「進化論」を書き換える (新潮文庫)

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著者 : 池田清彦
  • 新潮社 (2015年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101035284

「進化論」を書き換える (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ホンマでっか⁉︎TVでおなじみ、池田清彦氏。
    同番組で彼の研究内容を取り上げている企画があって、その時にすごい人なんだなあ、と興味を抱いたのが最初。

    サイエンス的予備知識がほとんどない私には、難しい所はあったのだけど、進化論を唱えたダーウィンや、ダーウィンを引き継いだネオダーウィニズムに対する批判と考察は面白かった。

    なぜ、ヒトに至ったのか。
    なんとなく、今ヒトに至っているのだから、まあ何かしらそうなってこうなったのだろう(笑)とあまり深く考えなかった進化論。
    でも、その過程を考えるだけでも、多様な見解があって、ここからどうなるのかを考える上でも非常に重要なポイントであることはよく分かる。

    確かに遺伝子操作だけで種を超えた大進化が行えるなら、とっくにエライ事態になっているんだろうな。
    しかしながら複雑かつ、巧妙なシステムが何故組み上がるんだろう。『鋼の錬金術師』じゃないけれど、生き物のバランスって本当に不思議で、怖くもある。

    ヒトとして在ることを改めて考える良い機会だった。

  • 「38億年 生物進化の旅」の続編にして、進化のメカニズムを構造主義進化論に即して解説した書。
    前書同様専門的でやや難解。また、繰り返されるネオダーウィニズム批判には食傷してしまう。
    ただ、環境変化が眠っていた遺伝子を発現させ、それが繰り返されることで遺伝的に固定されるらしいこと、母系の影響を強く受けている卵の解釈系が受精卵の初期発生を司っていること、などは大変興味深かった。

  • 構造主義的進化論を,実例に則して書き下す.ただし,(ダーウィンの進化論と同様に)ほぼ文章で書き下されており,咀嚼するのが困難である.数理に落とし込めないだろうかと煩悶する.

  • やっとネオダーウィニズムから抜け出せかけてる。

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「進化論」を書き換える (新潮文庫)の作品紹介

ダーウィン以来の、突然変異や自然選択に基づく進化論は、蛾の翅(はね)の色や鳥のくちばしの大小の違いなど、小さな変化しかカバーできず、種を超えた大進化を説明できない。伝統的な進化論の盲点と限界を示し、著者が年来の主張とする形態形成システムの変更に生物進化の核心をみる画期的論考。信仰と化した学問的通説に正面から切り込み、科学的認識の大転換を迫る。

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