憑神 (新潮文庫)

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著者 : 浅田次郎
  • 新潮社 (2007年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101019246

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憑神 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 読むのが面倒になった。断念します。

  •  幕末時代小説、嫁ぎ先の策力で出戻った貧乏御家人別所四郎がひゅんなことから貧乏神、厄病神、死神の3人に憑りつかれるというお話し。

  • ちょっと雑いほうの浅田次郎

  • 期待していたほどにはのめり込めなかった。主人公が最初から最後まで立派なままだからかなあ。
    でも浅田さんだし、やっぱり終盤にはちょっと胸が熱くなりました。言葉遊びもおもしろいし。
    表紙の3人の神様の姿にほっこり。

  • 6月-12。3.0点。
    貧乏侍が、あるきっかけで貧乏神に取り憑かれることに。
    貧乏神だけでは無く、他の神にも取り憑かれ。
    まあまあ面白いが、紹介にあったように感涙とまでは
    行かなかった。

  • いいです!とってもいいです!さすが浅田次郎さん!

  • 時は幕末の江戸
    貧乏御家人の彦四郎。
    酔っぱらってたまたま拝んだ小さなボロボロの祠

    これがとんでもない神様がおわす祠だった・・・

    裕福な商人のなりの貧乏神
    立派な体躯の横綱力士風の疫病神
    いたいけな童女の死神

    おたおたしながらも、「武士としての自分」を貫き通そうとする主人公が、間抜けながら格好良く見えてしまう

    軽快な文章で読みやすい

  • 不覚にも後半のほうでうるっときてしまった。たぶんうるってきてしまったのは、散々幕末ものを読んだからかもしれない。方向性としては、司馬氏の翔ぶが如くのようなことを訴えたかったのかもしれない。そう、武士の世の終わりである。

  • 江戸末期、憑神により不幸になるけれど権現様になり替わり最後に一花咲かせる話。
    面白いけどただそれだけのはなし

  • どんなにひどい輩に対してでも
    「宿替え」をして災悪を肩代わりさせる、、、
    のは
    どうなんでしょう?

    話しは面白かったが
    そこだけはずっと心にひっかかっていた

    最後がそれならまぁ良い?
    イヤ、やっぱりなぁ〜

  • 2015年12月18日読了。

  • 読んで良かった。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    時は幕末、処は江戸。貧乏御家人の別所彦四郎は、文武に秀でながら出世の道をしくじり、夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、霊験あらたかにも神様があらわれた。だが、この神様は、神は神でも、なんと貧乏神だった!とことん運に見放されながらも懸命に生きる男の姿は、抱腹絶倒にして、やがては感涙必至。傑作時代長篇。

    【キーワード】
    文庫・神様・妖怪・ファンタジー・映画化

    【映像化情報】
    2007年6月23日映画化
    出演:妻夫木聡・夏木マリ 他


    ++2+1

  • やっぱり浅田次郎はうまい!文章の職人。鉄道員(ぽっぽや)で見せた燻し銀の文章から一転、落語調の歯切れ良い語り口が楽しい。

    正直者で要領の悪い主人公が、ひょんな事から憑依された貧乏神、疫病神、死神たちの災厄を逆手にとって出世してゆくプロットはユニークで痛快。
    また随所に散りばめた落語的なくすぐりで笑いを誘う一方で、お得意の泣かせ所も忘れない。大作ではないが落語好きには間違いなく楽しめる佳作。

    ほんと誰か落語でやってくれないかな?そのまんま使えそう。でも「真景累ヶ淵」どころじゃない2時間超える長尺落語になるかも。

  • 2007年7月11日読了。

    「抱腹絶倒にして、感涙必至。」
    映画化が決まったと知ってから探しまくったんだけど、やっと見つけたのが劇場公開してからってどうよ。話題に上らないと誰も読まないとでも言うのか。

    幕末江戸。出世の道をしくじって実家に出戻った別所彦四郎。ふとしたことで見つけた「三巡稲荷」の祠に神頼みをしてみると、続々と出てくるは、貧乏神、疫病神、死神。ただでさえ不幸なところに度重なる災難。

    不幸の元となったところに貧乏神と疫病神を「宿替え」とはなかなかうまい手だとは思ったが、そのせいでやはり自分の周囲に及ぶ不幸。最後の死神を宿替えしない、逃げも隠れもせぬと決めた彦さんは、本当の漢だね。息子への言葉が涙を誘う。



    「限りある命が虚しいのではない。限りある命ゆえに輝かしいのだ。……」

  • 2015/04/20
    貧乏神、疫病神、死神に憑かれる武士の話。
    誰もが憑いて欲しくない神様達を味方につけてのし上がっていくサクセスストーリーなのかと思ったが、その実は武士の生き方や精神の美しさ、格好良さを描いた物語。
    ラストの彦四朗が格好良すぎる!

    資格試験勉強明けにマンガ感覚でリラックスして読めた。いい本でした。

  • タイトルからして、陰陽師的憑物落とし的な内容かと思っていましたが、全くちがいました(笑)
    彦さんの武士ぶりには頭が下がります。

  • 久方ぶりに楽しい本に出会ったカンジ。「限りあるからこそ輝かしい命」には泣けた。まさに抱腹絶倒にして、やがては感涙、男彦四朗!浪曲がごとき

  • 浅田さんは、普通の小説と求めている筋が違うなあ、と思っていたのですが、それは『死に場所』なのかもしれません。
    普通の最近の小説は、生きる場所や、再生について書くものですが、浅田さんは違う気がする。どっちかというと、明治以前の日本の美意識。家と忠義と個人の誇りと死。浄瑠璃や歌舞伎で延々と語られてきた、日本人の美についての根源的なテーマ。だから読むとなんか違うな、って違和感と、馴染みがなくてもなんとなくわかるなあ、共感できるなあといったちょっとした感動がダブルでやってくるのだろう。

  • ちょっと読みにくかったなぁ。

  • 不幸からの脱出からふとお祈りした祠が原因で貧乏神(大旦那)→死神(関取)→死神(女の子)に次々に取り憑かれ都度、周りの悪人に神を振って難を逃れ最後は、武士としての心で徳川末期の上野の山に役職の影武者役として死に場所を定め向う。憑神のほのぼの感が面白い。

  • 貧乏神や、疫病神、そして最後には死神。貧乏神と疫病神は蔵替えをお願いして、何とか危機を回避したが、自分の代わりに死においやる死神を振ることができない、彦四郎。始めは自分の不幸を嘆いていたが、人はいつかは死ぬ。限りある命が虚しいのではなく、限りある命だから輝かしい。ということに気がつき、武士として義をもって人生を全うする。義とは…と考えさせられる本です。

  • 幕末の御徒士である別所彦四郎の神だのみがその身を祟る。
    江戸幕府開闢以来250余年がたち、幕府の御役は形骸化し、その環境に葛藤する。
    人間的な愛嬌のある神々に癒され笑わされ慄く。

    遍く歴史は現代史である。
    歴史物語もまた、現代の物語なのである。フィクションだけど。

    面白かった。

  • 武士道が風壊した幕末においてさえ、信念を貫く彦四郎に憑神たちはほだされていく。神が人から学ぶ世の習いってのは、これぞ浅田節。

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憑神 (新潮文庫)の作品紹介

時は幕末、処は江戸。貧乏御家人の別所彦四郎は、文武に秀でながら出世の道をしくじり、夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、霊験あらたかにも神様があらわれた。だが、この神様は、神は神でも、なんと貧乏神だった!とことん運に見放されながらも懸命に生きる男の姿は、抱腹絶倒にして、やがては感涙必至。傑作時代長篇。

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