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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
何となくまた芥川龍之介の作品を読みたくなったので。
「蜘蛛の糸」「杜子春」「トロッコ」などが収録されている短編集。
芥川龍之介の作品は高校時代までに一通り読んでいるのだが、この短編集を読んで、他にも色々な短編に触れてみたくなった。
蜘蛛の糸は、幼少期に寝る前祖父が何度も読み聞かせしてくれた。
幼少期の記憶というのは強烈で、内容の印象だけが先行していたのですが、
今回読んでみて、想像を掻き立てられるお釈迦様の住む世界の描写が素晴らしいことに目がいった。
杜子春は「人間らしく、正直に暮して行く」がどうも引っ掛かっています。
杜子春伝と比較するにあたっては理解出来るのですが、
杜子春だけを読むと、人間の薄情さを既に知っており思わず声を放った母(両親)も既に亡くしており、金のある生活に疲れ果てた末の「人間らしく、正直に暮して行く」というのがどういうことなのかがはっきり掴めないくて、猛烈に知りたいです。
個人的には蜜柑と魔術が好き。
『蜘蛛の糸』『犬と笛』『蜜柑』『魔術』『杜子春』『アグニの神』『トロッコ』『仙人』『猿蟹合戦』『白』 芥川作品の中では年少者むけの道徳的なお話が多い。 『蜘蛛の糸』は…有名すぎるので私が感想書くまでもない。が、あとがきを読んで、この話のモデルとなった可能性が高いのは、『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー著)に出てくる逸話(老婆とネギの話。つまり老婆=カンダタで、ネギ=蜘蛛の糸)であるこ... 続きを読む »
短編集です。
読み易いので、
スラスラと進めます。
内容も理解し易く、
文体も柔らかで丁寧です。
個人的に、
猿蟹合戦には成る程と感心させられました。
面白い話がたくさんあるので、
自分のお気に入りを探すのもいいかもしれません。
蜘蛛の糸は、わたしの心の根っことなっている作品です。
子どもの頃に読んだ作品ですが、忘れることはできません。
お寺で遊んだ思い出とともにいつまでも
児童向けの教訓を含んだ話から皮肉をこめたものまで様々な短編を集めた一冊。
話ごとに語り口も方向性も異なるところには、芥川の引き出しの多さを感じる。
それでいて洗練された文体もブレがなく見事。
話も面白いが、文章を書いていく上でお手本にしたい作家だと感じさせられる。
「蜘蛛の糸」、「杜子春」、「アグニの神」などを収録。短編を十作品収録。「魔術」(ランプの魔人が出て来る)や「アグニの神」(上海が舞台で印度の神様とかが出てくる)あたりは、異国情緒があって好き。
いわゆる愛や恋ではなく、人情、愛情、生きることの大切さを知ることのできる短編として、大好きな作品群。自分が年老いても、読み返したい。
面白い、特に杜子春。
作品の紹介
芥川がいつも冷たい皮肉屋であったわけではない。むしろ本当に願ったものは、人間の本来持っているやさしさである。そのような芥川のやさしさが出ている作品を主とし、さらに空想的世界のひろがりを見せてくれる伝奇的な作品等をえらぶことにした。小学上級以上。
めでたしめでたし。とおしまいにつけたくなるお話がたくさんあった。
魔術師には絶対なれないし、仙人にもきっとなれない。松の木の上で両手を挙げた田舎者は死んでいるような気がする。何万里もある糸を、焦らず寛大に登り切ることなんか、できない気がする。正しくて強い存在が試すような構図に見えて、私には少し怖かった。
押さえつけるような道徳の話だと思う。
子供に読ませたい、と大人として感じる話。実際、読んであげた方が子供のためになるような気もする。子育てしたことないからよくわかんないけど。
「猿蟹合戦」は風刺的で皮肉っぽい気がしたし、「蜜柑」に至っては“下品な顔立ち”なんてことを相手に対して思っていたりして、実は結構毒を持ってる人なんじゃないかなーとも思うので、もうちょっと素が出てる作品を読みたいような気がする。
なんかいろいろ言ったけど、「杜子春」が好きです。
小さい頃のトラウマはここにありました。
文庫本ではなくて絵本でこの本を持っていました。
怖くて暗い挿絵で優しいはずの仏様の顔もきらいでした。
なんで今それが好きなのかはわかりません。
平易な言葉遣いで書かれていながら、決して軽薄ではない。秀逸な登場人物の心境の描写により、読み手を物語の中へと引き込んでいく。短い物語に他人を思いやることの大切さや、賢者の教訓や、皮肉たっぷりの面白さが凝縮されている。
日本文学を勉強したことがない私は、初めて日本近代文学を触れてみた。 古風の書き方、私にとってはちょっと難しかったし、日本のことが好きだと言ったりとか、日常会話が一応大丈夫だと思ったりとかしたら、やはりまだまだたくさんの壁というか、開いていない箱が多いなぁと、改めて気づかせてくれたのだ。 幸い、物語は短編だし、”年少文学”のものなので、私なりに、楽しく読ませていただいたのだ。 芥川氏の... 続きを読む »
芥川作品は、子供の頃、寝る時に母が読んでくれた思い出があります。
私が好きなのは「蜘蛛の糸」「蜜柑」「杜子春」。何度読んでも心に刺さるものがあります。
「杜子春」で、思わず泣いてしまいました。本当に好きです。
原作とは、色々と異なるらしいのですが、読んだことは無いけれど、あらすじを調べてみたところでは、私は芥川版の方が好きだなあ。なんだか、人間臭くて好きだなあ。
原作のストーリー展開もなかなか納得で、良くできてて好きなんですが、芥川流のアレンジを加えたこの「杜子春」も凄く良いなあと思います。
【蜘蛛の糸】
小学生の時に何度も読んだ蜘蛛の糸。
子供ながらに「どうしたらカンダタは助かったのだろう」と考えながら読んだ覚えがあります。
改めて読んでみて、やはり他の罪人を軽んじて慈悲の心を持てなかったことが糸の切れた原因なのでは、と思います。
短いけれど、読む度に日々の自分を振り返ることが出来るお話です。
【蜜柑】
明るく暖かい蜜柑の色が、実際にその光景を見たわけでもないのに、ずっと脳裏に焼き付く作品。
蜜柑に詰まった優しさが胸を打ちます。
【トロッコ】
ホラー要素が無いのにホラー。
スティーヴン・キング並みのホラー。

大人が読んでも面白いし気づかされることも多いですね。





