未来いそっぷ (新潮文庫)

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著者 : 星新一
  • 新潮社 (1982年8月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098265

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未来いそっぷ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 『アリとキリギリス』『ウサギとカメ』など、誰でもごぞんじの寓話の世界。
    語りつがれてきた寓話も、星新一の手にかかると、ビックリ驚く大革命。
    時代が変れば話も変るとはいえ、古典的な物語をこんなふうに改作してしまっていいものかどうか、ちょっぴり気になりますが―。
    表題作など、愉しい笑いと痛烈な風刺で別世界へご案内するショート・ショート33編。

    星新一さんのショートショート。
    短い物語の中でちゃんと奥行きがある不思議。
    星さんのショートショートの天才的だと思う。

    その短い世界観の中で読者に見せる部分。書かれていないけれどそうであるだろうと想像させるような文体。
    入り込みやすくて面白い。
    案外将来こんな世界のひとつになっているかもしれないとか思ってしまう。
    登場人物みんななんだか憎めない。

    シンデレラ王妃の幸福な人生
    やさしい人柄
    いい上役
    夢の時代
    不在の日

    が好きなショートショートです。

  • SFの多い星新一作品の中でも、動物や天使、サンタなど空想の
    生物などが出てくる作品を集めた短編集。楽しかった!

  • リアルタイムで読んでいた時はまさに夢物語だったものがいくつも現実になっていたり、現実的になってきていたり。もちろんたっぷり効いている皮肉が大きな魅力であることはかわりません。

  • 2015年5月15日読了。積読になっていた星新一のショートショート。「ボッコちゃん」など何冊かは読んでいるが、千以上という数は膨大で私の未読のものはまだまだあるようだ…。前半は、イソップやグリム童話をシニカルに解釈した童話が続くが、途中からは普通の半SFショートショートが続く、著者が飽きたのかネタが尽きたのか、あるいは「童話のパロディばかりが連続していても読者は飽きるだろうな」と読んだのか?たまにイマイチな話も混じっているが、それはそれで「いい息抜きになる」という効果もあり、総じて見ると高品質で、楽しく読んだ。

  • 想像力がものすごい!あらゆる角度から物事を見てみると、普段は見えないものが見えてくる。自由に想像することの楽しさを教えてくれる本。

  • 星新一さんの本は初めて読んだ。
    面白い。
    純粋な皮肉、っていうとおかしいかもしれないけど、まさにそんな表現をしたくなるくらい、自分にはない発想の物語が多くて、もっともっと読みたい、と思ってしまった。

    全部印象的だったけれど
    シンデレラとある夜のお話と不在の日が得にキてた。

  • 大大大満足! 面白いおもしろいっ!!!
    33編を全く飽きることなくテンポよくすらすら読めた。1ページからのショートショートにギュッと凝縮された輝かんばかりの物語を、ひたすら楽しめた! 33編もあったら単調な、同じような話ばかりなら絶対飽きちゃうと思うんだ。でもこの本はそんなことなくて、そりゃ全く違う話ばかりとは言えないかもしれないけれど、でも読んじゃう! 読ませる、ではなくてついつい読んでしまう、そんな本!
    弾けんばかりの魅力が詰まって、でもチクリと風刺するシニカルさがスパイスとなって、考えさせられる面も持つ。なんて贅沢で素敵な本なんだろう!
    普段読む小説とは色々違って、でもこんなに一話一話が短いのに、与えてくれる喜びとピリッとした社会的な面は、そこらへんの小説よりも強い!
    ひたすら満足。宝箱を開けた気分になった。

  • 『地球から来た男』が意外に面白かったので次に手に取ってみた本。この本の作品が世の中に出たのが80年代と知ってなんかショックを受けました。イソップ童話をベースにしたショートショートを除けば、コンピューター、ロボット、つまりは機械とか先端技術に類するものを扱った話が多い。で、皮肉っぽいのも多い。最後の「たそがれ」なんかは皮肉を通り越して物悲しい。

  • イソップ童話のパロディが8作と、創作童話が31作。
    どれも短くて読みやすいです。

  • 今年もやってきました星新一の夏、特装版祭開催です。

    「ある夜の物語」を、初めて知りました。
    星さんの未来は警鐘と皮肉とユーモアに溢れているけど、
    でも誰よりも優しい世界を願っている人なんだなと、知りました。

