東京23区物語 (新潮文庫 い 34-2)

著者 :
  • 新潮社
3.58
  • (7)
  • (10)
  • (19)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 167
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101076126

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 三十数年前の東京がまた新鮮で

  • 23区のウンチク的な内容を期待して手に入れたのですが、その土地に住む人々の区へのプライド、他の区に対する偏見や妬みなどをユーモラスに解説した内容です。
    読んでいて気が付きました…自分も少なからずそう言う事を思ったりした事が有る事に…(笑)
    とにかく古い本で、発売が1985年昭和63年の本でバーコードが無い(笑)
    このアプリに登録出来るの?って感じでしたが…出来ました。

  • 東京23区に住む人々等を一種の偏見を用いて端的に面白く書いた本。初版は30年ほど前のことなので情報はだいぶ古いが、東京15区とそれ以外とかそれくらいの東京人の意識の差であればこの本で十分理解はできる。
    ジョーク(だが東京に住む人が心に秘める思いはもしかすると事実)でほぼ語っている(本当のことを書いてある部分には「本当です」と書いてある)が端的な直観に近いので、真剣に各区やエリアの特徴・見どころを紹介する文章よりは、感覚的にわかりやすい気がする。でもやっぱりネタの古さが否めない。そこは仕方がないが・・・

  • 地域差別満載。発行が少々古いのが難点だが、結構ニヤニヤしながら読める。

  • 23区ひとつひとつに「性格」や「人種」を与えて細かく妄想している。全然行ったことが無い区でも(行ったことがないから?)、きっとこんな感じと妙に納得してしまうのが不思議。文京老人とか目に浮かぶようだもん。きっとガイドブックにはならないし、まったく東京に縁もゆかりもない人が楽しめるかどうかはわからないけど、無駄に時間を過ごすにはうってつけ。

著者プロフィール

1956年、東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。テレビ雑誌の編集者を経てフリーに。東京、昭和、サブカルチャー、街歩き、バス旅などをテーマに数々のエッセイ、コラムを発表している。著書は『大東京23区散歩』『東京23区外さんぽ』『大東京 のらりくらりバス遊覧』『冗談音楽の怪人・三木鶏郎〜ラジオとCMソングの戦後史』など多数。

「2019年 『1964 前の東京オリンピックのころを回想してみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泉麻人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
遠藤 周作
村上 春樹
宮部みゆき
安部公房
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×