闇を抜き取った存在なのかな。
    でも青豆が生きてるから同時に存在できないのか、逆に生きてるからオリジナルがその場にいないと存在することができなかったのか。
    青豆と天悟がようやく会えそうですれ違う場面が出てきて心が苦しかった

  • ずっと謎だった小説の概要が分かることによって、リトルピープルと空気さなぎもちょっと分かる。
    BOOK3も楽しみ!

  • 出会えそうで出会えない天吾と青豆。
    リトルピープル。2つの月。
    次第に世界ままぜこぜになっていく。

  • はじめは、このエグさや不必要なんじゃないかと思う性描写が気になってイマイチな感じがしたけど、ようやく「やっぱ面白いんやー」と思ってきた。

  • 「1Q84」シリーズの中間部として、謎めいた世界観やキャラクターたちの物語がさらに進展します。また、物語の要素がより一層複雑化しています。登場人物たちの過去やつながりが解明される一方で、新たな謎や出来事が続々と浮かび上がります。天吾と青豆は、お互いの秘密を共有し、共に成長していきます。
    Book3では、これらの謎がどう収束していくのか楽しみです。

  • 壮大な物語が各巻に分割されている場合、その各巻についての独立した感想は特にない。ただ全体として非常に面白い展開になってきている。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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