くだもの栄養学 (新潮文庫 か 21-3)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101090139

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  • 「くだもの栄養学」5

    著者 川島四郎
    出版 新潮社

    p46より引用
    “別ないい方をするなら、アメリカの果物産地の分布図を見て、
    移住民族の分布がわかるわけである。”

    食糧学者である著者による、
    果物の美味しさをそれぞれのエピソードと共に紹介する一冊。
    果物の栄養からその薬効まで、
    当時の果物に関する資料と共に書かれています。

    上記の引用は、
    人種と果物についての項の中の一文。
    やはり先祖代々食べてきた物から、
    離れる事は出来ないのではないでしょうか。
    それならば、
    他の国が先祖代々食べてきた物に対して、
    同じように考えられそうなものだと思うのですが。
    食糧と経済の関係は、
    本当に難しい問題のようです。
    p214で人造バターという表記が出てきますが、
    多分マーガリンの事なのではと思います。
    初出は昭和56年、
    この当時はこの言い方が一般的だったのでしょうか?
    この名前だとSFっぽくてかっこいいとは思いますが、
    正直美味しそうではありません。

    ーーーーー

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