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行人 についての感想・レビュー・書評


行人 (新潮文庫)
735人が登録 ★3.65

著者: 夏目漱石 
本 / 新潮社 / 501ページ / 1970年02月発売
ISBN/EAN: 9784101010120
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評価平均: 3.65
登録数: 735
レビュー数: 76
価格: ¥ 580 (参考価格:¥ 580)

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みんなの感想・レビュー・書評

ahirurihaさんのレビュー 読み終わった

あなたは「兄」に似ているかもしれないと思ったよ。

hosoken20さんのレビュー 5 読み終わった

この本には、真の「孤独」が描かれている、と思う。
漱石の作品の中では、一番のお気に入り。

とむもれろさんのレビュー

 Hさんからの手紙で明らかになる一郎の根源的な悩みを読んでいると、100年も前に書かれた小説とは思えない。『人間の不安は科学から来る。進んで止まることを知らない。徒歩から俥、俥から馬車、馬車から汽車、汽車から自動車、それから航空船と、何処まで行っても休ませてくれない。何処まで伴われて行かれるか分からない。実に恐ろしい』。一郎のこのセリフ、完全に2010年代に生きる私たちに向けて語られているんじゃな... 続きを読む »

せりかさんのレビュー 5 いま読んでる

個人的には三沢が好きでした。一郎の苦悩は少しわかる気がする。読んでるとどうしても一郎や直にばかり目がいっちゃうけど、登場人物の多様な生き方そのものにこの「行人」ってタイトルがついてる気がします。

u-0715さんのレビュー 読み終わった

明治に書かれた、今を生きる人のための本。

sk2012さんのレビュー 5 読み終わった

他人にこころを開かない一郎の姿を周りの人からのことばで綴っています。

考えに考えを重ねながら、それが一層周囲との感覚の断絶につながり、深い孤独にはまってゆく一郎のくるしみが痛いほど伝わってきました。

文学も哲学も知らない自分でも味わうことが出来ました。
名作だと思います。

yoshiki1113さんのレビュー 読み終わった

主人公、兄、嫂を中心としてそれを取り巻く人々の心情が描き出される小世界。

takeshinakaichiさんのレビュー 読み終わった

2012年最初に読み終わった本。
この手の文学最高!深いなあ。

hibino11さんのレビュー 3 読み終わった

2011年8月3日(水)、読了。

yasugoto0806さんのレビュー

ネタバレ 【あらすじ】  学者である長野一郎は妻を愛しながら、妻が本当に自分を愛しているのか疑いが晴れない。 一郎はその人間不信による、神経症、不眠症に陥り、彼の精神は荒廃と混迷を極め、次第に彼の人間不信は自... 続きを読む »

あやかさんのレビュー 4 読み終わった

漱石の小説を読んでいると、良く出会う言葉があります。それは「真面目」という言葉。真っすぐか、誠実か、嘘偽りはないか、正面から向き合っているか。自らに、他者に、何度も問いかける漱石の姿が見える。

あまりにも明晰な知性を持つが故にどうしようもない孤独に堕ちていく一郎。他の心を信じられない。他人のことを完全に理解するのなんて不可能で、みんなその寂しさをそれぞれ自分なりに消化して、誤摩化して、馴らして、どうかにか生きているのに。真面目に苦しんでしまう一郎が哀しくて愛おしい。ぐっすりねむって、そうしてぜんぶ忘れてしまえればいいのにね。

narimasuさんのレビュー 5 読み終わった

漱石の小説を人に薦めるときはこれにしてます。漱石の作品の中では比較的事件性もあるし,(草枕や虞美人草なんかと比べてだが)文章が軽妙で読みやすい。
「あの山は僕の所有だ」などの言い回しも単純に読めば滑稽でちょっと笑ってしまう。
これ以上の感想はもう何度か読まないと何ともいえないので,また読みたい。

