夢魔の標的 (新潮文庫 ほ 4-13)

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著者 : 星新一
  • 新潮社 (1977年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098135

夢魔の標的 (新潮文庫 ほ 4-13)の感想・レビュー・書評

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  • 読書録「夢魔の標的」4

    著者 星新一
    出版 新潮社

    P109より引用
    “他人にとっては、単なる人形だが、私にとっては必要欠くべか
    らざる商売道具なのだ。”

     腹話術師を主人公とした、長編SF小説。
     少し気持ちに不安感をかかえ、易者の前に座った主人公。しか
    し、易者は上手く占うことが出来ず、主人公に話し続けることが
    出来ないのだった…。

     上記の引用は、人とぶつかりかばんを持ち逃げされた場面での
    一文。その人にとって何が大切であること言うのは、千差万別の
    のだから、どんなに大した事がなさそうなものであっても、ぞん
    ざいに扱ってはいけないように思います。
     人前で何かを演じるという事を職業にするのも、なかなか大変
    そうですね。人混みでさえ好きではない私には、きっと務まらな
    いでしょうね。

    ーーーーー

  • 今まで私は、ショートショートしか知らなかった星新一の長編SF。

    前半の引き込まれ感から、終わり近くの疾走感が良かった。

    ただ、結末の展開は、ちょびっと物足りなかったなぁ。
    もう少し、クルコちゃんの存在を明確にしてほしかったかなと…。

    でも、全体的にとても読みやすい。

  • ショートショートが有名だが私は長編もオススメしたい。ショートショートでは味わえない、何が現実なのか、何が幻想なのか、判別のつかない不可思議な世界にじわじわと惹きこまれていく。この作品も全てが幻想と切ることも出来るのだが、そうしたくない魅力がある。

  • 何かもぞもぞ気になるか感じだが、最後まではっきりしない

  • 小学校6年生のとき、駅のキオスクでたまたま買って、すっかり星新一ワールドのとりこになったきっかけの本。数日前、なぜか無性に読みたくなって、Amazonで中古を購入、現在は絶版のようだ。
    星新一の数少ない長編のひとつでいま読み直しても純粋に面白い。

  • 中学の朝読書で読んでから
    たまに読み返す。

    初めて読んだ時は怖くてしかたない
    っていう感じやったのが
    だんだん面白くなってくる。

    ショートショートも好きやけど
    長編もいい。

  • 小学校5年生の時に読んだ記憶がある。それ以前に星新一氏の作品は数冊読んでいたので軽い気持ちで読み始めたのだが…長編且つ難解なストーリー展開。そして、当時の自分にとっては夜うなされるほど怖かった(笑)10年以上経った今、もう一度読み直して星ワールドを新たな視点から捉えてみたい。

  • 初めて星新一の長編を読んだ。これは難しい内容だった。やはり、星新一はすごいのだと思った。SF作家の王様か!?

  • 腹話術師の主人公の身に起きた変事……それは、人形が腹話術師の口を使って勝手にしゃべるという異常な状態だった。星さんらしい軽い文章で世界の危機を描いているが、はたして本当に主人公の周囲に現実として起きたことなのかどうか、読んでいてわからなくなった。素直に世界に忍び寄る恐怖と受け取ることもできるし、一人の人間の自己崩壊とも受け取れる。そういう目で見れば、タイトルもなるほどと思ってしまった。

  • 腹話術という設定が面白い。

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