眠れなくなる 夢十夜 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2016年12月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101010519

眠れなくなる 夢十夜 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「こんな夢を見た」で始まる10のアンソロジー。「輝子の恋」がおもしろかった。2017.4.29

  • 現代作家十人が一夜ずつ書いていく。
    どれも面白いんだが、特に、最後の小路幸也の「輝子の恋」は面白かったかな♪

  • 2017年、47冊目は、隙間読書用にしていたもの。「こんな夢を見た。」で始まる、夏目漱石の『夢十夜』(文学音痴の自分は原典読んでません。)にインスパイアされた十作家によるアンソロジー。

    「眠れなくなる」とお冠があるので、ホラー系の作品達を期待したが、ホラー度は低め。抽象的作品、ダークファンタジー的作品が多め。

    ラストの小路幸也『輝子の恋』が★★★★☆。後は★★☆☆☆~★★★☆☆の作品ばかり。全体としては、オマケの★★★☆☆。

    小路幸也は『七つの死者の囁き』収録の『最後から二番目の恋』も良かったので、『リライブ』は来年読む候補としよう。

  • 言わずと知れた夏目漱石の名作『夢十夜』を下敷きに、十名の作家たちが一篇ずつ「こんな夢を見た」と語り出す。
    それが本当に夢の中の出来事なのか、それとも現での出来事なのか、それは誰にもわからない。

    『夢一夜』では本家の第一夜と第三夜をミックスしたような物語になっている。
    美しく静謐な、しかし不気味な夢の中。

    『長い長い石段の先』は少年時代の恐ろしい体験を思い起こさせる。
    迷ってしまった道の先。
    どこか知らない場所。
    ジブリの『千と千尋の神隠し』にも登場する、現世と異界との境。
    どちらも物語だとしても、実体験として、記憶にある人もいるのではないか。
    祖父母の家までの帰り、乗り過ごしてしまったバスの先。
    永遠にも思える帰り道、幼い弟の手を握りしめながら不安と恐怖と戦う夏の日。
    あれは、現実、のはずだ。

    『輝子の恋』
    本書の中では唯一の明るい話。
    悪夢だらけの中、今宵の夢さえあれば、救われよう。
    いや、悪夢の方がまだましとも思える現の夜、今宵の言葉があれば、慰めにもなろう。

    人生は壮大な夢という。
    そうであるならこんな終わり方なら、全て良し。

  • 請求記号 913.68/A 94

  • 「こんな夢を見た」 シリーズ?
    結構 面白かったと思う。

  • 2009年6月に新潮文庫刊の同名のものを加筆修正し、2016年1月に新潮文庫から刊行。10の短編アンソロジー。漱石の夢十夜にこだわり過ぎたのか、陣容の割に楽しめなかった。

  • 夢の話のせいか、ストレートな内容てはなく不思議な世界観だった。

  • 「こんな夢を見た」という書き出しで10人の作家がエッセーあるいは短編の小説を書く止めた一冊。

    夢二の夢十夜より

    それぞれに心を込めた短編が並ぶ。
    私的には盲蛾という道尾秀介の一文が心に残ったがそれぞれの作家のそれぞれの短編が心に響く。

    ぜひ一読を(^^)

  • 夏目漱石の「夢十夜」上梓から100年。同作にインスパイアされた10人の人気作家が、「こんな夢を見た」という有名なフレーズから続く短編を描きました。少し怖いような神秘的なような不思議な短編ばかりで、とても面白かったです。普段敬遠しがちな道尾秀介、あさのあつこの作品が思いがけず心を打ちました。こういう新鮮な気づきがあるからアンソロジーは良い。小路幸也の短編の良かったです。道尾秀介「盲蛾」は、長編「獏の檻」の作中作とのことなので、今後長編も読んでみたいです。

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眠れなくなる 夢十夜 (新潮文庫)の作品紹介

あなたにも、「忘れられない夢」がありますか。見知らぬ橋で、いつか訪れるはずの誰かを待つ男。父親から命を受けた幼い息子が赴く上総の海。今際の際に現れた、思い出を食べる伝説の動物――。100年の時を超え、夏目漱石『夢十夜』にインスパイアされた10名の人気作家が紡ぐ夢物語。「こんな夢を見た」の名文句に始まる珠玉の10篇を編み込んだ、儚くも美しい「夢」アンソロジー。

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