ボッコちゃん (新潮文庫)

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著者 : 星新一
  • 新潮社 (1971年5月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098012

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ボッコちゃん (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • おーい、出てこーい がほんとに怖い。この先を想像させるところが怖い( ゚д゚)

  • 初めて星新一さんの小説を読んだ。独特な世界観、と一言で表すには大変恐縮なのですがやはりそれが真っ先に頭に浮かんだイメージでした。ですが、ただ独特なだけでなくそこには緻密だと気づかないほど緻密なトリックが隠されているのです。そこに私たちは魅了され、惹かれていくのでしょう。

  • 初めてショートショートを読みました。 文章が簡潔でとても読みやすかったです。 ストーリーはミステリーやSFなどがあり、落ちもよく考えられています。
    ショートショートの特性か、感情の抑揚は少ないので、引き込まれることがなく、読むのに時間がかかりました。
    ただ文章の構成や、まとめ方など物語を作る勉強になると感じました。
    いい本です。

  • 以前読んだアンソロで「おーい、でてこーい」が紹介されていて、それが読みたくて手に取りました。この本、昔読んだことあるような気がするのですが、さっぱり忘れていたので初めて読む気持ちで楽しみました。面白かったり、怖かったり、不思議だったり、切なかったり、いろんなタイプのショートショートの詰め合わせで、至福の読書タイム堪能できました。星新一、天才だなぁ。
    お気に入りTOP3は「親善キッス」「生活維持省」「月の光」です。

  • 中学生の時以来に読んだ。全く覚えていない話も多くて自分でもびっくりした。

  • 異常なほどの表現力の高さ。人間風刺ネタ

  • 中学生ぶりの星新一!大人になって読んでもやっぱりおもしろい。

  • 1971年刊行。著者自選の掌編小説50本。SFという括りでは到底収まり切れない広範なラインナップ。漫画界では天才手塚治虫が多彩なマンガを、短編・長編問わず世に送り続けた。翻って著者。多彩な、そして多様な作品をこれほど出していたとは、自分の余りな無知を知らされた思いである。しかも、掌編らしい転から結への絶妙な切り返しが何れも秀逸。社会風刺・人間描写・透徹した未来観等、その内容も驚異的で、作品に内包される毒が児童小説という殻を完全に突き破る点も同様。ここにもとんでもない地平を切り開いた天才がいた。
    「マネー・エイジ」「なぞの青年」がぐっと来た。理由は判らないが…。

  • 中学時代以来の再読。当時、読書の習慣がなく一冊の本を読むのにも四苦八苦していたことを思い出す。星新一のこの本に出会い50編のショートショートを読みながら読書とはこんなにも楽しいものなのかと初めて感じたものだった。いま改めて読んでみても、ストーリーの無駄のなさ、誤読を生まない文章の簡潔さ、なによりも人間の本質を見通した機知にあふれた結末に、深い感銘を受ける。すばらしい本だ。

  • どんな結末を迎えるのか予想がつかんくて楽しい。ショートやから読みやすい。

  • 2016/11/25
    子供ができたら子供と一緒に読みたい

  • ぼっこちゃんが何でも承知してしまうところが面白い。

  • ものすごく久しぶりの星新一ショートショート。
    中学生?小学生??以来ぐらい。
    何も考えずに読んでいたけれど、大人になって読むと、子供の頃に読んだよりは作者の意図がわかるようになった。
    星新一も読みやすいSFショート作家というイメージしかなかったけれど、皮肉を絡めながら問題提起をしていたんだなと思った。

  • 2016.9.10「ちゃくら読書会」課題本。

  • 星新一珠玉のショートショート集。私が作者の作品に出会ったのは中学校の教科書だった。そこに収められていた「友好使節」が私を星作品の虜にした。
    その作品は第2集の『ようこそ地球さん』に収録されているが、本書は作者が選出した物が収められているだけあって外れ無し。
    現在を予見した内容と風刺に満ちている。敢えてお勧めは挙げないが読んで損なしの1冊です。

