Xへの手紙・私小説論 (新潮文庫)

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著者 : 小林秀雄
  • 新潮社 (1962年4月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101007014

Xへの手紙・私小説論 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 再読。小林秀雄という批評家に付き纏う難解さのイメージは、彼が批評の対象にしてきたものの多くが戦前から戦後までの、高度経済成長によって喪われてきた文化であることが原因ではないだろうか。後期に行く程に文体が洗練され、明晰さが発揮されていく内容は時に驚く程言葉が透明に感じられていくのだ。本文でも批評家と詩人は言葉それ自体を扱うものとして同一であるとの旨があるのも理解できる。そして30当時の己の人生観について、直感と情熱を持って練り上げた「Xへの手紙」が持つ確信さには、完膚無きまでに言葉に殺されてしまったのだ。

  • 前半に小説、後半に批評や論文が収録されている。
    難解だし、長いし、さっぱり何がいいたいのか分からない文章ばかりで
    ほとんど飛ばし読みをした。
    まれに数行ほど面白い文があるけれど、やはりその前後が理解不能なので
    読み続けるのが苦痛でたまらなかった。

  • 面白かった。特に中原中也との関係について興味があるからこその面白みもある。(Xへの手紙)
    文章は堅い。けれど本質を伝えたい、という意思が汲めるほど言葉は真っ直ぐだ。
    骨があって肉がある文章である。
    あくまで考えを読み取るもので、小説の面白みではない。

  • 112

  • こっちは確か読んだ筈だがなあ。どうだったかなあ。まあ要再読。

  • 初期の小林秀雄の創作には面食らいますが、面白いです。『新人Xへ』にある、「始末に悪いのは自意識の過剰どころか自意識そのものだ」という言葉は胸に刻むべきだなあ、と。

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