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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
+++ 「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の三部からなる、夏目漱石の長編小説。拭い去れない過去の罪悪感を背負ったまま、世間の目から隠れるように暮らす“先生”と“私”との交流を通して、人の「こころ」の奥底を、漱石が鋭い洞察と筆力によって描いた不朽の名作。学生だった私は鎌倉の海岸で“先生”に出会い、その超然とした姿に強く惹かれていく。しかし、交流を深めていく中で、“先生”の過去が触れてはいけない... 続きを読む »
先生と私、両親と私、――――――先生と遺書。
高校の授業で買わされ今の今まで放置でしたが、日本文学ってやっぱり良いですね。古い作品=読みにくいというイメージがあったのですが全くそんなことありませんでした。今までそう感じてたのは洋書の訳だったからかな?口に出したり言葉にするのが難しかったりする感情が、比喩だったりいろんな表現で書き表されていて、改めて日本語の表現力というか、その綺麗さに驚かされました。書かれたのはかなり昔でも、書かれている内容、友情、愛情、選択、覚悟、これらは今現代を生きている私たちのこころにも通じるものがあります。だからこそ、これ程長く読まれ続けているのだなと、少しだけわかった気がしました。
すごいショックと何とも言えない空虚感。昔、連続ドラマでやってた記憶が。相当昔の作品だけどいつまでも名作。
高校の教科書に一部が載ってて、『スゴイ日本人がいるんだ‼』と、そこから読書にはまり、本がカバンに入っていないと落ち着かない人生なう。
高校時代教科書で部分的に読んで、片付けしてたら実家から出てきたから読んだら、一年近くかかった。自殺するときのKの感情がどんなものか、最後まではっきりしなくて、想像するけどわからないくて、ただなんかぞっとするのである。
青空文庫にて、再読。
恋は盲目といいますが、人間の弱さがよくわかる。
好きな人と一緒になれても幸せになれないのは哀しい。
Kに打ち明けられたとき自分だったらどんな態度をとるか・・・
学生の頃一度読んだけど、あまり良さがわからなかった。
ある程度年を取ってから再読してみたら、いろんな気持ちがわかって、この本の印象が変わった。どの人物に自分を重ねるかで、また印象が変わるのかも知れない。
ずっとずっと読みたくてそわそわしてた作品です。
読んだら意外とはやく読み終えたので自分でもびっくり。
しかもまさか恋のお話とは思ってなかったのでさらにびっくり。
客観的に読めばきっと「先生性格悪い」とか思ってましたけど
私が先生だったらたぶん同じことをしてたのかもしれない。
GWの課題図書として読んでみました。
高校の時、教科書に載っていたかと思うんですが、あのKの自害場面は物語の中のほんの一部だったんですね。
教科書だけ読むと「"私"(作中では先生)って最低~!」と捕えがちですが、通して読むと「先生が裏切るのもしかたないか……」と何となく納得させられます。
てか、かなり先生の気持ちに共感できたので、だれでも持ち得る心境なんでしょう。
もしくは、高校の時に共感できなかったのに、今では裏切ることに何となく理解を示せるってことは、単純にずるい大人になっただけなのかもしれません……。
あと、文章なんですが、旧仮名遣いが直っている新装版だと、とてつもなく読みやすいです。
夏目さんの文章の凄さが味わえました。
中学生くらいのときに挫折したので、
二十歳すぎてから再読しました。
あたまでっかちな話です。
地に足がついてないです。
世間知らずのインテリの、観念の遊戯のようなところがあります。
語弊を招くかもしれませんが、良くも悪くもまさしく朝日新聞みたいな感じがします(当然)。
多分男でないと酔えないでしょうこれは。
女の人にしてみたら、
「何しょうもないこと言ってんだか!死にたいなら勝手に死にな!とりあえずこっちは今晩何食うかに困ってんだよ!」
そんなところだと思います。
約十年振りの再読。
まず感じたのは、昔の自分には到底この本を深くは理解できないであろうということ。
恋愛とか友情とか、(その要素も含まれているけれども)そういった単語で一括りには出来ない本。
「先生」、「私」、「K」の人間的な面に自然と目がいった。
事後をはっきり書かない点、書く箇所は書く点、読み手に何かを汲み取って欲しいのではないかと思うと安易に小説と呼んでいいのかすら考えてしまう。
久しぶりに再読。
やっぱり、危篤の父を置いて、すぐには帰れない距離を東京まで戻ったのが理解できない…
先生はもう、いないんだよ?
と、思う。
冒頭の海辺での先生との出会いは、そんなにも引き付ける何かがあったのかなー?
とも思う。
あるとしたら、それは、西洋人と連れ立っていたという、めずらしさ?
東京に戻るなり、気軽に"先生"を訪ねる主人公も、なんだか不思議…。
結構、現代では理解できないエピソード満載ですが、友人と好きな人がかぶる話は、昔からあったんだなぁと、
なんとなく、恋は罪悪に納得したりしました。
上二十六「因循らしく見える先生の態度」 因循の意味は (1)古い習慣に因り従っていて改めようとしないこと。 (2)決断力に欠け、ぐずぐずするさま。 文中での意味は(2)になるが、総合して見ると、先生は(1)の意味でも「因循な」人であった、と思う。 先生は自ら「自分は因習に縛られている」と語ったり、主人公・私に「あなたがたから見て笑止千万かもしれませんが」と話すなど、「あなた(... 続きを読む »
あまりにも生々しい、というか
キレイゴトだの何だのをすべて取っ払って
人の本質を著した作品だと思う。
それ故に、ひどく惹かれる。
「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」
主人公の「私」は、ある夏の休暇を鎌倉で過ごすことになった事から物語ははじまる。 鎌倉で、「私」は一目惚れのようにある男性がが気になる。 そして、漸く機会を得て知り合いになった男に「先生」と勝手に渾名をつけ、招かれもしないのに、その「先生」宅で食事や茶などをごちそうになり続ける。 「あなたは何でそう度々私のようなものの宅へ遣って来るのですか」 「何でと云って、そんな特別な意味はありません... 続きを読む »
教科書にも抜粋される『先生』の告白の辺りは鮮明に憶えていたのですが、前半の『私』の章はサッパリと忘れており、初めて読むような驚きが。 『先生』との出会いや、雑司が谷霊園でのエピソードは何となく印象に残っていたのですが、てんで憶えていなかったのが、『私』の、郷里での親兄弟とのやりとり。 そういえば、彼、衝動的に汽車に乗っちゃって、そのあとどうしたんだろう??と思った記憶がうっすらとはあるもの... 続きを読む »
高校の頃は三角関係を主眼に読んだけれど、今は人を信じて生きることの難しさを主に感じさせられながら読んだ一冊。言葉使いが綺麗だった。

「事件が起ってからそれまで泣く事を忘れていた私は、その時漸く悲しい気分に誘われる事が出来たのです。私の胸はその悲しさのためにどれ位寛ろいだ知れません。苦痛と恐怖でぐいと握り締められた私の心に、一滴の潤...





