- Amazon.co.jp ・本 (704ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101050058
感想・レビュー・書評
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痴人の愛かよ!自分へのアンチテーゼ。か~な~?
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途中途中の芸術論?みたいなのが、高尚すぎてついていけなかった。話のみを拾って読んでいたが、最後の文章を読んでも結局何がいいたかったのかわからず、頭をひねるばかりであった。悠ちゃんの肉体と容貌がさも完璧なようにかかれているが、10人いて10人振り返るような人間はありえないだろう。三島由紀夫の理想だったのだろうか。ともかくも、読み進めるのは難しくなかったが、全く跡に残らない本だった。きっと私が未熟だからなのだろう。
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老人が同性愛の美青年を傀儡として現実に復讐を企てるお話。
解説には、3人の女性への報復を終えたところで第1部(18章)は終了。と書いてあるけど、その時点では恭子への報復はまだ終わってない気がするんだけど?
てか、この作品は正直興味わかない上にややこしいし理解できなくても考えるのもめんどーでさっさと読み終えたいからそのままスルーして只『目を通した』だけだったかも。
そんな読み方じゃ時間の無駄だし無意味すぎるんだけど(しかも600ページ近くあるから文庫本なのに読みづらかった)。
ホモに興味ないし、この作品が書かれた時代と違って現代じゃ『同性愛』にも大してタブー意識もインパクトもないしネ。
三島は一行ですむ所を百行駆使して魅了する、みたいな芸風だと思うんだけど、テーマというかいいたいことが似通ってる作品が多い気がするんだよなぁ。そうなると格別刺激がないとそのボリュームがただの負担になっちゃって、読むのがしんどくなる・・・と思うのは私だけでせうか?
まー作品の内容別にして、三島の芸(比喩・逆説やらレトリック等)だけ楽しむってならいいケド。
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登場人物がごちゃごちゃになって途中から眺めているだけだった覚えが