火宅の人 (下) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101064048

感想・レビュー・書評

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  • 長年の課題図書でした。破天荒だとか下品だとか通り越して、増水した川みたいな勢いでした。生きるのも才能何だなぁというか、生き抜いた!という印象。これが檀一雄か。

  • 終わりになればなる程、哀しい雰囲気が漂ってくる。自由の終わりって厳しい。

  • これより、沢木耕太郎の「壇」を読むほうがずっといい。

  • 下は下り調子なので上の方が面白かった。

  • リツ子さんが亡くなってからの壇一雄の放浪記。長男一郎、日本脳炎で寝たきりの次郎、弥太、フミ子、サト子、妻ヨリ子との新しい生活を置いて、劇団員の恵子や欧州旅行で知り合った葉子、行きづりの女たち、酒。

    こんなすごい生活が淡々と語られていくんだよね。でもこれを書きおわってから3ヶ月後に亡くなってしまったそう。次郎くんとの触れ合いだけがほのぼの。

  • 読了

  • 08.4.28

  • 「不忠の臣であれ、火宅の人であれ、どうよばれたって構わないけど、私は“天然の旅情”についたつもりである」
    ・・・さすが。

  • 家族、アメリカ、MJ

  • 2008.12.12読了。

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著者プロフィール

1912年、山梨県生まれ。東京帝国大学経済学部在学中に処女作『此家の性格』を発表。50年『真説石川五右衛門』で直木賞受賞。最後の無頼派といわれた。文壇きっての料理通としても有名。主な著作に、律子夫人の没後に執筆した『リツコ その愛』『リツコ その死』のほか、『火宅の人』『檀流クッキング』など。1976年死去。

「2016年 『太宰と安吾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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