鍵のかかる部屋 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101050287

感想・レビュー・書評

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  • 2009/8/26ブックオフで購入
    2009/

    窮屈な文体を思い切り崩してみたいと思って書いた短篇。

  • み-3-28

  • 短編の、鍵のかかる部屋だけをとりあえず読んだ。
    この人は戦後とかの混沌とした世界の中のドロドロを書くのがお得意らしいね。
    あれ違うのかな、まいっか。

    う〜〜〜〜、こわい。
    裕福な家庭の現実は、とっても恐い。
    これからどうなるのか、ていうのは、想像がつくけど
    え、ほんとにそうなるのかな、て思いを読者にさせたまま
    物語はミュートしてっちゃう感じ。
    ぞくぞくしました。
    三島由紀夫ってこーいうの書くのね、て分かったような。

  • 15歳から自決までの44歳の間に書かれた、12の短編集です。

  • 表紙に惚れた。表題作もいいし、「果実」もすきだし……三島の文章には頽廃が漂っていて耽美的だ。偽悪的な「怪物」の解説はもっともだと思った。

  • 何故かほんのり心が切なくなるロリコンのおじさんの話他何篇か。

  • 退廃的で棘のある短編集。著者の15歳から44歳までの作品12へんを収録。

  • この短編集には三島由紀夫の15歳から44歳自決直前までの作品12編が収められています。あまりにも多彩すぎて、あまりにも深すぎて、私にはどの作品がどうだなんて論じる視点を持てません。

  • 表題作が一番好き。現代とはまた違った荒廃やロマンが見え隠れ。しびれる。

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著者プロフィール

本名平岡公威。東京四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。ちくま文庫に『三島由紀夫レター教室』『命売ります』『肉体の学校』『反貞女大学』『恋の都』『私の遍歴時代』『文化防衛論』『三島由紀夫の美学講座』などがある。

「1998年 『命売ります』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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