放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

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著者 : 山田詠美
  • 新潮社 (1995年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101036151

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山田 詠美
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放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 高校生にしては達観しすぎではないかと思ったけれど、高校生の時の自分が読んだら印象は変わるのだろうか。そんなことを言ってはいるけれど24歳の私よりずっと大人だしかっこいい。最後まで主人公(語り手)の名前が明かされないことで、自分たちの目線で読めたと思う。

  • 静かに、淡々と、大人に少しだけ足を突っ込んだ女の子たちの恋の話。
    解説も中々素敵だった。

  • 好きな人のいない放課後なんてつまらない。心の中で発酵してきた甘い感情は、もう少ししたら味を覚えそうな甘いリキュールのような味かもしれないと思っている。

  • こんな恋をしてみたい

  • 達観している。こんな恋愛したいなあと思えるものばかりだった。さすが青春

  • 女子高生の恋愛短編集。語り手は大抵が恋の傍観者。愚鈍なクラスメイト、一歩引いている私、そして自分に素直に恋をしている友人といった構成が目につく。1989年刊行当時の旬を切り取っており相応に黴臭い。そのせいか憧れの対象とされている子にあまり魅力を感じられず、ただの傍観者の割に周囲を蔑む語り手には嫌悪感を抱くことが多かった。とはいえ、幼馴染との恋愛が書かれた最終話は瑞々しさを失っていなかったし、恋の普遍的な真実が其処彼処に散らばっていたように思う。

  • 図書館にて久しぶりに再読。
    この年で読んでも、女の子って、恋っていいよねと思える本。
    自分の子どもがおませな年頃になったら
    そっと本棚に置いておきたい。
    気恥ずかしさとか、少し
    おませな瑞々しい気持ちを目一杯育んでほしい。

  • ティーン向け?
    自分より、心も経験も一歩「大人」に近付いた女の子に憧れを抱く、女子高生の物語たち。
    自分が送ってきた高校生活とはあまりにかけ離れていて、ふーんって感じ…
    最後の話は良かった。

  • 精一杯背伸びしながら恋をする、または恋にあこがれたりする高校生の少女たちの様子がとても印象的です。

  • 高校生のときに読んでいたかった。

  • とても素敵な本でした。登場人物は皆17歳ですが、21歳の私なんかよりもよっぽど大人です。ですから、やっと最近になって恋愛を理解し始めた私にちょうどぴったりでした。なんとも形容しがたいあの甘い気持ちや、幸せな気持ち、そういった気持ちを共有させてくれるのです。読後、私もずっと使っていなかった香水を引きずり出してきて使っています。誰からも大人の女性といわれるようになる日まで、何度も読み返したいです。

  • キュンというより、グサリと胸をえぐられる、痛いけど甘い、そんな感覚を思い出しました。何編かの短編小説から成る本です。その中で、好きな幼なじみが恋に落ちる瞬間、主人公と自分を重ね合わせて、冒頭に書いたような気持ちになりました。だって、好きな人が他の女の子と見つめあったあと、男の子の顔から、男の顔になるってもう辛いですよ。どん底に突き落とされた気持ちになりました。印象に残ったのはこのお話だけで、他のお話には結構性描写があったので、高校生の妹が読みたい!と言っているのを聞いても、強くお勧めできないのが惜しいな〜と思います。

  • 女子高生が大人を見上げるような感じの短編小説集。経験はなくても集団に埋没せず、憧れつつも戸惑いや疑問は押し殺さない女の子たちが素敵。
    似たようなのが並ぶ中、最後に一度出た「私」がまた来て愛しあう、というのにしんみりきた。

  • 高校生のときに読んでたらきっと私の人生に影響してただろうなと思えるほど良い小説。
    経験を積んで魅力を増していく女の子たちが愛おしくてたまらない。

  • 偶然乗った電車で、隣に座ったインド人の女の子が突然「これ何と読みますか?」と聞いてきてくれた。
    きっと勇気がいったんだろうな、小さな声だったから。
    女の子は小説をとりだして「雅美」の部分を指差していました。「まさみ」と教えてあげて、何を読んでいるのか聞いてみると「放課後のキイノート」。
    私の好きな本だったことが嬉しくて彼女に伝えると「どうでしたか?」と目をきらきらとさせていました。
    放課後のキイノートにはあどけない女子高生たちがでてくる。
    私が女子高生の頃なら、たぶん何を読んでいるのかまでは勇気がでないで聞けなかった。いくつもの放課後を乗りこえていまその隣の女の子のういういしさが瑞々しく私の目にうつりました。

  • 大人でも子供でもない、どっちつかずのもどかしい時間。まだ、恋の匂いにも揺れる17歳の日々。
    大人びた女子高生が描く、女の恋。 少女と女の狭間で静かに燃えるような恋を描いた8編の恋愛小説。

  • ライター講座の七海さんに教えてもらった一冊。甘い幸せな気持ちに包まれた。

  • あのこがね、大切にしている宝箱の蓋をそっとあけたわ。ヒミツよ。わたしだけに見せてくれた箱の中の宝物。もちろん誰にも話すつもりはないわ。だってあまりにも綺麗なんだもの。わたしにはまだ触れることさえ出来ないの・・・そんな気持ち。

  • 大人か子供かどうなのか?
    高校生の時初めて読んで、大人だなあって思ったけど今考えるとどうなんだろう?
    ヤったとかヤってないとか高校生の時みんなよく言ってたな。
    恋愛にはセックスがないとだめなのか?

    甘酸っぱい青春?を描いた物語。

  • 短編集は苦手だが、この作品は大丈夫だった。
    ちょっと大人びた高校生の女の子たちの話。

  • 大人になりたくなかった頃。
    授業が終わってからの時間。

    ちょっと雰囲気が大人な女の子がいて、ぱっとは目立たないけどその独特な雰囲気が存在感あった。

    かっこいい恋。あこがれ。おしゃれ。
    嗅覚の記憶。

    男と女が惹かれ合うのって、すごく動物的なことからはじまってるのよ。
    本当は、もっと原始的なものなのよ。あの人と寝たいっていう気持ちから始まるのよ。

    きっとこの本が大切と思える女の子ほど 純粋で素敵な女性になると思った。

  • 高校生の時読んでおきたかった本!

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放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)の作品紹介

大人でも子供でもない、どっちつかずのもどかしい時間。まだ、恋の匂いにも揺れる17歳の日々-。背伸びした恋。心の中で発酵してきた甘い感情。片思いのまま終ってしまった憧れ。好きな人のいない放課後なんてつまらない。授業が終った放課後、17歳の感性がさまざまな音符となり、私たちだけにパステル調の旋律を奏でてくれる…。女子高生の心象を繊細に綴る8編の恋愛小説。

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