よなかの散歩 (新潮文庫)

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著者 : 角田光代
  • 新潮社 (2014年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101058290

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よなかの散歩 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 角田さんのエッセイ。「まひるの散歩」を買う時に一緒に買いました。こういうシリーズっぽい表紙にしてある物ってつい嬉しくなってまとめて買っちゃう。出版社の罠にハマってるかな?(^_^;)ちなみにこの表紙は中のスパッツの件にぴったりで、読みながらニヤニヤでした。

    今まで角田さんのエッセイは面白いなぁ、角田さんって楽しい人だなぁと思っていたが、この本はそれにプラスしてなんだか共感できる内容が多かった。角田さんがこのエッセイを書いていた頃と今の私が同じくらいの年齢だからでしょうか。何にしろ共感できる内容が多いと一気に親近感が湧き、勝手に近くなったような錯覚に陥りますね。

  • それぞれがとても短いエッセイなので、スキマ時間にちょうどよく読めた。
    温泉疲れの話がよかったなぁ。
    風呂入って酒飲んで風呂入って、酒飲んで寝て風呂入ってしたい。ああ私も温泉疲れしたい。

    退屈な日々とか、なにももってない自分とか、そういう不甲斐なさを肯定してくれるような力がある。
    むしろその不甲斐なさに励まされるような。
    そんな角田光代さんの魅力があふれた一冊です。

  • 良いエッセイ

  • 大学時代、あんなに躍起になって、小説や映画や美術を鑑賞したのはなぜだろう。僕は、記憶力に大きな問題を抱えていて、必死になって鑑賞したあの頃の作品の内容(タイトルや監督の名前ぐらいは覚えているが)をほとんど覚えていないのである。だから、何のために? と聞かれてしまうと、まったく答えに窮してしまう。
    このエッセイの「優雅とは何か」を読んで、角田さんも同じような大学生活を送っていたことを知った。角田さんは、「無自覚な無知」のままでいる自分が嫌で、必死で映画や音楽や小説を読んだ。何が好きか、何が嫌いか、分からない自分が嫌だと。作品の内容は、今、大半は忘れてしまったようだが、その頃、触れたあまたの作品が、私の好き・嫌いの根っこを支えているとしている。

    そうなのだ! 私も大半は忘れてしまっているが、その私を形作っている好き・嫌いの根っ子は、あの頃必死に鑑賞した作品群によって立っている、そのことにわたしはようやく気づくことができた気がする。このエッセイで大切な箴言を角田さんに手渡してもらった。

  • 面白かった。

  • 舌には味蕾というものがあって、辛いものを食べれば食べるほど、これが潰れる。味蕾が潰れると、どんどん辛いものが食べられるようになるという。真偽のほどは定かでない。由緒怪しくトリッキーで、ただただおかしい薀蓄満載のエッセイ集。料理を作らない者をも存分に楽しませてくれる。
    喜びのレベルがあまりに高いと、人生は辛い。生きる喜びを、立ち並ぶ屋台に、蕎麦屋のテーブルに、レストランのメニューに見出す。そんな小さなことを真の喜びと感じられる自分であれかし。立派なおばさんでいた方が、きっと人生はひそやかに幸福。むべなるかな。

  • 2017年1月11日購入。

  • 16/06/03
    食についての話が多いなあ、と思ったらオレンジページていう雑誌での連載だったのね。“奥行きのある恋愛”てことばが出てくるんだけど、ふむふむと納得。奥行きのある恋愛をしたいねえ。角田さんの言葉のセレクトはやっぱりすき。

  • 角田さんのイメージと違った!いい意味で。
    なんか、もっと斜に構えた見方をされる方なのかなぁ、と他の作品(対岸の彼女とか、八日目の蝉)を読んで勝手に想像していたので。
    親近感を覚えるエッセイでした。

  • 角田さんのエッセイが大好き。今回は特に「弁当熱」「実用クリスマス」「抱負の話」に強く共感。

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よなかの散歩 (新潮文庫)の作品紹介

恋人にカレーが好きといわれるがっかり感。住んでわかった新しい「家族」のすごいところ。なぜ私は家計簿をかかさずつけるのか。そして、なぜ子供が写った年賀状が好きなのか?……食べ物、暮らし、旅のこと、人のこと。あせらずに、りきまずに。流れる毎日のあれこれをやわらかく綴る、小説家カクタさんの生活と(ちいさな)意見。共感保証付き、日常のおもしろさ味わいエッセイ。

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