麦ふみクーツェ (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101069227

感想・レビュー・書評

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  • 一度読み始めた本は最後まで読む主義のため頑張って読んだけど、自分には理解できない類の本だった。
    ただひとつ「音楽のよろこびの大きな部分を合奏のたのしみが占めている。なにかにつながっていること、それをたしかめたい、信じたいがために、音楽家はこれまで、そしてこれからも、楽器を鳴らしつづけるのかもしれない。」という文章は共感できた。また、栗田有起さんの解説「読書とは、文字による合奏に参加することだ。」という言葉には大きな衝撃と共感を感じた。

  • 人生相談で、いしいしんじさんの回答を見て、素敵な人だなぁと思ったのでこちらを手にとってみました。
    ですが、わたしにはまだ早かったのかもしれない…
    文章はとても綺麗でわくわくします。
    文の節々にどこか少年を感じます。

  • いしいしんじ初体験の作品。

    正直好きではない。


    ごめんなさい。入れなかった。

  • 目に見えないものの表現が細やか。
    初めて読んだいしい作品で、とても新鮮でした。

  • 音楽も、港町の風景も、クーツェの麦ふみの情景もリアルに思い浮かべれる描写が素敵でした。
    でもちょっと私には難解だったかな;

  • 誰が本質を知っているんだろう?

  • 200701
    1週間

  • おじいちゃんの正体が驚き。

著者プロフィール

いしい しんじ:作家。1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲二文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。そのほか『トリツカレ男』『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『海と山のピアノ』『げんじものがたり』など著書多数。趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2024年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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