坑夫 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101010175

感想・レビュー・書評

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  • なんだこれは。面白くないぞ。

  • どうやら誰かの実体験にもとづいた作品のようだが、漱石らしい「社会問題化するネタ」がまったく存在しない。一人の青年が私生活で自滅し、場末の飯場に辿りついて、そのままなし崩し的に坑夫体験をしていく。ただそれだけ。青年の没落エピソードに時代背景を感じるところは読み物としては面白いが、漱石の作品として見ると残念感が否めない。

  • 今の自分自身に似ているところがあったな。時代が悪いのか、自分が悪いのか⁉︎

  • うーん、19歳が経験した坑山に行き着くまでと、坑山での生活を描き出した作品。
    なかなかスッキリとした感じて読み通せず、なんとか読了できたというかんじ。
    修行がたりませんでした。

  • なんかしんどかった。

  • 村上春樹の「海辺のカフカ」に登場したので買って読んだんですが、漱石の作品の中ではあまり有名ではないだけあって、あまりピンとは来ませんでした。

著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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