ブランコのむこうで (新潮文庫)

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著者 : 星新一
  • 新潮社 (1978年5月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098159

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ブランコのむこうで (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 星新一のショートショートにハマってた時期があって久しぶりに読んでみた…でもあまりピンとこなくて読むのに時間かかってしまった〜

  • ある日学校の帰り道に、「もうひとりのぼく」に出会った。
    鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。
    信じてもらえるかな。
    ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけていった。
    その子は長いこと歩いたあげく知らない家に入っていったんだ。
    そこでぼくも続いて中に入ろうとしたら……。
    少年の愉快で、不思議で、すばらしい冒険を描く長編ファンタジー。

  • H28.10.13 読了。

    全くどんな話か知らずに読んだ。
    星新一さんの作品=ショートショートだと勝手に思っていたからか、中編作品ということにガッカリした。
    N氏出てこないのかよ!

    夢の中を旅する少年の話。
    以上。

    って感じ。

    一応各夢毎にちょこっと話が解決したり、救いはあるような、ないような。
    かと言って、その夢を通して「ぼく」の心が成長していく、って訳でもなく。

    結局夢の旅して、なんやかんやあって、なんだかよくわからないけど、元に戻りました。
    って話なんだよなぁ。

    正直、読み進めるのが苦痛で、
    昨日レビューした、百田さんの「幸福な生活」の方が読み始めたの後なのに、
    読み終えたのはこっちのが遅かった。

  • 星新一が好きだけど、星新一のショートショートのファンとしては、これまで意識的に避けてきたのが本書。
    実際に読んでみると、ショートショートの技法がうまいこと応用されていて、秀作だという印象。
    これ、「ハイペリオン」みたいに、長大な物語に変身させれるんじゃないかなと思ったりする。

  • ある日学校の帰り道に、「もうひとりのぼく」に出会った。
    鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。
    信じてもらえるかな。
    ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけていった。
    その子は長いこと歩いたあげく知らない家に入っていったんだ。
    そこでぼくも続いて中に入ろうとしたら……。
    少年の愉快で、不思議で、すばらしい冒険を描く長編ファンタジー。

  • ショートショートではなく、一冊の長いストーリーです。
    不思議な夢の世界を歩き回る様は、読んでいて何とも言えない感覚になります。
    ゲームのLSDやゆめにっきを連想しました。

  • 夢の世界の「僕」と入れ替わってしまい、いろんな人の夢を旅する話。かわいい文体でするする読める。ネットで読んだことのあるパラレルワールド体験を思い出した。もっとも、そのネット投稿に「星新一のショートショートみたい」ってコメントがついてて読んでみようと思った部分もあるのだけど。

  • 「ぼく」から語られるので、文章が柔らかく優しい。
    でもちゃんとその中には深い意味があって、大人でも楽しめる。

  • とある体験をきっかけに、人の夢に入り込んでしまった少年。
    抜け出せる方法はみつからず、夢から夢へ移動を繰り返す。
    様々な人間の深層心理を夢の登場人物として体験し、人生の大切な部分を学ぶ。

    現実世界と願望のギャップ。
    夢は精神衛生上の調整を行うという説に、一致する。
    少し教訓じみた感は否めないのは、それは少年の成長譚だからでもある。

    作品は、9人あるいは、10人のエピソードを詰め込めたオムニバスとも取れる。
    要所要所に、SF色の描写も散りばめられている。
    たとえば、アカシックレコードといえる場面。
    共通意識で学習する場面で、模範を示そうとする少年の行動は興味深い。

    索引や目次がないので、当初はチャプターが幾つまであるか分からない。
    ここも、先入観を与えないという作者の意図が感じられる。
    そして迎える、最終チャプター。
    夢の中の出来事は、果たして夢なのか現実なのか。
    この読後に与える余韻が、星新一の魅力のひとつであろう。

  • 星新一さん。
    有名な方なのに、初めて読んだ。
    でも、どうして有名になったんかうちには読んでみてもわからんかった。
    でも、これはまた年とったらわかってくるんかな。

  • 子どもの頃見ていたTVアニメのような、ビターテイスト。
    言葉遣いの美しさと、〝ぼく”の精神性の高さが、不思議な物語をさらに異次元へと導く。少々甘めのカバー装画には違和感あり。

  • 星新一さんの作品はたくさん読みましたが長編は初めて読みました。これを教えてくださった京都の本屋さんに感謝。とても上品なファンタジーです。益々好きになりました。

  • 星新一さんの本は初めて読みました。
    大人が読むファンタジーと聞いてましたがまさに!って感じだった。

    星さんの書く本をまた読んでみたいと思いました。

  • 星新一さんの描くファンタジー。夢の中って願望が出るんだよなぁ。

  • ショート・ショートで有名な星新一の長篇作品。著者の長篇は個人的には初体験である。ただ長篇とはいっても、中身は章ごとに隔たりがあり、短篇に近い。さしづめ星版『夢十夜』といったところか。雰囲気はいかにも星らしく、独特のファンタジイのテイストが全体的に描かれているなかで、鋭い批判というかそういう深みのある社会派めいた箇所もあり、星ワールドが凝縮されている感じがする。むしろ、ショート・ショートよりも直截的にそういった内容を味わえ、より凄みを感じる。人物描写などをみるに、これだけの観察眼をもっていなければ、あの短い作品を書くことができないのだなと思った。ストーリイとしてはそこまで特別なものもなく、小説としてはそれなりの評価しか与えられないが、なによりも星新一の人物像、小説家としての精神や技術を如実に読み取ることができる作品として、読んでいて楽しさがあった。

  • いい本だ…。星さんはショート・ショートだけじゃなく、こういう本も書けるんだよなぁ。すごいです。

  • ストーリー
    ある日学校の帰り道に、「もうひとりのぼく」に出会った。鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。信じてもらえるかな。ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけていった。その子は長いこと歩いたあげく知らない家に入っていったんだ。そこでぼくも続いて中に入ろうとしたら……。少年の愉快で、不思議で、すばらしい冒険を描く長編ファンタジー。

  • 主人公(小学生)の語り口調で書かれていて、実際に彼と話しているような気分にさせてくれる。
    「夢の国」に閉じ込められた主人公が、色んな人の夢の中を旅するという内容で、少し「キノの旅」に似てるような作品だなと感じながら読みました。
    おじいさんと石のくだりが個人的に好き。

  • 夢の世界と現実の世界、こういうストーリーは好きだ。
    かしこくて、素直で、所どころ敬語で話す「ぼく」がかわいい。
    特に彫刻を彫りつづけるおじいさんの話がよかった。
    人生について、いいことが書いてあった。

    タカマガハラを読みたくなった。

  • ショートショートで有名な星新一さんの長編。
    中学生のときに読んで、物語の作りや思想に感動して思わず購入。その年の読書感想画も文もこれ描(書)きました。
    長編とありますが実際はショートショートや短編の集まりのような感じ。

  •  彫刻の夢の話が好きです。若い頃は美しい女性を、その次は竜を、年をとってからは自分自身を、そして死を前にした今、道の小さな穴に詰める石を彫刻しているおじいさん。短い話なのに、人生とはどういうものか、十分すぎるほど書かれています。
     赤ちゃんの話も良かった。生き物は地球から、宇宙から生まれてくる。人は赤ん坊の頃、地球の記憶を、空や大地の記憶を夢に見るのだ、なんて……。こんな壮大なテーマが簡単な言葉で、面白く書かれている。単なるファンタジーと思って油断していると、突然心臓をつかまれる。そんな作品です。

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