ひとにぎりの未来 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.58
  • (76)
  • (100)
  • (241)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 1550
感想 : 78
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098210

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • このところ隙間時間に読んでました。
    星新一先生は本当に凄い。未来がまるで見えているかのようなストーリーに本当ドキドキする。見れば発行は昭和55年ですってよ。ブラックユーモア溢れる作品たちは永久ですね。

  • NHKで放送された星新一のショートショートでとても印象深かった「はじまり」が収録されていたので読んでみた。
    原作も素晴らしい。表現が的を射ている。

  • 久々の星新一さん。やっぱり面白い!

  • よく考えさせられ、楽しめるSFショートショートセレクションだった。

    この中の何話かは、将来現実になるかもしれない。

    あらためて人間について
    考えさせられた一冊でした。

  • 有り得ないと切り捨ててもいられない近未来。からりとしたタッチで描かれた短編集。ものの4~5ページに詰め込まれている淡々とした出来事が呼び起させる危惧、危機感の広がりがとめどない。各ストーリーの最終ページで必ずなされるオチを信じられるから、だからいまはまだ。

    便利でもなんでもない矛盾。
    果てしない地道な手作業が、大事なんだなぁ。

    それにしても、「地球人」の話とか「宇宙」や「円盤」の世界に浸かってみると人間を客観視したみたいな気分になって、なんだか可笑しくなった。レポートに苦しんでいる自分とかね。手作業手作業!

    この本の出版年が1969年なことに驚き。

  • ショートショート

  • 今の時代で問題になっている事柄を違った視点で(地球の外から地球を俯瞰している感じで)書いていてとても面白かった!

    それにショートショートでいろんな話があって飽きずに楽しめたと思う♪

  • 手軽にサクッと読めるのがショートショートのいいところ。ただ、星新一は妙に保守的なところがあってげんなりさせられることがある。高度に文明化された未来社会という設定なのに「男が外で働き、女が家を守る」という性別役割分担がなぜかそのままだったり…それは違うだろ!と突っ込みたくなる。

  • 爽快だった。短いのに一話一話入り込んじゃう。

  • 30年くらい前に読んだ。
    ショートショートに驚く。

著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

星新一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×