hirooasoさんのレビュー 5 読み終わった

絶対とは何なのか。
人の心とはなんなのか。

一郎はどこへ向かうのか。
進歩的な小説。

フラビオさんのレビュー 4 読み終わった

8月11日読了。精神を病んだ未亡人への思慕に一人悦に入る友人、嫁との不仲に思い悩む兄や家族の間で悩みつつも気楽に生きる主人公・二郎の生活。漱石自身が近代日本の中で感じていたであろう居心地悪さ・思想と実践が伴わない歯がゆさ・女性への畏怖みたいなものが大いに投影されているようで読み応えはあるが、寸止めの連続というか?何か起こるぞ起こるぞ不幸がくるぞくるぞと脅かしつつも結局何も起こらない、というこの展開は甚だ尻の座りが悪い。もとは新聞連載小説だというからそのせいかもしれないが・・・。近代の人間とは、自分で「テキトーに生きよう」と思えばいくらでも生きられるし、「人生は不幸だ」と思ってしまえば他人のアドバイスくらいではその負の連鎖を振り切ることはできない、というものなのか。

kotoriさんのレビュー

「西洋文明の“非人間的な加速”」という言葉に導かれ出逢った一冊。

時のことをずっと考えている。

時間の概念が狂ってる。これを取り戻すことを誰かがやらなくてはならない。それから、本当に大切なことを言葉にできない息苦しさを抱えたまま、社会は本当によい方向に向かうのだろうか・・・。
そういう思いがずっと心を巡っている。

nekozita99さんのレビュー 5 読み終わった

『こころ』よりもこちらの作品のほうが、個人的に好きです。読んだ後、胸がぐっと締め付けられる思いがしました。

はなyさんのレビュー 4 読み終わった

斉藤孝氏の著作の影響で、それまでほとんど読んだことの無かった小説を読むようになり初期に買った本。

小説に関してはいわゆる「文学」と括られる古典的なものしか読まないんですが、これは色々考えさせられる本。

ただ、文体が古いのでまた折をみて読み返さないとしっかり記憶に残って無い点もあり。(これは自分の能力不足)

ysk37さんのレビュー 3 読み終わった

学問だけを生きがいとしていへり一郎は、妻に理解されないばかりでなく、両親や親族からも敬遠されている。孤独に苦しみながらも、我を棄てることか出来ない彼は、妻を愛しながらも、妻を信じることが出来ず、弟•二郎に対する妻の愛情を疑い、弟に自分の妻と一晩よそで泊まってくれとまで頼む……。「他の心」をつかめなくなった人間の寂寞とした姿を追究して『こころ』につながる作品。

先生をもうちょっと訳分からなくしたのが兄さん。

fa1conさんのレビュー

あらすじには、「人間の寂寞とした姿とその原因を追究した作品」とあったが、まさしくその通りで、それが徐々に感じ取れるようになったところで、ストップ。読むの終了。

たぶん、全部読んだら暗くなる。

ちょさんのレビュー 4 読み終わった

ネタバレ  一人称の小説なのに、主人公の立ち位置が興味深い。  普段読みなれた文章ではないので、最初は読みつらいけれど、読み進むと「日常」のフリをした「何か」があり。怖い。  だんだんと深遠を覗き込んでしま... 続きを読む »

pauloyamadaさんのレビュー 4 読み終わった

お重をからかう二郎に嫉妬しかけた。
満足度7+

akane-koboさんのレビュー 3 読み終わった

p.128
「考えるだけで誰が宗教心に近づける。宗教は考えるものじゃない。信じるものだ」

p.365
「死ぬか、気が違うか、それでなければ宗教に入るか。僕の前途にはこの三つのものしかない」

白百合女子大学図書館さんのレビュー

漱石のつきつめた「エゴイズム」とは何か。・・・ここまでくると、彼は「エゴイズム オタク」でしょう。
漱石が悩みまくった利己心の問題に比べれば、我々の悩みなんて、悩みのうちに入りません。

(院生アルバイトスタッフ)

ろくさんのレビュー 4 読み終わった

漱石の思想がハッキリと示された作品。やや冗長に思えるが、そこを拾っていくと納得できる。

yumezoさんのレビュー 5 読み終わった

後期3部作のふたつめ。
人は人の心をどこまで理解できるのだろうか。
考えても考えても答えの出ない問題を、それでも考え続ける男の話。


全76レビュー中 1 - 25件を表示
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