夏草冬涛 (上) (新潮文庫)

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著者 : 井上靖
  • 新潮社 (1989年6月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101063331

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夏草冬涛 (上) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 自伝的三部作のひとつ。
    洪作の中学生時代。

    のんびり、おおらかな雰囲気に、ほっとしました。

  • 今の今まで夏草冬虫だと思ってた…

  • 2017.5 9年半ぶり再読。評価変更☆3→4

    「しろばんば」から続きで読むべき作品。

  • 厳しい あまりに厳しい
    しろばんばの美しく朗らかな日常とことなり、
    思春期の複雑さをこれでもかと描いている

    失敗の告白に対する 井上靖の開ききった態度は本当に見習わないといけない

  • 「しろばんば」の続編。
    子どもの頃に読んだときは、続編があるとは知らなんだ!

    中学生になった洪作の生活を描いています。
    「しろばんば」と同じく、大事件が起こったり手に汗握らせたりすることなく、淡々と日常を描いているのに、次が読みたくてたまらなくさせる! 名作だー!

    キラキラと眩しい先輩たち、仲はいいけど脱皮しきれない子どもっぽさが鼻につく同級生、美しいけれど性格の悪い親戚の女の子…
    そんなものたちに翻弄されながら、少しずつ成長していく洪作。
    あぁ、おぬい婆さんにもこの成長を見せてあげたい!

    「子どもを産むなら女の子!」と思ってたけど、この洪作の青くさい、成長っぷりを見てると「男の子もいいかもなー」なーんて思ってしまった。

  • 読了日20130908 七十冊 しろばんばの続編。洪ちゃ、大きくなったね。でもまだまだ子供だね。

  • 何度読んでも面白い。

  • 田舎から都会に出た者って、何時の時代も同じ感覚を持つんですね。

  • 30数年前に読んだ。今回再読。ほとんど内容を覚えてなかった。
    淡々としていて山場もないけれど、瑞々しい。人物描写も味がある。
    久々の文学作品。後編も読みたいけれど、いつになるかな・・・

  • やっぱり井上靖は好きだなぁ…

  • 読んでいると「礼も言わない」「挨拶もしない」といった
    ことが原因の批判非難中傷がずいぶんたくさん出てくる。

    人のうわさ話ばかりで物語が進んでいっているようで
    本作は「しろばんば」ほど愛着を感じはしないのだが
    それでもサクサク読み進められるのは
    なんだかんだいいながら日本人の原点的な感覚に
    馴れた心地よさを覚えるからなのであろう。

  • 娘の夏休みの宿題で本著を読み、感想文を書く課題があるため、試しに読んでみた。

    以前から知っていたのだが、「しろばんば」本著「北の海」と三部作で、著者の実体験を元に書かれたとされる。

    多分中学生くらいで「しろばんば」を読み、その後しばらくしてから井上靖でもまた読もうかと、何も知らず「北の海」を読み終わり、おそらく解説で三部作であることを知り、二作目を読み飛ばし三作目を読んだ事が判りショックを受け、その後どんな話題作が出ようともその著者の初期の作品から読むようになった、小生にとって実は罪深い作品たち。

    前後の作品を読んだのが、もう何十年も前だがなんとなく覚えている。

    確か続編(北の海)では、主人公洪作が柔道部に入り、寝技の練習で耳が餃子のようになってしまうのを覚えているが、本著で何故柔道を一生懸命やるようになったか伏線もあった。

    どうでもいいことだけど、洪作の悪友の一人が理由があるにつけ無きにつけ「うわあ」と叫ぶシーンが何度と無く出てくるのだが、それを読んで宮部みゆき著「日暮らし」「ぼんくら」の登場人物の一人が、驚くとかならず「うへい」とリアクションするのを思い出した。

  • 「しろばんば」の続編。
    中学生になった浩作が描かれている。
    田舎では優等生で、勉強がよく出来た彼が
    都会で揉まれつつ様々な経験をしていく思春期小説。
    大正時代の地方都市の、遠く薄く、それでいて生々しい世界が描かれている。
    おぬい婆さんと過ごした日々が全てだった幼少期に比べ、浩作が大人になり世界が広がった反面
    色あせていく思い出のもの悲しさ。
    旧制中学の雰囲気や友人とのかけひきなど、経験してもいないのに懐かしい気持ちにさせられる。

  • 「しろばんば」の続編。

  • しろばんばの続編。
    洪作が自由奔放に生き、成長していく様が描かれている。
    井上靖的最強物語2。

  • 「しろばんば」に続く中学時代を描いてるはず。

  • 『しろばんば』の続編。ちょうどこの作品の洪作と同じ年頃に、読んだ以来だと思う。複雑な家庭環境で繊細に立ち回っていた湯ヶ島時代の洪作に比べ、思春期を迎えちょっぴり”坊”の道をそれ始めた洪作に、当時はあまり魅力を感じなかった。オトナになり、今回再読して、物語の中の洪作が引き起こすあれこれを、まるで姉のような・・・母のような?・・・広い心持ちで受け止められたことで感慨にフケたのであった。

  • しろばんばの続き物。
    洪作にはまった私です。

  • 読書感想文の課題で読みました。すらすら読めたけれど難しい漢字と古語?で理解し辛いことが多かった。長々と延々と日常が続くだけで上巻で感想は書きにくいと思います:)

  • しろばんばの続編。あんなずぼらな性格で世の中渡っていけるんだなーと思いつつ読んでました。

  • 井上靖自伝3部作の2番目。中学時代の多感な年頃が舞台。

    女性というこれまで道の生き物への接し方と刺激的な友人との出会いは、主人公を少年時代からぐっと成長させるが、オトナになりきれないココロとのギャップがまた切ない。

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