コンビニエンス物語 (新潮文庫 い 34-7)

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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101076171

感想・レビュー・書評

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  • 平成2年4月に元本が出版されており(私が読んだのは文庫判)、このころはまだコンビニが今ほど多種多様な進化を遂げていなかったんだなあ、と改めてコンビ二進化のスピードの速さに驚かされた(ナンテネ)。それにしても、「全文掲載」を読んだときにも感じたが、やはりいとうせいこうの書く文章は面白い。いかにもインテリを気取ってその実インテリを小馬鹿にしたようなレトリックと、独特の脱力的な間がとてもよい。電車の中で何度か吹き出しそうになってしまった。

  • 2014.12.9 読了
    真似したい表現がいっぱいあった。

  • 文体と思考において最も影響を受けた人、いとうせいこう。よくいとうさんの文体をまねて書いてた。発想もまねたりしてた。自分が思うに、いとうさんの文体は、かっこ悪いところと高潔なところの間をついてくるからそのアンバランスさが素晴らしい。発想は、過激。「穴を掘る」とか。やっちゃえばいいとか。あと負けず嫌い。全て無理やりでもポジティブにとらえようとするところ。ぅうんいや、むしろチャンスなんだよそれはみたいな、必ずそうやってポジティブに捉えるところ。

  • 田舎のコンビニのルーツがわかる。コンビニは似ていても一軒一軒違う。これを読めばコンビニに行くのもおもしろくなる。

  • この本はもぉ大笑いでしたねぇ
    コンビ二で購入したモノについていとうせいこうさんと泉麻人さんが個々に買ったモノにつっこみを入れるんですけど(爆)大爆笑。。

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著者プロフィール

1956年、東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。テレビ雑誌の編集者を経てフリーに。東京、昭和、サブカルチャー、街歩き、バス旅などをテーマに数々のエッセイ、コラムを発表している。著書は『大東京23区散歩』『東京23区外さんぽ』『大東京 のらりくらりバス遊覧』『冗談音楽の怪人・三木鶏郎〜ラジオとCMソングの戦後史』など多数。

「2019年 『1964 前の東京オリンピックのころを回想してみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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