浮雲 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101014036

感想・レビュー・書評

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  • こんな主人公にはいらいらする。でも、読むのを止められない。未完のような終わり方は、作者にさえどう結論付けていいのかわからなかったからではないでしょうか。

  • (1966.03.31読了)( 1964.06.25購入)
    (「BOOK」データベースより)
    江戸文学のなごりから離れてようやく新文学創造の機運が高まりはじめた明治二十年に発表されたこの四迷の処女作は、新鮮な言文一致の文章によって当時の人々を驚嘆させた。秀才ではあるが世故にうとい青年官吏内海文三の内面の苦悩を精密に描写して、わが国の知識階級をはじめて人間として造形した『浮雲』は、当時の文壇をはるかに越え、日本近代小説の先駆とされる作品である。

  • カタカナが混じる文章で、慣れるまでは読みにくかった。けれど、名作と言われるだけあって面白い。
    このままいったら本田とお勢がくっつくんだろーなー、という所だけれども、この二人が夫婦になったとしたら蜜月が終わったら修羅場だろうな・・・と思ってしまう。
    本田とお政が、腹の探り合い(互いの真意を知りつつ)っていうのが、笑えた。

  • お勢ちゃん見て反省。
    文三さん悩み過ぎ。

  • 当時の民衆がどのような言葉遣いとしているのかなどを知ることができて興味深かった。
    さすが言文一致の試行錯誤がうかがえる文体で、面白かった。

  • 2012/06/07読み始め

  • 学校の課題で読みました。

    文三はっきりせぇ!
    と言いたくなった。

    そんで文三の頭の中でいろいろおかしな設定が出来上がっているが
    全然現実にはそんなことになってないよ!
    お勢は鈍感女だから・・・。

    一回ではわからないところが多々あったので
    もう一度よまないと・・・。
    (きっと先生が解説してくれるけど)

  • 前半と文体変わってるじゃないか。
    なんとも読みづらく、また面白もなかったんだけど、後半にようやく楽しめるようになった。
    文三がどうにもつまらないので、文三を説明してるような前半はもちろんつまらない。

    結局、最後まで読んでも、恋に敗れたんだから早くその家でればいいのにとしか思えない。

  • 課題図書。趣のある恋愛小説。捉えようによっては現代に通ずるところがあって、まるきり異なる風でもあり。

  • 青森、屋久島などを舞台とした作品です。

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