だめだこりゃ (新潮文庫)

  • 391人登録
  • 3.58評価
    • (38)
    • (59)
    • (113)
    • (3)
    • (3)
  • 62レビュー
  • 新潮社 (2003年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101092218

だめだこりゃ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • いかりや長介さんの自伝。
    控えめにご自分のこと書いていらっしゃるが
    ホントにすごい人なんだなぁと。

    ドリフターズを牽引し続けることだけでも素晴らしいのに
    その後は役者としてすごい存在感放っていたし。

    ドリフのコントは様々なことが計算し尽くされていたとは驚き。
    かなり行き当たりばったりで
    時間に押し込めているかのように感じていたけれど
    全然違った。キャラの役割分担もしっかりあってだからこそ続いけることが出来たのだろう。
    やっぱり長介さんは隊長のイメージ強いなぁ。
    早くに亡くなってしまったのがとっても悔やまれる。

  • 図書館にて借りて読了。

    ドリフターズの話から役者になる話など。

    もう亡くなっているんだなと思うと、本当に悲しくなる。

  • 世代ではないが、タイトルに惹かれて、またいかりや長介はどんな人間だったのかと興味を持ち、読み始めた。軽い気持ちで読み始めたが、いかりやの人生、日本のテレビの歴史、ドリフターズとは何かについてテンポよく語られ、ついのめり込んでしまった。晩年は役者としても活躍されたが、今も生きていたらどんなことをやってくれるのか考えると、失われた才能が非常に惜しい。

  • ドリフターズのメンバーだった荒井注さんが2000年2月に亡くなられたことを切欠に書かれた、いかりやさんの自伝。
    あとがきが書かれたのが2003年5月。そのいかりやさんが亡くなられたのが2004年3月なので、ご自分の最期が見えていた事も自伝書こうと思うに至ったのだろうと勝手に推測する。

    ドリフの結成から、荒井注さんの脱退…。『全員集合』の番組終了、そしてその後のご自身の俳優業について。
    幼い頃に亡くした母親、随所に出てくる父親の影響、コントを作りあげる苦労、人間関係の悩み、等々。
    「8時だョ!全員集合」を、観ていた世代であれば懐かしさと共に、当時の番組の裏側を感じられる一冊。

  • 故いかりや長介の自伝。
    タイトルは、赤塚不二夫の「これでいいのだ」と正反対の印象を受ける。
    だが、本人が達観した境地だからこそ言える言葉なのだろう。
    ギャグやオチのフレーズが哲学になる人間なんて、そういないのだから。

    晩年は主に、俳優として活躍。
    だが私は「8時だョ! 全員集合」から、「オレたちひょうきん族」へ変遷する時代の世代でもあるから、背景には興味があったし、きっと読めるだろうと思って購入。

    さらにはロックバンド好きなので、ビートルズ来日公演の秘話にも期待した。

    概ね少年時代から追って、自叙伝は構成される。
    だが目論見どおり、ビートルズとのエピソードも収録されている。
    意外なことに、かのバンドには興味がなく、演りたくもなかったとある。
    出演時間が短い点については、巷では語られていることと事実は違っていた。
    これ以上は書けないが、いかりや氏本人の言葉として読んで欲しい。

    そして「8時だョ! 全員集合」については、漫才ブームに押される形で終了を迎えるのだが、当人たちは非常にあっけらかんとしている。
    グループが終わった訳ではない、からだと。
    その後の個々の活動にも応援する姿勢で、彼は役者の道に入る。
    代表作は、「踊る大捜査線」だろう。
    表紙の写真は、その映画より和久 平八郎。

    当書の原典は、鬼籍に入る3年前に出版されたもの。
    その2年後に文庫化したものなので、どちらも生前の出版。
    役者としてのファンの方も、コメディアンとしてのファンの方も必読。
    一時代を築いた男たちの物語として、その想いを胸に刻め。