  • 【あらすじ】
    『アリとキリギリス』『ウサギとカメ』など、誰でもごぞんじの寓話の世界。語りつがれてきた寓話も、星新一の手にかかると、ビックリ驚く大革命。時代が変れば話も変るとはいえ、古典的な物語をこんなふうに改作してしまっていいものかどうか、ちょっぴり気になりますが―。表題作など、愉しい笑いと痛烈な風刺で別世界へご案内するショート・ショート33編。

    【感想】

  • 「ある夜の物語」は名作。
    あと「余暇の芸術」はすごい!まさにネット社会、今こういうSNSに参加しているみんなを皮肉っているようだ。

  • 2017.02.12

    星新一さんのショートショート面白い
    隙間時間に読んだけど、風刺といいますかとんちといいますか、それが効いていて絶妙です
    特に愛社精神が強い聖人のような男の話が面白かった 人徳以上に強いものはない
    あと1番最初のアリとキリギリスの話と、ライオンとネズミの話!
    夢のようにふわふわした気持ちにさせられる話だった

  • 移動時間で読もうと思い購入。
    移動中の数時間で読み終わりました。
    ショートショートってこんな感じなんだと。
    適度に頭を使い笑いもあるのでさらっと読みたい気分の時には最適だなと思います。

  • 本を読んだときに深く考察してしまう人には、良い気休めになると思う。

    適度に考えて、適度に流せる感じ。
    短編だからすぐ頭を切り替えられるし。

  • 図書館で偶然見つけて、思わず手に取って借りた本。

    今回も、ショートショートということで、短めの作品が揃っています。
    (短編ではありますが、一部、ちょっと長めの作品あり)

    「未来いそっぷ」の名の通り、冒頭の7話はイソップ寓話のパロディとして、イソップ寓話をベースにした近未来的なSF作品となっております。
    その次の作品には、シンデレラのその後のストーリーなど、おとぎ話好きにはたまらない一冊です。

  • イソップ物語が現代だったらあるいはつづきはといったはなし。短編。
    おもしろいが途中から元ネタがわからなくてやめた。
    C0193

  • 前半はイソップ物語を含む有名な童話を星新一が面白おかしく書き換えたものになっている。一見ふざけているようにも見えるが、実際の童話よりも現代的になっており、現代の日常生活を風刺するようなものになっている。
    後半は星新一オリジナルの短編小説が約20書かれている。どれも結末が自分の考えていた結末とは違う方向にすすんでしまったので、最後まで飽きることなく読むことができた。短編小説なのでちょっとした隙間時間等にも読むことができるのでおすすめ。文章も簡単なのでぜひよんでほしい。
    本館一階西書庫 914.6llHo
    shori

  • ショートショートという分野の作品を読んだのは初だけど個人的には長編小説が一番かな
    作品に関しては30年以上前の人間の未来に対するイメージが見えて面白いと思った

  • 懐かしい、星新一先生のショートショート。
    私もNHKの『ショートショート劇場』から入ったのですが、イソップ物語がはちゃめちゃになっているのが面白い。
    先生のいつものブラックユーモアが効いているショートショートも引き込まれます。
    すごいなぁ…後年にまで評価の高い本となると信じています。
    特に「底なしの沼」「いい上役」「おカバさま」「企業内の聖人」「ある夜の物語」「不在の日」「たそがれ」がよかったです。

  • 「電話連絡」と「やさしい人柄」が好きです。
    短編集なので、さくっと読めます。
    電車通勤の方におすすめです!

  • ショートショートがとても素敵です。奇想天外の結末や社会を風刺した作品に色々考えさせられます。

  • これもやっぱりよかったね。
    「いい上役」が好き!素晴らしいねぇ。

  • 他作品よりももっと時代が古い感じがしたけど、意外にも中期くらいの著作。宇宙のあいさつよりも後に書かれているのか。SFっぽさが他よりも低め。

  • 一つの話が5分〜10分くらいで読める短編集。
    短いのに印象に残る話が多かった。
    後味の良いものから悪いものまで幅広く、星新一さんの本は初めて読んだけど作者の話作りの上手さはとても伝わってきた。

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