学問 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101036267

感想・レビュー・書評

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  • 性のことが描かれているので、その興味で読了できた感じ。そうでなければ途中で投げ出したかも。特別おもしろい作品ではない。

  • 子供の頃は、女が男よりも大人びて見える理由がなんとなくわかった気がする。

    少女にして、様々な性的な喜びを感じている。
    男のように単純ではない、もっと複雑で神秘的かつ儀式めいた喜びを少女たちは知っている。

  • 幼馴染4人による生と性の物語。時折、挟み込まれる、それぞれの終末に関する情報が、物語に奥行きを与え、生きている今の大切さを伝えている。
    題名と内容の関連性は、、、、読み取れない。

  • すんなりと、あっという間に読み終わった。
    楽しかった、という感想ではないけれど、読んで良かったと思った。

  • 丁寧語で書かれている小説でした。読もうと試みるのですが、どうにもワクワクする気持ちが沸かず、結局読むのをやめてしまいました。

  • 女子向けなんだなぁ。山田詠美は。
    自分の娘には、読んで欲しくない一冊(^^)
    知らなくて済むんであれば、知りたくない女子のディープなところ。
    にしても、肝心のてんちゃんにカリスマをかんじなかった笑

  • 何を楽しんだらいいのか終始分からなかった。


    幼なじみ4人の純愛かと思いきや違う。
    官能小説かと思いきや、自慰についてしか詳しい描写ない。

    途中で挟まれる、
    記事の引用という形で記される、4人のそれぞれの死に様で、
    ふっと冷めて、現実に戻される。


    テンちゃんの魅力は存分に伝わったけど、他はちょっとよく分からなかった。

  • 本当に久しぶりだ、山田詠美の本を読むのは。しかし「放課後の~」とか「僕は勉強が~」とかと並べるほどの何かもなく、シミジミ読んで終わる。テンちゃんの魅力や支配力がまったく感じられず、フトミの思考に入りこめなくて残念。

  • 私がエイミーに期待するのはもっとハードなものだと知る…

  • 性の扱い方がうまいとは思うけど、
    それ以外は特筆するようなものはなかった。

    著者との相性が悪いのか、
    僕はだんだん頁が進まなくなり、
    なんとか一章を読み切った後は、端折って終わりにした。

著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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