    じゃ、次行ってみよう。

  • 資料ID:C0025212
    配架場所:本館2F文庫書架

  • 最近、いろんな人の自伝を読みたい(堅い人も柔らかい人も)なぁと思っていて。その一環。
    結構いろんな人が読んで登録しているのですね^ ^

    この作品で、ドリフってめっちゃ知ってるのに、実はあまり知らなかったなって改めて気づいた。ドリフの中でのいかりやさんの立ち位置とかも初めて知ったし、志村けんが途中で入った経緯とかも、へぇぇ、って。バンドやってたこともへぇぇだし(読んで、今のメンバーの在り方を思い返してみたら、すべてすごい納得した)。
    そして、なんか、やっぱこの時代の人たち、すごいなぁって思った。
    いかりやさんとか、戦時中ももう結構大きくて、疎開を経験。そして、その後まだまだ洋楽器が珍しかったであろう時代に、楽器をやるんだ!って、熱中して、それでご飯を食べていくことを決定して、米軍駐留基地でずっと演奏してみたり。
    その後かなり紆余曲折しながら売れ始め、テレビが全く当たり前ではなかった時代から、テレビに出ることとテレビとは何かを考えて売れる方法を模索したり。
    今の人も、これだけ専門が細分化、また競争が激化した中でトップでいられる人、っていうのはそりゃすごいんだけど、このいかりやさんたちがすごいのとはまた少し別の理由な気がする。なんというか、サバイバル力が違うね。今の人は、なんというか、もっとスマートにすごい。

    あるとき誰かに、いかりやさんは年を取ってどんどんかっこよくなる、良い年を取る人だ、と評され、いやいやそりゃない自分だって若いときにかっこよくありたかったよ、って言ってみたり。
    踊る大捜査線でわくさん役をするときにそのころでさえもカメラワークを気にしてしまってうまくやれなくて不安だったとき、織田裕二がかっこ良く、僕を頼ってくれ、的なことを言ったプチエピソードまで。
    いろいろ印象深かったな。
    へぇぇ、って、昔の日本を見る感じで読んだ。

    ご冥福をお祈りします。いかりやさん。

  • 【本の内容】
    2005年3月で1周忌を迎えた、いかりや長介の自伝。

    音楽は四流、笑いは素人。

    それがドリフターズだった。

    東京の下町に生まれ、バンドマン生活を経て、ドリフターズに加わったいきさつ。

    お化け番組「全員集合」の陰でネタ作りに追われた日々と、メンバーの知られざる素顔。

    そして、「踊る大捜査線」の大ヒットまで。

    豪快半生と秘話の数々。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    「8時だョ!全員集合」で育った世代なので、(本人が書いているかどうかはともかく)当時の裏話がとても興味深かった。

    今でこそ味のあるおじさんとして認知されているが、私の中ではいまだにいばりんぼでいじめっ子のちょーさんだし、志村けんは後からドリフに入ってきたのにカトちゃんの人気をさらっていった生意気な奴のイメージのまま。

    でも、(当然のことだが)素顔はそれだけではなく別の一面もあった訳だ。

    インテリだった荒井注、節税に詳しい仲本工事などのエピソードも意外だった。(高木ブーのイメージは相変わらずだが、最近の活躍が誉められている!よかったね)

    どろどろした暴露話ではなく、明るくさばさばと語られる芸能人生。

    ちょっと綺麗にまとめ過ぎ?と思わなくもないが、とにかく面白く読めた。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • いかりや長介氏の自伝。荒井注さんの死をきっかけに今まで書く気が無かった自らの記憶を活字にすること決心したとのこと。読んで思うのは、人生何がチャンスになるかわからないということ。大抵の人は、それが大きなチャンスだとしても、目の前を通り過ぎたそれに気付くことなく生きてしまうことなんだろうということ。一握りの人が幸運にもそのチャンスを知ってか知らずか手にするのだろうな。

  •  時々行く会社の側の図書館の返却棚で見つけた本です。
     著者は、いかりや長介さん。私の年代で「いかりや長介」さんといえば、やはり小学生のころ欠かさず見ていたTBS の“8時だョ!全員集合”の印象が強烈ですね。大がかりな造作を使った生放送でのコントを柱に、アイドル歌手への適度な“いじり”。当時プロ野球全盛のころ、その裏番組であったにも関わらず驚異的な視聴率を稼ぎ出したモンスター番組でした。
     本書は、そんないかりや長介さんによる “自伝”です。
     「あとがき」の冒頭に「この本を書くに至った動機」が紹介されていますが、いかりやさんの朴訥とした心優しい人柄が溢れていますね。

全62件中 1 - 10件を表示

いかりや長介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
東野 圭吾
ヘミングウェイ
有効な右矢印 無効な右矢印

だめだこりゃ (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

だめだこりゃ (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

だめだこりゃ (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

だめだこりゃ (新潮文庫)の単行本

だめだこりゃ (新潮文庫)のKindle版

ツイートする