- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101057019
感想・レビュー・書評
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それはそうなるわ
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大宮くんが最初から最後まで好き。
野島くんが苦手。
でもわかる。
恋する気持ち。
友達に対しての嫉妬。
青春を思い出す。 -
最後の一文にゾッとする。
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大失恋物語。
痛々しいが心情に心ひかれる。 -
文人は不幸であらねばならないという考えが透けて見える。
彼は孤独に苦しんでいるけれど、人は生まれながらに孤独だと思う。
ただ、それに気づくか気づかないだけで。 -
高校生のときおすすめ図書にあったものを今になって読んだ。
これは夏目漱石のこころと似た衝撃を感じた。。
最後の終わり方がいい。ざっと幕が閉じるような潔さが余韻を残して気持ち良い。 -
残酷さは友情をさらに高みに昇華される、ということだろうか。
しかし、主人公はもっと落ちぶれていいはずだと思う。小説としてストーレトすぎるし、人物が大きすぎるところが少し気になる。
時代性もあるのか、いやこの時代の方がもっと浮世離れしてたんじゃないか。
大宮が人類を語るあたりは今だから変に納得するけど、この時代にここまで考えていたのは一部の富裕層だろう。
最後に手紙のやり取りで回収する構成のうまさや行動に心理を埋め込むさりげなさは、詠む価値はある。