幸福な家族 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1956年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101057088

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幸福な家族 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 家族構成や父娘、母息子の関係が我が家と似ているなと思って読み始めた。家族が夫に対して遠慮なく言いたいことを言える事、それに対して動じない夫の様子もよく似ている。息子や娘がお互いの相手を連れてきてバーベキューをしてみたり。
    案外うちも幸福な家族なのかもしれないなと嬉しくなった。

  • 口語体(?)で書かれているのが面白い。

    日本人にありがちな男女の心のすれ違いだなと思った。

    今読んでも普通に理解しやすいというか"あるある"というか、戦争という単語さえなければ現代の話に十分思える。

  • 終盤、自分の恋人を悪く言われて言い争う女衆がほんとに可愛い

  • はじめは、幸福すぎてつまらない、と内心皮肉りながら少しずつ読み進めていたのに、じわじわと引き込まれていった。どっかできっと不幸になるはずなんていう期待を持っていたのに、危機をうまく乗り越えられていき、本当に幸福な家族が描かれている。こういう場合、平凡だと思ったりするのに、読後のさわやかさと余韻は何なんだろう。
    解説で、今の若い人が読むとどう感じるのかと、あった。私がこの解説者にとっての若い人に分類されるかはさておき、この作品は世代を超えて受け入れられるのだろうと感じた。
    幸せになった。

  • ドイツ語の先生の佐田正之助は、野菜や果物の油絵に夢中。息子の正蔵の友人の川上は、正之助の絵に美点を見出す。娘の綾子は、父の絵のモデルに不幸な境遇にある千津子を推薦し、千津子は佐田家に通うようになる。

  • 絵を描くのが好きなお父さん。ちょっと影が薄いけどしっかりと家族を切り盛りするお母さん。ひたすら性格がまっすぐな長男。お父さんのことが好きな長女。

    そんな家族の話。
    ただそれだけ。

    それだけなのにとっても幸福。

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