  • 中学時代によく読んだ星新一。この夏、久しぶりに味わってみた。SFというにはあまりにも広大で深遠な世界。いやはや、ショートショートでここまでの世界が描けるとは、凄い人がいたもんだ。夏ボケアタマに良い刺激。

  • 何とも強盗の多いこと

  • この本には、50の短編が書かれているのだが、わたしか特に心に残ったのが「おーい、でてこーい」である。
    都会からあまり離れていないある村で、台風の被害により、村はずれの小さな社が崖崩れで流されてしまった。そして、その近くに直径1メートルくらいの穴ができていた。石を投げてみても反響音が聞こえず、穴の大きさはわからなかった。
    そんな噂を聞きつけて、新聞社や学者、利権屋などが村に駆けつけた。学者が総力を尽くしても、どんな穴で、どれくらいの深さか見当もつかなかった。そして、わからないことはなくしてしまおうと、穴を埋めようとするのだが、利権屋がその穴を買い取ることになった。利権屋は、仲間を都会で猛運動させた。素晴らしく深い穴がある、原子炉のカスなんか捨てるのに絶好だろうと。
    官庁は許可を与え、原子力発電会社は争って契約をした。そしてありとあらゆる機関から、不要になった機密書類、伝染病の実験台などが運ばれた。穴は、なんでも引き受けてくれた。
    ある日、建築中のビルの高い鉄骨の上で作業員が一休みしていると、頭の上で「おーい、でてこーい」という声がした。彼は空を見上げてみるが何もない。そして彼がもとの姿勢に戻ったとき、声のした方角から、小さな石ころが彼をかすめて落ちていった。しかし彼はそれに気づくことはなかった。
    簡単に言葉には表せない面白さを感じる本だった。最後の一行での鮮やかなどんでん返しに、自分の予想をことごとく裏切られる。「えっこれってどういうこと?」と思わず何度も読み返してしまう。たった数ページの中に、人間の果てない欲望や社会の矛盾が詰まっていた。
    人々が穴に物を捨て始めたときの、「つぎつぎと生産することばかりに熱心で、あとしまつに頭を使うのは、だれもがいやがっていたのだ。」という描写が、自分のなかにとても深く残っている。

  • 近未来とスパイと宇宙人。ショートショート。
    不思議な世界に迷い込んでしまったような錯覚を感じながら楽しめます。普段読書をしない人でも抵抗なく読める、文体には癖がなくて内容に癖がある一冊。

  • 久しぶりに読みたくなって読んだ星新一。小学生の時にはまって、近所の古本屋で20円で投げ売りされていた文庫本を片っ端から読んでいた。本を読むようになったきっかけかもしれない。児童書から文庫本へのきっかけというか。その頃は、文庫本は大人が読む本みたいでかっこいいと思っていた。小学2年生くらいの頃。
    星新一天才だなあと思う。おもしろい。天才。

  • ここから星新一にはまる。

  • 最後の一行を繰り返し読んでしまう。

  • 星新一ショートショートシリーズは、小学生の頃読んで以来読んでなかったけれど、短編集の中には他にもなんとなく覚えていた話がいくつかあり、懐かしさを感じると共に、星新一の短編物語のインパクトの強さに驚いた。SF、ファンタジー等様々なジャンルで描かれており、最後の一行で物語をひっくり返し、それでいて人間社会や人の欲望、また、それに従ったことによる未来の世界(進歩しすぎた技術など)を皮肉るようなものが多くあった。これについては解説にもあるように著者のユーモアのセンスがどうとか素人が迂闊に評価できないものだと各物語を読み終える度、ひしひしと感じた。中でも「月の光」「冬の蝶」「最後の地球人」は何か寂しさを感じるような、でも下手したら将来人類は本当にこんなことになってしまうんじゃないかと恐怖も感じるような印象に強く残る物語だった。

  • スマートで、ユーモアで、シャープな風刺にあふれた、星san自薦の50編。お気に入りは、サンタが主役?の『悲しむべきこと』。

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