トリツカレ男 (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 907
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101069234

感想・レビュー・書評

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  • とりつかれることに嘘はない。
    トリツカレという風に表現するのがステキだと思った

  • 可愛い物語

  • 新文化:渡邊楓氏コラム

  • かわいくてとても愛おしい。

  • いちいち文章に愛嬌があって好きだ。

  • あたたかくて読みやすい本でした 。

  • 何かに没頭するとそれしかみえなくなる主人公が、ある日女性に恋をする。
    その女性の笑顔を見るために、彼女の借金・母の病・彼女が想う男性の悩み事を解決していく。
    最後見た目までも彼女の想い人になり、友人に心配されるが、窓にうつる想い人に大丈夫だと言われることで元に戻った。
    没頭することで、いいことも悪いこともあると感じた。

  • 何とも2021年優しい本ばかり読んでいるなぁ。トリツカレ男のジュゼッペは、大切な人を失い、空虚に笑うペチカに恋をする。ペチカは何で苦しんでいるんだろう?どうやったら曇り一点なく笑うだろう?ジュゼッペはいつものように取り憑かれたら24時間、その事ばっかり。ジュゼッペの愛が眩しすぎる。ペチカの愛も同じように。

  • 「世界最強の磁石のように、互いにがっしりととりつかれあってる。」
    人生とはそんな相手を見つける旅なのかもしれない。ただただそう思った。

  • 優しいお話でした!

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著者プロフィール

いしい しんじ:作家。1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲二文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。そのほか『トリツカレ男』『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『海と山のピアノ』『げんじものがたり』など著書多数。趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2024年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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