遠くの声を捜して (新潮文庫 や 28-9)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101018195

感想・レビュー・書評

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    実在せぬ女と記憶の中で1人で話していると決めてかかっていたが、そうではないよう
    警官からは普通の女性、盲の少女からはいい人と称されるその人物。
    怖く感じた

  • 山田太一氏のファンタジー小説
    山田太一氏を知ったのは92年にこの本を読んだのが最初
    TVではおなじみの有名人であることを中学生の私はまだ何も知りませんでした・・

    この1冊から入り、新潮社の山田さんの本はすべて読みました・・

    29歳の青年にどこからともなくかかる女性の声
    声の主は誰なのか・・
    心に響くこの声は誰なのか
    日常生活に深く浸透していく女性の声
    その中での青年の成長過程が描かれる、
    そして声の主である女性についに出会うとき・・

    なんとも独特な世界観ですが、私は一気にのめり込んだ1冊でした・・

  • 霊なのか自分の声なのか、作者は何をヒントに着想したのか。リアルだった。また、主人公のアメリカでの生活の描写が、何となく村上春樹の作品の感じがした。2015.6.27

著者プロフィール

1934年、東京生まれ。大学卒業後、松竹入社、助監督を務める。独立後、数々のTVドラマ脚本を執筆。作品に「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」他。88年、小説『異人たちとの夏』で山本周五郎賞を受賞。

「2019年 『絶望書店』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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