- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101035222
感想・レビュー・書評
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とにかくそんな気分。
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著者は、国家のパターナリズムを「好コントロール装置」と呼んで批判し、他人を当てにすることなく、たがいの自由を最大限に尊重する生き方を説いています。
著者の立場はリバタリアニズムに近いものですが、著者の立場に賛同できるかどうかはべつにして、一度はこうした徹底的な機能主義の考え方を突き詰めてみるのもよいのではないでしょうか。そうした思考をくぐり抜けることで、自分にとってたいせつなもの、どうしても譲れないものがなんであるのかということが、はっきり見えてくることもあるのではないかと思います。 -
逆説ぽく過激なことを語るが本質的に訴えていることは手前の頭で考えろということ。
他人に深く関わらずに生きるというのは世間という実態が見えない何かに依存せずに生きろと言う個人主義の薦めと読んだ。 -
全部知ってた。
そんな目次だけみてみるとインパクトのあるものが並ぶ。他人と深く関わらず楽な生き方をするための考え方とそのために最適な社会制度を考察している。
この本を読んでいて私が気がついたことは、一人で生きられない人は他人と関わって生きていかなければならないということである。
力なきものは、他人の力を借りて自分の力の一部のにしなければ生きられないのである。それを平均化するための社会で、他人と関わるのが苦手だけど他の能力は人間としって平均以上あれば生きられることを示している。かけているものがあり、メシが食えないのであれば死んでしまうほうがいっそ清々しいかの書かれていた。
読者を怒らせないように控えめな言い回しが目立って誰にでも同意を得られるわけではないというのを踏まえた優しさも感じた。
楽に生きるか、楽しく生きるか、を選択するのは自分である。こういった考えを知っておくのも悪くないだろう。
知ってたとしても感情的になって忘れてしまうこともあるけども。 -
正に今、知りたいと思う事柄ずばりのタイトル!
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なかなか面白い観点の本だった。結局のところ、一人一人が賢くならねばならないというところか?。不況脱出のために相続税増税に目を付けているのは、なかなかだと思った。
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前半と後半のギャップが大きく、読めば読むほど面白くなくなるのが残念。特に後半はほぼ筆者の想像中の桃源郷を(極端の例だとは承知の上だが...)、愚痴を交えてる語るのが、いささか投げやりという風にも感じられた。けれども初めの主張はなかなか素晴らしい。結局のところ人は皆孤独であり自分だけが一番頼りになるから。一番感心したのは親と子供の関係の部分。
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車もこないのに赤信号で待っているのはバカである