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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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僕が早熟を装って見せたら、人々は僕を、早熟だと噂した。僕が、なまけものの振りをして見せたら、人々は僕を、なまけものだと噂した。僕が小説を書けない振りをしたら、人々は僕を、書けないのだと噂した。僕が嘘つきの振りをしたら、人々は僕を、嘘つきだと噂した。僕が金持ちの振りをしたら、人々は僕を、金持ちだと噂した。僕が冷淡を装って見せたら、人々は僕を、冷淡なやつだと噂した。けれども僕が本当に苦しくて、思わずうめいた時、人々は僕を、苦しい振りを装っていると噂した。
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生きて行きたいひとは、どんな事をしても、必ず強く生き抜くべきであり、それは見事で、人間の栄冠とでもいうものも、きっとその辺にあるのでしょうが、しかし、死ぬことだって、罪では無いと思うんです。
― 182ページ -
──私は、お母さまはいま幸福なのではないかしら。とふと思った。
幸福感というものは、悲哀の川の底に沈んで、幽かに光っている砂金のようなものではなかろうか。悲しみの限りを通り過ぎて、不思議な薄明かりの気持ち。──
みんなの感想・レビュー・書評
人間は恋と革命のために生まれてきたのだ
斜陽という題名そのままに
ゆっくり沈んでいくような話だった
直治がいちばんすき
彼の最後の一文がすごくすきだ
久しぶりに太宰の作品を読んだ。
やはり太宰の作品は似ていて、読後同じような感覚になる。
そしていつも太宰自身であろう登場人物に感情移入する。
学生の頃に読んだけど
しょっぱなのスウプの飲み方以外
まったくといっていいほど覚えてなかったので
あらためて読み直し
世界は美しくて人はみんなわかりあえて平等である
と思っている人はこれ読んでもつまんないだろうな
優しくて強くて清い人にはおススメしない本
直治、ダメなヤツだけど
結構いいこと言うよネー
没落貴族の惨めさと、不幸な境遇にあってもどこか気高く繊細な、彼女たちの心の動きが丁寧に美しく描かれている作品だと思いました。
弟のあまりに身勝手な放蕩ぶりには読んでいて苛立ちましたが、遺書に記されている彼の苦悩は心にグッとくるものがありました。
貴い人達だなぁ…。
滅びゆく人々の美しさ。まさに斜陽のような、ぎらりと光る不思議な明るさがある。
生きていく為には醜くなければならないのかと思うと悲しい。
読了日不明
遺書がつらい。太宰治の文章が好きすぎてつらい。うつくしさが見える。読んでると文章が風をまとってるように感じる。
人生において選択を迫られるときがある。
どちらに進むべきか。
好きな人の傍にいれたらなぁ、
決断をする後押しとして、これくらいのささいな動機があってもいいと思うし、然るべきだとも思う。
ささいなというと何か語弊がある、
直接は選択決定と無関係な動機、しかし人生においては(おそらく)大切なエッセンス。
この後押しは理性からはかけ離れているが故、
ちょっとした冒険が始まる。
吉と出るか、凶とでるか。
そこがまた人生を面白くするきっかけになるかもしれない。
そう思うと、これから先を考えることが楽しくなる。
な~んてね
青空文庫より。
太宰文学って悲惨な作品しか無いの?人間失格とこれしかまだ読んでないけど。
「人間は、みな、同じものだ」という言葉の批判、「道徳」への批判。いくら道徳を説いても、いくら「人間はみな同じなんだから」と言っても何の意味もねーよ、ってことが言いたかったという解釈でいいですか?確かにその通りだ、人間みんな違うよね。だからと言って、分かろうとしてる人に「お前に分かるもんか」と一蹴するのも違う気もするけどね。なんて思った。
しかし、太宰作品を読んでも、晴れ晴れと「おもしろかった!」と言えることはないのかなあ…
今年23冊目。久々の古典。『人間失格』と『走れメロス』は読んだことがある。この斜陽は、当時の時代や、価値観を考えることができる本だと思った。もちろんその表現力は作者によるものだけどね。うーん、適切な感想の言葉はあまり見つからないけど、普通に面白かった。
学校で読んだ「走れメロス」以降、初めての太宰治作品。
戦後、価値観が変わる中で生活に困窮していく貴族出身の主人公。読む時の気持ち&体調で重くも軽くもなる作品だと思う。
重くなりすぎず、読めました。

人間には自由に生きる権利を持っていると同様に、いつでも勝手に死ねる権利も持っているのだけれども、しかし、母の生きている間は、その死の権利は保留されなければならないと僕は考えているんです。





