♂♀(オスメス) (新潮文庫)

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著者 : 花村萬月
  • 新潮社 (2004年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101013237

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花村 萬月
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♂♀(オスメス) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 官能小説。
    セフレの沙奈、除き部屋の奈々と美和、妄想の中で犯した外資系美人OL真理子、ナンパで捕まえた処女だった律子。それぞれを相手にする小説家の情。
    幼稚性や精神的な未熟さを女の前で出す。

  • 吐き気。気になって買って読んだ本はだいたい大切にする私ですが、これは捨ててしまった。エロの向こうになにかあるかと思いきや、なにもない。

  • あまり面白くなかった。

  • 意外に性的な感じは薄かった。印象は薄い作品。

  • 流石花村萬月、エロい。
    それ以外は特に何も感じない。

    深みがあるようにも感じない。

    図書館にて
    「この図書はコーヒーや水滴などの汚れがあります」

    おいwwwwww

  • エロい、エグい、グロい。

    完全にハットトリックです。

  • 才能を感じる。
    このタイトルでこの内容…。
    言葉の重ね方がすごい。

    イメージを間違えると「東京大学物語」「殺し屋1」とかそんな感じ。

    人それぞれだと思いますが…。

  • 「囁き終えて、私は自分がまるでワードプロセッサになったような気分に陥った。というのも、あのとき、焼き肉屋で妄想した言葉がほぼそのままの売りに浮かんだからだ。じつは、私の脳髄は、ただ単に言葉を切り貼りするちゃちでお粗末なワードプロセッサに過ぎないのではないか。

    私にオリジナリティなどと呼べるものはなく、ただ過去の言葉を再生産するだけの壊れた機械に過ぎないのではないか。

    私に限らず人の言葉というものは、常に過去を再生産するだけなのではないか。

    未来を描くのにも過去の言葉を用いらなければならないことが、言語の宿命であり、絶望的な弱点ではないか。

    ないか、ないか、と疑問を滲ませた言葉を繰り返すことだけが陳腐な未来を引き寄せる唯一の手段に過ぎないのではないか。」





    「音楽の本質は、旋律とハーモニーにあるのではなく、まずリズムであるというのだ。そして、性的行為の本質は律動にある。律動とはリズムであり、周期的にくりかえされる運動のことである。

    じつは、言語の本質も、まず律動にあるのだ。純粋な言語と呼ばれるものが存在するならば、まずは、それは律動によってのみ表現される。意味や情感、内容などは二の次、三の次である。

    小説でいえば、リズムが希薄な文章は、駄目な文章である。屑である。それなのに、いつのまにやら小説の言語は意味の伝達と抽象の奴隷と化してしまった。

    意味は論理にすぎないから馬鹿にも通じやすい。まして抽象を語るともなれば、知性らしきものしか取り柄のない有象無象の小利巧に訴える力が大である。

    その結果、小説家が批評家のような文章を書く時代となってしまった。言語を意味伝達に用いることが王道であるという最悪の勘違いをしたまま、言語に内在している本質的な律動を忘却し、捨て去ってしまったのだ。」





    生々しい性的描写が激しかったwww

    でも、萬月の書く文章は美しい。

    表面しか読まないひとは嫌悪感を抱くだろうな。

    もしくは、単に喜ぶかw





    萬月先生の言葉に対する思いは

    私の思いを代弁してくれているよう

    ことば、とりわけ書きことばは、

    単なる意味伝達のためだけのもではない。

    美しいリズム

    それが、私の脳を刺激する












    ずっしり読み応えがあるわけではない

    比較的さらっと読めたけど

    良本だと思う。

    エロいけどwww

  • 親に勧められない本です。いや、裏表紙で察してましたけど。
    もう少しもう少しと言っているうちに読み終わってしまいました。
    長い会話文があっても、違和感無く地の文に戻れるところが好き

  • 【ネタバレ含】とにかくエロかった(笑)全編ヤってました(ずどーん
    エロイ表現とか、グロイ表現とかって結構受け止められる方だけど、
    これはかなりエロかったなぁ~(;´д`)
    乳首のとこもなかなかリアルだしねぇ~;
    ただ、この作品は萬月自身の自伝も含まれてるんじゃないかと思った。
    この人はこういうこと考えながら生きて、セックスしてるんだと思った。
    まぁ、全編通してエロかったって感想だけど、性の自由と殺人の自由は親類関係だっていう考え方は
    なんか新しかった。なるほど。
    ただ、ここまでエロに走ってるくせに、官能小説じゃなくて文学作品だと思わせるのが
    萬月のすごさで、才能なんじゃないかな。
    あえて★はつけないけど、もう1回読みたいかも。

  • とにかくエロイ。とにかく文章がうまい。

    性行為の緻密な(?)表現が印象的。かなり過激な内容であるので結構読むのに体力がいるかも。小気味よい会話やしっかりとした地の文の心理描写もあり、いいと思う。

    作家である主人公が受けた啓示は納得できないが。

  •  花村萬月の「生と性」が書かれた、ほぼすべてが性描写といってもいい小説。

     50がらみの小説化である主人公は、女性のにおいや感触で生を感じるしかない。生きている心地がしない。女たちは、彼の性の対象であり、生の対象である。

     おそらく、自分の生を感じるために人とからだを重ねる人はたくさんいる。そうじゃないと、感じられない。自分の感覚を信じられない。すこしでも必要とされたい。すこしでも、生きていたい。

     でも、他人の生をかんじてもなにもならない。それが苦しい。(夢)

  • 「春爛漫である。爛漫の爛は、ただれるということで、爛漫はかたちや枠にとらわれずに溢れ、乱れるということだ。
    私はこの爛という漢字が好きだ。明確に断言はできないのだが、かなり色気のある字面であろう。しかも危うく崩れる気配さえ漂わせて見事である。」
    (2009.4)

  • マンゲツの最高傑作でしょう

  • 今まで読んだ中で一番、ポルノっぽかったです。
    改めて、花村さんの素晴らしさが分かりました。
    「生と性」がテーマっぽくて、花村さんを知らない人に貸したい。

  • 精緻な性描写を介して人間の表にでない側面が窺えます。満員電車で読むのは恥ずかしい。できるなら木陰に折りたたみ椅子設置して静かに読み耽りたい。

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