- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101098098
感想・レビュー・書評
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どの話も少し現実場離れした世界が舞台だが、そうした舞台で繰り広げられる話がどこか現実にも繋がっている部分があってドキッとさせられる。
「ひとつの装置」「週末の日」がお気に入り。
星さんのショートショートは軽快な文体で微妙な後味の悪さがあるのが好きだなと思う。結末を読むと「あーあそうなっちゃうか」と思うと同時に、どこかにやっとするような気持ちになる。 -
『妖精配給会社』『ひとつの装置』『銀色のボンベ』『分工場』『終末の日』がお気に入り。
試験の合間に『おみやげを持って』を読んでしまったのが、今でも印象に残ってる。 -
(短いので忘れてるってこともあるが)何度でも楽しんで読める。『ひとつの装置』がベスト。
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作者にしては珍しく中国を舞台にしたホクロの話が面白い。ここまでドライだと痛快。
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短編がごっそり、で読むのが止められない状態に。
最初の福の神、には驚きでした。
想像するイメージと違う…のもありますが、世界樹立。
神様もそんな競争してるのか、と脱力。
表題の配給会社は、想像するとぞっとします。
が、人間隣に居て甘い言葉ばかりかけてくれる存在を
そう手放せるものでもないですし、想像通りならば
きれいさっぱり相手の思考にしたがって終了、かと。
一番怖いのは、ボタン星人、かと。
タダより安いものはない。
授業料にしては、かなり高額を払わされた状態です。
でもまぁ、こんな状況になるとは思いませんし…ね。 -
皮肉。優しさ。でも皮肉。妖精に相当する何かは現実にも存在してるきがする