米百俵 (新潮文庫)

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著者 : 山本有三
  • 新潮社 (2001年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101060118

米百俵 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 小泉さんの所信表明演説で有名になった、アレです。
    ちなみにこの年(2001)、すかさず吉右衛門主演で
    歌舞伎座にもカカリました。
    ま、これがきっかけで文庫化されたということで
    それは結構ですが(約12万部売れたそう)、
    小泉首相退陣の年に絶版に・・・ −−;;

    「半蔵門読書会」の課題図書だったので、
    老後の愉しみに取ってある「歴史小説」に敢えて挑戦。

    時はご一新後、戊辰戦争の爪後の深い長岡藩に
    三根山藩から百俵の米が届いた。
    大参事の小林虎三郎はこれを食いつぶすのではなく、
    学校設立するという・・・

    高々100年かそこら前のこの国に、
    公のことを考える人たちが沢山いたことを思うと
    忸怩たるものがあります・・・

    それはさておき、
    読書会ではこれを小芝居仕立てにいて
    大いに盛り上がりました。面白かったあ〜

  • 確か小泉純一郎・元首相がすごくおすすめしてた一冊。
    長岡藩の藩士が、飢えに苦しむ中でも、目先の空腹を満たすでもなく、教育に投資することの重要性を諭す、そういうお話。

    いい話ですし、結局こういうところが今欠けてるんだろうなと強く感じました。米百俵の精神で、やってかないとだめですね。個人も、国も。

  • 芸術として感興の薄い戯曲。国事行為を委任しません。図書館本。

  • 【本の内容】
    戊辰戦争で焦土と化した城下町・長岡。

    その窮状を見かねた支藩より見舞いの米百俵が届けられた。

    だが、配分を心待ちにする藩士が手にしたのは「米を売り学校を立てる」との通達。

    いきり立つ藩士を前に、大参事小林虎三郎は「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と論す。

    「米百俵の精神」を広く知らしめた傑作戯曲。

    著書の講演も収録。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    明治初頭の越後・長岡藩を舞台に、人を育てることの大切さを描いた「米百俵」のエピソードはよく知られている。

    ただこの戯曲の古典は、なぜか政治の動きに何度もほんろうされてきた。

    戯曲と山本有三の講演は、いずれも終戦前のものだが、実は文庫になったのは、50年以上もたった2001年。

    小泉純一郎元首相が、所信表明演説で触れたことをきっかけに注目を集めたのだ。

    ただ、小泉ブームに乗って13万6000部とヒットしたこの本も、話題性が薄れたためなのか、06年3月に早くも絶版となった。

    ところが、定額給付金の議論に絡んで、この物語は新聞やテレビで再び脚光を浴び、昨年12月に再び復刊を果たしたのだ。

    定額給付金にとどまらず、派遣切りなどの問題が取りざたされる時代だからこそ、この物語が訴えかけるものは多い。

    それだけに、政治絡みの“企画”として扱われるのはもったいない。

    ぜひ、古典として長く読まれてほしいと思うのだが。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 1943年(昭和18年)ベストセラー
    請求記号:912.6ヤ 資料番号:010673283

  • 思ったよりいまいちか。

  • 戯曲の台本。
    想像していたものと違った。
    小林虎三郎という人が大局感をもった人であったことはよくわかったが、それ以上は何とも・・・。

    実際に戯曲を観たら感想も変わるかもしれないが、「本」として読もうとするとどうしても読みごたえのない、非常に短い「話」という印象。

  • 浦野所有。

    小泉純一郎元総理大臣が所信表明演説で引用し、一躍有名になった「米百俵」も、ここのところ再び過去の遺物と化しつつありますね。ストーリーは、明治3年、明日の食事さえままならないほど荒廃した長岡藩に見舞いの米百俵が届けられたのですが、藩の学者・小林虎三郎は喜ぶ藩士そっちのけで、米を換金して学校をつくることを提案するというものです。

    大切なのは、とりあえずすきっ腹を満たすことか、それとも、事業に先行投資することなのでしょうか??

  • 維新後の貧しさの中、長岡藩に見舞いとして送られた米百俵を配らず、学校を建てた小林虎三郎の戯曲。

    人を育てる、と言いたいことは分かる。
    けれども著者の意図としては、今の時代に合わせる事はできないと思う。
    定額給付金とも根本が違っているし。

    先を見据えて人を育てる、という格言のみで言えばその通りかと。

  • 目先の少々の利益よりも,理念を持って未来への投資を.(教育へ)

    話自体は立派ですが,まぁこれを理由に,支払うべき対価を支払わないのも不愉快ですけどね.
    お前らに渡しても泡銭となるから,頭の良い私が使い方を考えてあげましょうと.

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