マイ国家 (新潮文庫)

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著者 : 星新一
  • 新潮社 (1976年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098081

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マイ国家 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • お友達のご紹介で読んでみた、星新一。
    これはいい。愉快。
    読書嫌いに、ショートショートのこの文章量はたいへんありがたい。
    けれど、短い中に、素敵に、上手く、かつ強烈に、秘められている毒、それがたまらない。
    このアイロニー、いいよ!! 大好き!

  • やはりこれは表題作でしょう。最近どこかで似たような話を読みましたがこれが元祖です。朴訥とした表紙に反して内容は一種の狂人話です。

  • 独自の屁理屈的な思考で国家を築き上げようとしているこの本の最後のマイ国家が一番お勧めです!!

  • いつ以来の星新一か…
    こんなにもユーモアに溢れ、考えさせられ、クスッと笑い、ゾクッとし…
    息子に借りた本だけど、読んで良かった。
    好きな話は、
    いいわけ幸兵衛
    応接室
    調整
    国家機密
    ひそかなたのしみ
    服を着たゾウ
    など。
    どれも面白かった。

  • 読みやすかった。でも、なんか頭の片隅に残るダークさがあった。軽いけど、思い出す。って感じ。

  • どちらかというと「ボッコちゃん」の方が締まりの良い作品が多くて好きだったかも。ただ、こちらの方が変に訓戒染みた作品が少ないので、好みが分かれるかもしれない。特に「友情の杯」が好きだった。友か敵か、信頼か猜疑か。たった2〜3ページで展開されるこの題材は何百枚にも広げられるだろうなぁ。「いいわけ幸兵衛」も印象に残る。

  • 私の中で夏の訪れを告げる星さんの特装版。
    夏が来ました2016。

    藤子不二雄と星新一の見えている未来はとてもよく似てる。からこんな未来が来るんだろうきっと。
    ドラえもんが希望の象徴なら、星新一は警鐘の礎で、どちらも持っていたいと思う。

  • ショートショートですいすい読めます
    廃れないストーリーは今読んでも違和感なし

  • 催眠術をかけられるゾウの話が印象的
    人間であり続けることさえも意志や努力が必要なのか

  • 現代に潜む恐怖、超現実的な視線?

  • いちいちおもしろい。それだけ。いつまででも読んでいられる

  • ショートショートの奥深さ。

  • ショートショート31編が入っている本です。図書館で借りて読み終えました。
    面白かったのは「特賞の男」「うるさい相手」「いいわけ
    幸兵衛」「首輪」そして表題「マイ国家」。
    ぞくりとしたのが「死にたがる男」「夜の嵐」「子分たち」
    「雪の女」「ガラスの花」かな…。
    どれも秀作ぞろいで選ぶのに迷いました。
    本屋にあるのでまた買って読もうかな。

  •  私にとっての初めての星新一作品でした。ショートショートと呼ばれている通り、1つ1つがとても短く読みやすいものの、内容が深いものもあり、読みごたえがありました。
     その中でも、調整、服を着たゾウがお気に入りです。調整では、ロボットの不具合の調整でなく人間がロボットに合うように調整されるのが妙に現実味があって、すごいなと感じました。
     服を着たゾウは暗示により人間だと思い込むゾウの話です。そのゾウは人間とは何かよく分からなかったため人間について学びます。そのゾウが人間に対して言う言葉が深いなと感じました。人間ってなんなんでしょうね。

  • 星新一の変遷がこの一冊でわかる。多分今まで読んだ作品は比較的新しい(晩年に近い)ものだったのだろう。簡潔明瞭な叙述は研磨されたものだったんだな。星新一の物語って匿名性が高いんだね。それは無駄な記載が一切ないことの裏返しで。だからどこかしら童話のような普遍性も帯びている。この人の才能がそうさせたんだと思っていたんだけど、違う。この人の才能は富んだアイデアにあり、叙述はしっかりと洗練されていっているではないか。それはつまり、最初から書けたわけではないことを意味しているよね。やっぱり書けば書けるようになるんだろうなあ。

  • 短編集
    内容を一言で言うとプラマイゼロといったところ
    どことなく皮肉めいていたりくすりと笑えるものが多いです

    個人的にロボットに付きまとわれる話が好きw

  • 2014/11/23
    どの短編も秀逸。
    ▪️「マイ国家」
    「私は嘘つきです」という自己矛盾と同じような結末にたどり着くべく話を段々と狂気の方向にずらしていくプロットは巧妙で美しい。
    ▪️「服を着たゾウ」
    日頃自分が追求していることと同じ結論。
    やっぱり「人とは何か」を勉強することが素敵に生きる上で重要。
    ▪️「儀式」
    世界一無駄なモノと思われがちな「儀式」にも意味があるかもしれない、と考えさせられた。
    先人の知恵の積み重ねなのかもしれない、と。

  • 『うるさい相手』『いいわけ幸兵衛』『夜の嵐』『安全な味』『ねむりウサギ』『友情の杯』『雪の女』『服を着たゾウ』『マイ国家』がお気に入り。

    『服を着たゾウ』人間とは何か、人間なら何をすべきか

  • 星新一の世界がこの本の中に!

  • 寝る前に少しずつ読んでいこうと思っていたが、面白くて一気に読み終えてしまった。
    アイデアの見せ方がとてもうまく、こうくるのかーと一遍一遍感心しながら読み進めた。

  • 何度も読み返したくなる星新一の本。「雪の女」の切なさ、「友情の杯」の複雑な思い、「国家機密」の納得感。そして何と言っても「マイ国家」では、私たちの住んでいる国の内情が小さな国家に凝縮されて表されていて痛快。

  • 自分の家を国家にしてしまった表題作がブラックすぎな傑作。税金をうまい具合に持って行った奴の話とか笑えるが根底にあるのは世の中に対する作者の不信感ではなかろうか。そして衝撃のオチ!

  • さすが星新一。

  • 一話数ページのショートショートです。読んだことのある方も、初めて読む方も何度読んでも楽しめる作品です。
    子供からお年寄りまで、だれもが空想の世界を旅する事が出来ます。
    読書の楽しみの一つ、それは想像することだと思います。
    さあ、空想の羽を広げましょう。
    (提供者:ToMo(トモ)さん)

  • 国家とは?個人とは?
    星新一さん・阿刀田高さん・筒井康隆さんはワタシにとっての3大不思議作家です。この順になんだかわからない度はましてゆき、筒井さんではもうすごいことになります。
    この短編集では、
    「語らい」ほんの1ページと3行の短編ですが、う〜ん、こんなことが絶対ないとはいえないなという不思議な大短編でした。
    「マイ国家」表題作はしめに置かれています。国家とは?個人とは?これはいったいなんなんなん?

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マイホームを"マイ国家"として独立宣言した男がいた。訪れた銀行外勤係は、不法侵入・スパイ容疑で、たちまち逮捕。犯罪か?狂気か?-世間の常識や通念を、新鮮奇抜な発想でくつがえし、一見平和な文明社会にひそむ恐怖と幻想を、冴えた皮肉とユーモアでとらえたショートショート31編。卓抜なアイディアとプロットを縦横に織りなして、夢の飛翔へと誘う魔法のカーペット。

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