色彩の息子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101036137

感想・レビュー・書評

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  • 【読了時期】2005…だろうか?

  • 山田詠美の色彩の息子を読みました。色がテーマのちょっとホラーな短編集でした。文庫なのに、それぞれの短編のページにテーマとなる色の色紙がはさまれているのが面白いと思いました。ショートショートに近い構成なので、プロットは面白いのですが、山田詠美の物語としてはちょっと物足りないと感じました。

  • 色彩の息子とたけあって、話が変わるたびに色のついたペーパーはさまっていて、それがすごくいい。

  • 「何かこの作家でなら1時間使って発表できるというものを」と言われて、何となく言ってしまった山田詠美。なぁ酷い嘘じゃあないか自分。
    単に本棚見て何か発表できる本と思った時に、昔後輩のゼミで使ったこの本を見つけ、内容も全然思い出せないままに「これなら短編集だからどれかで1個くらい発表いけるだろ」と選択。
    今更に大後悔ですが、何か。
    久しぶりに読んで、間に挟まれた色紙の印象が強かったのは覚えていたけれど、「あれ、こんな感じだったっけ?」というところ。あー…「埋葬のしあげ」なら、ちゃちい内容になりそうだけど、まぁ無難に発表はできそう?

    ってーか、年内に発表3本も抱えてる場合じゃないっスよ!!卒論書かなきゃいけないんですよ先生!!勘弁。

  • 詠美さんの書かれる人間の汚さが好きです←
    装丁も好き〜

  • 061106

    12の色にまつわる短編集。

    どの話も明るい話ではなくて
    重いというか怖いというか暗いというか。

    なんて言えばいいのかわからないけど、
    押し隠していた事を
    サクッと指摘された感じ。

    装丁がきれいです。
    中の色紙にびっくりしました。

  • 黒子の話しか覚えてない(´ー`)

  • ページ中に挟まれている色紙にびっくりしました。ぞくっとするような後味の短編12編。人の心は怖いです。

  • 色にまつわるお話が詰まった短編集。
    人間の、ほんとうの部分が描かれていて、読むとすごく疲れてしまうけれど、ぜったいに手放せない。
    だいすきです。

  • しょっぱいしょっぱい

    人間の内面を深く掘り起こした感じ
    どきっとさせられる

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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