生きとし生けるもの (新潮文庫)

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著者 : 山本有三
  • 新潮社 (1955年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101060088

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生きとし生けるもの (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 山本有三未完の小説。二つのオムニバス小説と思わせておいて、二つが融合したところで著者の「風邪」が長引き、新聞連載終了。しかし菊池寛の解説には「風邪」は世を欺く仮の姿である旨が書かれている。路傍の石の如く、軍の検閲に抗議する意志があったかは不明。ただし、軍が嫌がる、若者の左傾化の描写は確かに出てきた。このあたりの真相は山本有三記念館で確認しよう。

  • 2012/03/22
    未完というのが本当に残念。
    読みやすくて、おもしろかった。

  • 日の光と坑夫/失敗と葬別会/正義とひきょう‥etc.

    とても良かった。私は好き。

    50年も前に書かれているのに、文体は読みやすく、人の心の描写は今にも通じて変わらない。くどくなく、軽すぎず、固くて重い訳でもない。冗長な感じもするけど、ページをめくるのが心地よくなる。

    未完の作品と、読んで初めて知っただけに、最後まで読めないのが本当に惜しい。

  • 新聞小説は会話の多いほうが読者に親しまれ易いという小説観を、山本有三は持っていた。直接話法や長い独白など様々に口語を取り入れて小説を構成する。

  • 山本有三の未完の名作です。おそらくまだ本すじに入るまでは書ききれていないのにもかかわらず、小説としてのスケールの大きさが分かる。叶わぬ願いだけど、完成した作品として読みたかったです。

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